はじめに
ストーリーや操作性、登場するキャラクター……どれを取っても最高に面白いゲーム、「Pokémon LEGENDS アルセウス」。
印象深い要素はたくさんありますが、その中で、皆さんにとって「忘れられないもの」はあるでしょうか。
その「忘れられないもの」として、多くの人が抱いているかもしれないのが、本作品の「黒幕」について。
その「黒幕」……ウォロに影響を与えられた人が陥る現象として、一部で使われているのが、「ウォロ」の「ロス」……略して「ウォロス」。
ということで、今回は、ウォロスの人々の心に多大な影響を与えているであろう要素や、皆様が思っているであろうこと(著者の主観)を紹介する形式で進めて参ります。
- ウォロの気になった発言について
- これは忘れられないところ……についてご紹介
- あなたの考察が一歩進むかも?
この記事は5分程度で読み終わりますので、ぜひ読んでいってください!
気になる過去
これはウォロスか否かに関係なく、気になっている人が多いのではないでしょうか。
「つらいことや 悲しいこと」「ワタクシは結局ひとりでしたが」「ワタクシはポケモン使い」……。
過去に何かあったことを匂わせてくるんですよね。
しかもおそらく重いもの……相当辛酸を嘗めてきたように感じられます。
その過去として、古代シンオウ人(またはその末裔)の迫害説が最近は有力なように見えますが……実際どんなものだったとしても、シンプルに受け取る我々がつらいのです。
理屈や論理は置いておいて、打破してしまったことに罪悪感を覚えた人も少なくないないのでは。
「悪役になり切れない」感
やろうとしていたことは確かに善いことではないでしょうし、止められるべきだったかもしれません。
ですが、言動を見聞きしていると、「少し行き過ぎただけで、心根は純粋な人なんじゃないのか……?」とだんだん思えてくるのです。
それに関しては、主人公に対して「夢はあるのか?」と尋ねたシーンが印象的ですね。
その質問に対して「ある」と答えれば……
「アナタの夢はきっと ワタクシとは相容れない」と。
「わからない」と答えれば……
「ではいつか アナタも悩み 苦しむのかもしれないな」と。
穏やかな表情で言うのです。
良い感情は抱いていないであろう「余所者」の夢を、否定しないんですよね(「ある」と答えた場合も、否定はしていないような気がします)。
ポケモンシリーズの他の悪役の中には、主人公を否定したり認めなかったりする人もいますから、余計に「心根はいい人なのでは?」と思ってしまうのです。
振り切った悪役には振り切った悪役の魅力がありますが、彼にも彼の魅力があるんですよね……。
メイン任務26後
ストーリーをプレイ中、「クリア後、ウォロさんとはどう関わることになるんだろう?」と思った人も多いのではないでしょうか。
ちなみに著者もそんな疑問を抱いた一人で、クリア後はコトブキムラの商会の拠点らしきところで、商品を売ってくれるのだと思っていました。
ところがいざ全てを終えてみると……どこにもいない。
シンオウ神殿での戦いを最後に、彼は姿をくらましてしまうのです。
これが一番ウォロスを加速させている要因かもしれませんね。
野党三姉妹のように、ヒスイのどこかで時々出会える……というような要素があってくれたら、多少は気が楽だったのですが……。
つかみどころのない人ですね。
世界創造してみませんか?
『「いっそのこと、夢を叶えて世界創造してみませんか?」ってなってる……』
と言っている方を、SNSでよく見かけます。
こうして割と客観的に書いている著者も、非常にわかるんですよね……。
やり方や夢の内容は「悪役」なところもありましたが、逆に言えばそれだけ夢に一生懸命だった、ということ。
ウォロの夢を叶える=少なくともヒスイ地方は滅びる、ということですが……まあそのあたりはそのあたりとして。
気持ち的には、夢を応援したくなるんですよね。
なんでもいいから情報が欲しい
こんな宙ぶらりんの状態で終わるなんてことがあるのでしょうか……。
あれだけ謎を振りまいておいて、心に色々残しておいて、夢を追い続けるぞでの別れ、なんてことがあるのでしょうか。
これまで取り上げてきたことを含め、最終的に思うことは「なんでもいいから情報が欲しい」。
考察が進むヒントか、過去の出来事の一場面か、なんなら好きな食べ物とかでもいいので、何かしらの情報を教えてほしい……。
それがウォロスの人々の叫びなのかもしれません。
さいごに
ウォロスの方々がさらにウォロスに陥るひと記事になれば良いなと思って書いておりますこの記事、少しでも共感いただければ幸いです。
我々がウォロスから抜け出せる日は来るのでしょうか……。
来てほしいような、来てほしくないような。
そこまでウォロスではなかったという方も、ウォロスに片足を突っ込んでくれていたら嬉しいです。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!
よいポケモンライフを!!
ライター紹介
- 主にポケモン関連の記事を執筆しております、さかおみんです。
今や、ポケモンは「子どものアニメ」ではありません。
子どもはもちろん、大人の目線で見ても深いといえる世界です。
ポケモンを知らない方には「今のポケモンってこんな進化してるんだ…!」と、
知っている方には「こんな目線から見ることもできるんだ!」と感じてもらえるよう、精一杯執筆して参ります!
よろしくお願い致します!