【ASTLIBRA Revision】 SWITCH に登場した傑作!魅力まとめ【アストリブラ】

まさに神ゲー

貴方が「横スクロール2 D アクションは苦手!」でないなら、是非このゲームを遊んで下さい。

という事を最初にお伝えします。

私自身、横スクロール2 D アクションというジャンルにそこまで興味があった訳でもなく、最初は「2000円台でお手頃、60時間くらいは遊べるみたいだし、ちょっとした暇つぶしになったらいいな」程度に考えていました。

ただ、その考えが甘かった。

ちょっとだけやってみよう、そんな気持ちで始めたはずのゲームがどんなに素晴らしい事か。

グラフィックは丁寧で、思わず背景をのんびり眺めてしまうほどの美しさ。

アクションはシンプルなのに、煩わしい操作もなく爽快感抜群。

ということで、とりあえず紹介させて下さい。

この記事は SWITCH 版の「 ASTLIBRA Revision 」の内容になっています。

5分程度で読み終わりますので、是非読んでみて下さいね。

  1. 遠くに見えるあの山が美しい!丁寧なグラフィック
  2. 装備、強化、スキル、出来る事多すぎな育成要素
  3. 作ったり、採掘したり、闘技場行ったり、異常なボリューム
  4. 心揺さぶるストーリー

思わず見とれる背景

個人的に、フィールドの背景とは、冒険に彩を加える重要な要素だと思っています。

元々横スクロールにあまり興味のない私が、ちょっと遊んでみようと思ったきっかけがグラフィックにあります。

まあ、これがスゴイんです。

先は見えないのに、広さを感じる

横スクロールなので、オープンワールド等と違って主人公の目線の先は制限されています。

どう頑張っても、主人公が見ている遠くの風景は見えないんですよね。

でも、この主人公が背にしているこの景色。

流れる雲、濃淡のある色使い、丁寧な森の表現、たまに飛んでいる小さな鳥。

先は見えない、でも、背景の美しさがこの横スクロールの世界の広さを教えてくれるんです。

行けないけど、奥の山には何があるのか、どんな魔物がいるのか…そんな想像が出来てしまう美しさ。

正直、ここまで作り込もうと思ったら大変だと思うんですが…ちょっと丁寧すぎない?と心配になってしまうほど。

湖、雪原、洞窟、海、平原、それぞれにそれぞれの美しさがあります。

育成要素の多さ

装備は〇種類!スキルはお好みで!…というのはよくあるパターン。

もちろん本作にもそういった要素は多いです。

というか、育成の為に出来る事が多すぎるんです。

装備は200種類以上、だけど…

200種類以上、それぞれに明確な違いがあります。

攻撃力に優れているけど攻撃速度が遅い、間合いは短いけど手数で圧倒する、使いやすさを重視したバランスの良い武器。

主人公は剣士で武器は全て剣、攻撃力が違うだけ、という事はありません。

また、装備にはもう一つの特徴があります。

それは一つの装備を使い続ける事によって、その装備が持つスキルを習得(マスター)出来るというもの。

2段ジャンプ、アイテム自動回収、属性攻撃威力上昇等々。

一部の装備はマスターする事で性能が向上するものもあるので、ただ強いものを集めれば良いのではなく、全ての装備に集める意味があります。

ここは探索メインで戻ってきたし探索系中心に、バトルメインなら戦闘系中心で。

覚えたスキルを全部装着出来る訳でもないので、その場面毎にスキルを取捨選択する楽しみもあります。

集めたフォースで自分なりの強化

フォースとは、敵を倒した時にドロップする強化アイテム。

このアイテムを使って、ある程度自分の好きなように能力を鍛える事も出来ます。

攻撃力重視にするのか、とりあえず戦闘スキルを集めてみるのか(最終的には全て取得出来るのでご安心を!)

戦闘が苦手…という場合には防御力を中心に向上させる選択もありです。

足りないフォースは余分なフォースを変換して使う事が出来る仕様にもなっています。

もちろん、主人公はフォースでのみ強化出来る訳ではなく、ちゃんとレベルアップでも強くなります。

ステータス振り分けも出来てしまう自由さ。

クリア後の育成追加要素

ここまででも十分な育成要素だと思うんですが、クリア後は更に装備の強化が出来るようになります。

クリア後、敵は更にそれぞれの装備に対応したボード(追加スキルのようなもの)をドロップします。

これを装着するとステータス上昇・スキル変化等々、より一層育成に幅を持たせる事が出来るように。

冒険で出来る事

本作はただ単に横スクロールしながら敵を倒すだけのゲームではありません。

もちろん冒険の途中でも出来る事が多くありますが、逆に熱中しすぎるとストーリーが進まない原因にもなったりします(私がそうです…)。

モノを作る

回復アイテム、宝箱を開く鍵、大抵のものは作る事が出来ます。

ダンジョンに入る前、アイテムを忘れたせいで町に戻らないといけない…そんな必要はないんです。

ダンジョンで拾ったもの、魔物がドロップしたもの、採掘したもの、その全てを上手く活用してその時に必要なモノを作りましょう!

作れるものも意外と多いので、この素材で何が出来るのか、探すのも楽しいですよ。

闘技場

個人的に嬉しい要素!

闘技場はただ敵を倒すだけではなく、コースによって様々な条件が設定されています。

ダメージを受けない、制限時間内に倒す、ステージ外に落ちない等々。

コースによって設置されているギミックも違うので、とりあえず主人公を強化しておけば倒せる訳ではないのもポイント。

この辺は上手く操作出来るかどうかも関係するので、自分の腕試しにぴったり。

もちろん報酬もちゃんと用意してあります。

癖になるアクション

基本攻撃はもちろんボタンを押すだけで OK 。

X 押しつつコマンド入力で特殊攻撃、ボタン長押しで習得した攻撃スキルを使用といった操作もありますが、どれもシンプル操作なので煩わしさはありません。

ちなみに、コマンド入力中は基本的に時間も止まるので「コマンド何だっけ?」という場合にもゆっくり考える時間があります。

敵を倒すとドロップするコイン、フォース、素材。

特にコインやフォースは常にドロップするので、ジャラジャラ入手出来る感覚がものすごく気持ち良い!

群がる敵を倒す爽快感はもちろん、コイン等のアイテムをダダダダダッと集められる気持ち良さも抜群。

アクション苦手な人は難易度調整も出来るので安心ですよ。

心揺さぶるストーリー

普段はそこまでじっくりストーリーを読まない私も、思わず読んでしまう面白さ。

終始悪である存在とされる魔物と戦う事が多いのですが、ストーリーを進めるうちに魔物との戦いはそう単純でない事が分かります。

ストーリー自体は章形式で進み、大きな目的を追いつつ小さな目的を達成していく事になります。

いつまで経ってもハッキリしないあの謎、意味ありげな仲間の行動、そういった要素が長々と続いたりしません。

ストーリーについてはこのゲームの設定上多くをお伝え出来ないので、色々な思考を巡らせつつ楽しんでみて下さい。

まとめ

私は面白いゲームについて「絶対に遊んでほしい」とは言わずに極力「オススメ」という言葉を使います。

そう言うのは、ゲームの好みは人それぞれであるという点が大きいんですが。

ただ、本作に限っては横スクロールが嫌いでないなら、是非遊んでみてほしい。

値段は2000円台とリーズナブルでありつつ、ゲームとしての完成度がずば抜けています。

正直、このゲームが実は6000円でした…と言われても何の文句もありません。

本編40時間、クリア後の要素で10時間以上は遊べるボリューム。

神ゲーといった言葉も個人的にはほとんど使いませんが、このゲームは間違いなくそういった分類に入ります。

美しく、心地よい、それでいて重厚なストーリーやアクションをたっぷり味わえる。

是非アストリブラの世界を訪ねてみて下さい。

ライター紹介

しらたま
おもちが大好き、しらたまです。
基本的にどんなジャンルでも遊びますが、バイオやモンハン、ファイアーエムブレムは全シリーズやりこんでます。
アプリだとDBZドッカンバトルやパワプロが中心。
記事を読んで楽しんでもらえたら最高です~!