【FGO】満を持して奏章に登場、ラニの魅力解説!!

奏章の予告映像でも話題になった、ラニという人物

FGO もいよいよ新しい展開となり、奏章のシナリオが始まりましたね。

予告映像の段階で様々な考察をした方もいらっしゃるでしょうし、ペーパームーン……直訳すれば「紙の月」を中心とした舞台で物語がどう進んでいくのか、期待と不安が半々という方が多かったのではないでしょうか。

さて、そんな予告映像には様々な文字が流れましたね。

そして、とある人物の名前に沸き立った方も多いのではないでしょうか。

ラニ。

Fate 作品を語る上で欠かせないヒロインの一人である彼女について、ご紹介させてください。

  1. 初出作品は「Fate/EXTRA」、月の聖杯戦争でのヒロイン
  2. アトラス院から送り出されたバーサーカーのマスター
  3. コラボも行われた CCC では爆発する個性!

FGO で初めて彼女に出会った方も、初出作品から彼女を好んでいる方々も、よろしければどうぞ。

奏章のネタバレ……という程のものはございませんが、多少触れているところもありますのでお気をつけください。

この機会に一人でも多くの方が彼女の魅力を知っていただけると嬉しいです。

記事そのものは5分程度で読み終わるものとなっておりますので、周回の気分転換にでも!

そもそも、ラニって誰?

FGO から Fate 作品に触れた方の中には、「なんか周りが沸き立っているけど、ラニって誰?」という方も少なからずいるのかもしれませんね。

彼女が出ている作品に触れようにも、若干入手難易度が高いというのもありますし。

ラニ、初出作品の名前を使用するならばラニ=Ⅷは、「Fate/EXTRA」とその続編、「CCC」が主な活躍の舞台です。

ソフトが PSP、もしくはダウンロード購入での VITA ということもあり、現在彼女の人柄に触れやすいのはアニメの「Fete/EXTRA Last Encore」ということになるのですが、月の聖杯戦争を知らない方にはとっつきにくい作品だと思います。

現在、リメイク版が開発中なので期待しておきましょう。

アトラス院出身のホムンクルス

そんなラニ=Ⅷ、その思考や口ぶりから奏章に触れた方や、他の Fate 作品に触れている方は察していただけると思いますが、彼女もアトラス院出身です。

なので、同じアトラス院出身のシオンとの会話が非常にスムーズだったわけですね。

ですが、ペーパームーンでの彼女が人間ではなかったように、元々の彼女はアトラス院で作られたホムンクルスです。

フルネームはエルトナム・ラニ=Ⅷ。

彼女を作り、育てた錬金術師の名前はシアリム・エルトナム・レイアトラシア……どこかで似たような名前を聞いたことがあるような気がしますが、様々な世界を持つ Fate 作品のひとつの関係性として見るべきでしょうね。

月の聖杯戦争での活躍

月の聖杯戦争では、バーサーカーである呂布を従えての参戦をしている一方、主人公へ助言などをしてくれるヒロインの一人です。

占星術の得意な彼女のおかげで切り抜けられた場面も少なくありません。

因みに、時計塔やアトラス院などで多少なり魔術を教わっている魔術師ならば、「今現在のホロスコープをすぐに頭に描ける」くらいのことは当たり前に出来ることが「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」で明言されているので……魔術師である彼女が占星術を得意とするというのは相当なものということです。

サーヴァントが呂布なのは、彼女が呂布のお嫁さんの面影があったとか……なので、陳宮が登場した時に一部のファンが思ったことは「ラニの疑似サーヴァントじゃなくてよかった」だったりします。

月の聖杯戦争では、触媒を使っての召喚ではなくムーンセルが行うお見合いシステムとでも言いますか、マスターに縁や性質が合うサーヴァントがあてがわれるシステムですからね。

ラニは自分を作った師の教えを受けて聖杯戦争で起こした行動がルート分岐になるわけですが、それも自己犠牲を良しとしたものでした。

続編の CCC では……?

非常に真面目なラニですが、続編の CCC では作品の方向性もあって彼女もはっちゃけています。

一時的に記憶を無くし、BB に協力した彼女は月の表では見せない心の奥に秘めた物事をさらけ出してしまうんです。

(そういう作品なので、女性キャラだけでなく無銘や英雄王など一部の男性サーヴァントにもそうしたシステムが……)

彼女の場合は、「自分が管理してより良くなるのなら、自分が管理するべきだ。管理してあげなければ」というような気持ちであったり、とある人物から「最強厨」と呼ばれてしまうようなものだったりするのですが。

因みに、最強厨というものが暴かれたきっかけはチェスでした。

そして、最強厨と名付けたのは惰性でゲームが出来てしまう、インドアを越えた引きこもりのジナコ。

FGO では、既に疑似サーヴァントとして登場していますね。

それから、CCC の彼女といえば……主人公に対して「ぱんつ はかせ ない」と言い切るようなことさえあります。

初めてラニの姿をちゃんと見た方々は、彼女の服装に少し驚いたかもしれませんが……身に着ける意義を本人が感じていないので、ああいう服装でも構わないというところでしょうか。

奏章での彼女も、彼女らしく在ったもの

別の作品に出ていた人物が FGO に関わる時、変化無しに出てくることはありません。

キアラさんだって、だいぶ規模や行動がマイルドになっていますから。

ラニも同じように、AI として奏章に現れました。

けれどそれでも、言葉の端々や、思考や言動は間違いなくラニであり、あの場所を管理する存在として彼女は彼女なりに、待ち受ける結末を受け入れていることも含めて、ラニだったなあと思います。

終わりを回避するために、自分をその計画の式に組み込んで。

自分はどうなろうとも、と。

そういえば、奏章で使用されていたラニメントという響きにも彼女が関わった作品の影響を感じますね。

あの時はサクラメントでしたが。

もしも、EXTRA や CCC を遊べる環境がある方は触れてみてください。

彼女の在り方を、知っていただけると幸いです。

ところで……ここまで月の関係者が出ているけれど、あの人は?

さて、FGO では様々な作品に出ていたサーヴァントは勿論、マスターたちも疑似サーヴァントとして物語に関わってくることが珍しくなくなりました。

今回もこうしてラニと出会えましたし。

ところが、存在は前々から……主にハロウィンの時期に大暴れする犯人やその関係者から、ちらほらと話題には上るものの FGO に参加する気配のないサーヴァントがいます。

月の聖杯戦争関係者である、アルキメデスです。

増えたエリザベートに会いたくないのだろうな、とは思いますがファンとしてはそろそろ諦めて出てきてほしいものですが。