Switchに移植されてビックリ!ブラック過ぎる墓守ゲーム 「Graveyard Keeper」

理不尽で優しくない、ブラックジョークの作業ゲー!

任天堂から Switch が発売され、様々なゲームが移植されるようになりましたね。

安価でちょっとしたミニゲームから、海外で開発されたゲームもかなり増えました。

そんな中で、私が「移植するの!?」と驚いていたのがこの 「Graveyard Keeper」 です。

  1. 公式が「史上もっとも不正確な中世墓場管理シミュレーター」と言い放つ
  2. ネットでは「暗黒牧場物語」と言われ放題
  3. 「やっていいこと」が自由過ぎる
  4. 細かい部分すらも徹底的にブラック

「一体どこが面白いの?」そう思う方が多いと思います。実際汚い牧場物語だし。

それでも楽しめる人はきっと何処かにいるはずだ、というわけで軽くご紹介したいと思います。

5分程度で読めると思いますので、ブラックジョークも楽しめる方はどうぞ!

そもそもどんなゲーム?

「Graveyard Keeper」は、ロシアのゲーム会社が制作した、名前の通り「墓守になって墓場の維持管理をするゲーム」です。

異世界転生の主人公がやることは……

主人公は現代から異世界転生のような形で来てしまい、わけも分からず与えたれた墓守という仕事をしながら現代へ帰ろうと頑張ります。

ここだけ書くと汚い話ではないですよね。

墓場の維持管理だけをするゲームだったら、ちょっと清らかささえ感じます。

ただ、墓場の維持管理以外の部分の自由度が高く、そしてそれがだいたいろくでもないので「暗黒牧場物語」なんて呼ばれたんですよね。

元は PC と Xbox で発売され、後に PS4 と Switch に移植されました。

PlayStation は元々多少ブラックなゲームも扱っていたのでまあ分かるんですが、任天堂ってあまりそういうゲームを扱うイメージが無かったんです。

だからビックリしちゃって。

具体的に何をするの?


基本的には「作業ゲー」です。

釣りも出来るし、農業も出来るし、ダンジョンもあって、「いつ何をするか」がかなり自由になっています。

墓守が扱うものといえば?

とはいえ墓場の管理ということは……そう、運ばれてくる死体を扱わないといけないんですね。

しかも、ゲームのシナリオの関係上、死体をただ埋葬するだけで終わらなくなっちゃうんです。

その辺りを具体的に書いてしまうと、グロ耐性ない方には少々酷なので止めておきましょう。

キャラクターはデフォルメされているのですが、結構その辺りのグラフィックがしっかりしているんです。

そうした部分で好みが分かれる作品ではありますね。

後々錬金術なども行えるようになりますし、何をしてもいいというよりも、やることが多すぎると感じるくらいです。

何をしてもいい、そう、何でも


やることが多いと、当然主人公だけでは大変です。

主人公だけでどうにか出来ないわけじゃないんですけどね。

そんな時の強い味方が……手作りのゾンビ!

錬金術の技術を使って、運ばれてきた死体を質のいいゾンビにして使ってしまえばいいんです。

他にも魔女裁判の協力をしたり、邪教に手を貸したり。

商人と結託して商売を始めたり、墓場の教会で司祭の真似事をしたり

DLC では酒場の経営をして金を儲けたり、 DLC が出る度にやれることが増えていきます。

トロフィーがチェック出来るなら、是非!

細かい所までブラックジョークがぎっちり

Switch だとトロフィーはチェック出来ないのですが、トロフィーが確認出来るもので遊んでみると、トロフィーすらも徹底的です。

例えば、「サイドクエスト」という実績があるのですが、そこの説明には「吸血鬼ハンターを殺害した。人生にサイドクエストなど存在しない」と書かれていたりします。

そうですね、ごもっとも。

人生にはサイドクエストも無いし、チート能力なんて得られない。

積み重ねでしかどうにもならないし、一発逆転も無いもんです。

ゲームの世界くらい許して欲しいところですが。

最後に


世界観がかなりブラックなのと、チュートリアルが優しくないので、もしかしたら序盤で「分からない!詰んだ!」と頭を抱えた人もいるかもしれません。

私もそうだったので。

序盤さえどうにかなれば詰みポイントは少ないので、こうした世界観が嫌いでない方は、各ストアにあるゲーム紹介文だけでも覗いてみてください。

何よりもパンチが効いているのが紹介文だったりするからです。

そこで引っかかるものがあれば、きっとこのゲームは向いてます。

あ、あとハロウィンの前後には是非開いてみてください、毎年ハロウィン仕様になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!