元素反応「過負荷」の全てをこの記事に詰め込みます。
元素反応大全【過負荷編】と題して、「過負荷」について徹底解説します。
過負荷は序盤では扱いやすい元素反応として人気ですが、より高いダメージを追い求める、中~終盤においては少し敬遠されがちな、不遇の元素反応でした。
しかし、Ver.4.3でのシュヴルーズ登場により、過負荷の評価が一変しました。
注目の元素反応「過負荷」、その全てをこの記事に詰め込みます!
- 過負荷の基礎知識を学ぼう!
- ダメージ計算で過負荷を深堀り!
- 過負荷革命!シュヴルーズの能力
- おすすめの過負荷パーティーを紹介
この記事は5分ほど読み終わります、ぜひ最後まで読んでいってくださいね♪
過負荷の基礎知識
過負荷は炎と雷で起こる元素反応
過負荷は炎元素と雷元素の組み合わせで発生する元素反応です。
「炎元素が付着した敵に雷元素攻撃を当てる」or「雷元素が付着した敵に炎元素攻撃を当てる」ことで過負荷が発生します。
では、その特徴を見ていきましょう!
過負荷の特徴
過負荷には、以下の特徴があります。
- 追加ダメージ型の元素反応
- 強力な範囲爆発ダメージ
- 良い点:敵を吹っ飛ばす
- 悪い点:敵を吹っ飛ばす
「良い点と悪い点が一緒?」って思いますよね。
1つずつ解説していきます。
追加ダメージ型の元素反応
追加ダメージ型 | ダメージ増幅型 |
---|---|
過負荷、感電、超伝導、拡散、燃焼、開花、氷砕き | 蒸発、溶解、激化 |
元素反応のダメージには、大きく2種類の型があります。
「追加ダメージ型」と「ダメージ増幅型」です。
過負荷は追加ダメージ型に属し、反応を起こした攻撃には依存しない固有の追加ダメージを発生させます。
強力な範囲爆発ダメージ
過負荷の特徴は、範囲爆発ダメージであること。
敵が密集している場合、複数の敵に同時にダメージを与えることもできます。
ダメージ計算で用いる係数の数値が大きいこともあり、比較的高いダメージが出しやすい元素反応です。
また、爆発のエフェクトには爽快感があり、扱っていて気持ちいい!というのも、1つの特徴かもしれません。
良い点:敵を吹っ飛ばす
爆発ダメージには、敵を吹っ飛ばす効果があります。
小さい敵は文字通り吹っ飛びます。
大きな敵でものけぞらせることができます。
敵の行動を中断することができるため、連続で過負荷を発生させれば、一方的に攻撃し続けることも可能。
これが良い点ですね。
悪い点:敵を吹っ飛ばす
敵を吹っ飛ばす効果は、一方で悪い点にもなります。
「敵を吹っ飛ばす」=「敵の位置が変わる」です。
意図せず敵の位置が変わり、攻撃範囲の外に出てしまうことがあるのです。
これにより、「連続で攻撃したいのに敵を都度追わないといけない」「渾身の元素爆発が不発に終わってしまった」など、吹っ飛ばす効果はデメリットにもなり得るわけです。
過負荷ダメージの仕組み
次に過負荷ダメージの仕組みを、計算式で詳しく見ていきましょう!
過負荷のダメージ計算
過負荷が属する追加ダメージ型の元素反応には、共通のダメージ計算式があります。
特徴として、反応を起こした攻撃に依存しないため、攻撃力や会心系ステータスの影響を一切受けません。
その代わり、反応を起こしたキャラのレベルが影響し、ダメージが決まります。
ダメージ計算式は以下の通りです。
【元素反応ダメージ】
= 元素反応係数 ✕ キャラレベルごとの反応固有値
✕ (1 + 元素熟知の反応ダメージボーナス + 装備の反応ダメージボーナス)
✕ 敵の元素耐性補正
計算式に登場する4つの要素について詳しく見ていきましょう。
- 元素反応係数
- キャラレベルごとの反応固有値
- 元素熟知の反応ダメージボーナス
- 装備の反応ダメージボーナス
元素反応係数
元素反応係数は、元素反応に設定された係数です。
元素反応ごとに以下のように設定されています。
燃焼0.25 < 超伝導0.5 < 拡散0.6 < 感電1.2 < 氷砕き1.5 < 過負荷2.0 = 開花2.0 < 超・烈開花3.0
過負荷の係数は2.0です。
他の元素反応と比べ、比較的数値が大きめに設定されていることがわかりますね。
キャラレベルごとの反応固有値
追加ダメージ型の最大の特徴は、ダメージがキャラのレベルに依存することです。
それにあたるのが、キャラレベルごとの反応固有値。
レベルごとに設定された数値がダメージ計算に反映されます。
もちろんレベルが上がるごとに、その数値も大きくなります。
各レベルごとの固有値は以下の通りです。
レベル | 固有値 |
---|---|
1 | 17.17 |
20 | 80.58 |
40 | 207.38 |
50 | 323.60 |
60 | 492.88 |
70 | 765.64 |
80 | 1077.44 |
90 | 1446.85 |
元素熟知の反応ダメージボーナス
元素熟知の反応ダメージボーナスは、元素熟知に応じて得られる補正値です。
元素反応を起こしたキャラの元素熟知を参照し、その数値が計算されます。
元素熟知を上げるほど数値は大きくなりますが、元素熟知1あたりの価値は徐々に下がっていきます。
追加ダメージ型の補正値は、以下の計算式で算出できます。
16 ✕ 元素熟知 / (元素熟知 + 2000)
装備の反応ダメージボーナス
装備の反応ダメージボーナスは、武器や聖遺物により得られるボーナス補正値です。
元素熟知の反応ダメージボーナスに加算される補正値として扱われます。
「雷のような怒り」の4セット効果「過負荷、感電、超伝導、超開花反応によるダメージ+40%」などが、それに該当します。
過負荷に革命を起こしたシュヴルーズという存在
Ver.4.3後半で、「シュヴルーズ」というキャラが実施されました。
なんと、原神初の過負荷をメインウェポンとしたキャラです。
「過負荷革命!」とまで言われるシュヴルーズの性能を紹介します。
- 過負荷発生で炎・雷耐性デバフ-40%
- 過負荷発生後スキル長押しで炎・雷キャラの攻撃力UP
- スキル使用でHP継続回復
- 完凸効果で炎・雷ダメバフ+60%
過負荷発生で炎・雷耐性デバフ-40%
シュヴルーズは、過負荷反応の影響を受けた敵に、炎と雷耐性のデバフを付与することができます。
継続時間は6秒、デバフの効果は-40%、と非常に強力な能力です。
ただし、発生には条件があり、炎と雷キャラのみでパーティーを編成する必要があります。
炎キャラのみはNGで、少なくとも1人ずつ炎と雷キャラをチームに加えることが条件です。
過負荷を主体として戦うシュヴルーズにとっては、そこまで厳しい条件ではないですかね。
過負荷発生後スキル長押しで炎・雷キャラの攻撃力UP
シュヴルーズは、チームキャラが過負荷を起こすと「マグナムブレッド」を獲得します。
スキル長押しでマグナムブレッドを消費し、強力な射撃を行うと同時に味方の炎・雷キャラに攻撃力バフを配ります。
バフ量はシュヴルーズのHP上限に依存し、最大で+40%まで上昇します。
スキル使用でHP継続回復
シュヴルーズがスキルを使用すると、表に出ているキャラのHPを継続回復してくれます。
回復量は、シュヴルーズのHP上限に応じて決まります。
火力サポートに加え、十分な回復量を持つヒーラーの側面も持つシュヴルーズ。
いたれりつくせりな性能です。
完凸効果で炎・雷ダメバフ+60%
完凸までいけば、さらに炎・雷元素のダメージバフ+60%を味方に配ることができます。
ここまで来ると、お世辞抜きの超強化サポーターへと進化します。
おすすめの過負荷パーティー編成例
ここからはおすすめの過負荷パーティーを紹介します。
過負荷編成の参考にしてみてください。
宵宮メインの過負荷編成
- 宵宮:メインアタッカー
- シュヴルーズ:火力サポーター、ヒーラー
- 八重神子:サブアタッカー
- 北斗:サブアタッカー、耐久サポーター
八重神子と北斗で控えから高頻度の雷攻撃を行い、メインは宵宮の炎攻撃で殴っていく編成。
宵宮は遠距離アタッカーなので、過負荷の爆発で敵が離れても攻撃範囲外に出にくい、といったメリットもあります。
北斗のシールド、シュヴルーズの回復能力により、耐久面もばっちりです。
八重神子は、フィシュルでも代用可能ですね。
ディシア✕八重神子の過負荷編成
- ディシア:メイン、サブアタッカー、耐久サポーター
- 八重神子:サブアタッカー
- シュヴルーズ:火力サポーター、ヒーラー
- ベネット:火力サポーター、ヒーラー
ディシアと八重神子の元素スキルにより、スキル継続時間中オートで過負荷を起こしまくります。
シュヴルーズとベネットは、火力を底上げしつつ、過剰なまでの回復力で耐久面もサポートします。
雷電ナショナル過負荷ver.
- 雷電将軍:メインアタッカー
- シュヴルーズ:火力サポーター、ヒーラー
- ベネット:火力サポーター、ヒーラー
- 香菱:サブアタッカー
おなじみの最強編成「雷電ナショナル」の過負荷ver.です。
行秋の枠にシュヴルーズを編成したパーティーですね。
シュヴルーズとベネットのバフが乗った状態で、香菱と雷電将軍の超強力な元素爆発を放ち、高ダメージをばんばん叩き出していきます。
香菱の元素爆発にバフをしっかり乗せるため、先にシュヴルーズのマグナムブレットとベネットの元素爆発を使う必要がある点に注意しましょう。
煙緋メインの過負荷編成(★4キャラのみ、シュヴルーズ無し)
- 煙緋:メインアタッカー
- フィッシュル:サブアタッカー
- スクロース:火力サポーター
- ベネット:火力サポーター、ヒーラー
煙緋とフィッシュル(オズ)で、中~遠距離の敵を殲滅していくパーティーです。
スクロースは熟知バフと翠緑デバフ、ベネットは攻撃力UPと回復を担当します。
編成難易度のわりには、実用的でバランスの取れた編成ですね。
さいごに
元素反応「過負荷」について解説しました。
過負荷は、そこまでステータスにこだわらずとも、ある程度高いダメージを簡単に出せる元素反応です。
とくにキャラがあまり揃っていない序盤においては、ザコ敵の殲滅に大いに活躍してくれるはずです。
私も始めてたてのころ、ディルック&フィッシュルの過負荷編成に頼りっきりだったことを思い出します。
この記事を参考に、ぜひ「過負荷」を使った編成で遊んでみてくださいね!
ライター紹介
- みなさんこんにちは『なかち』です。トラックメーカーでエンジニアとして働くかたわら、ライター活動をしています。「誰かの悩みを解消する読みやすい記事」を目指して、丁寧な執筆を心がけています。主にスマホゲームをメインでプレイしており、とくに「原神」「崩壊スターレイル」にはどのくらいの時間を費やしたのか、もはやわかりません。。。はい「ホヨバ」信者です。
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