Contents
- 天は二物を与えず、なんてことはない
- 検証の条件
- エントリーNo.1カイリュー「げきりん+こだわりハチマキ+ドラゴンテラスタル」
- エントリーNo.2チャーレム「とびひざげり+こだわりハチマキ+かくとうテラスタル+ヨガパワー」
- エントリーNo.3ラムパルド「もろはのずつき+こだわりハチマキ+いわテラスタル」
- エントリーNo.4ドドゲザン「ドゲザン+こだわりハチマキ+あくテラスタル+そうだいしょう」
- エントリーNo.5アップリュー「げきりん+こだわりハチマキ+ドラゴンテラスタル+はりきり」
- エントリーNo.6オオニューラ「きしかいせい+かくとうテラスタル」
- エントリーNo.7エルレイド「せいなるつるぎ+こだわりハチマキ+かくとうテラスタル+きれあじ」
- エントリーNo.8ガチグマ「からげんき+かえんだま+ノーマルテラスタル+こんじょう」
- エントリーNo.9ローブシン「きあいパンチ+こだわりハチマキ+かくとうテラスタル+てつのこぶし」
- エントリーNo.10イッカネズミ「ネズミざん+こだわりハチマキ+ノーマルテラスタル+テクニシャン」
- 本記事のまとめ
天は二物を与えず、なんてことはない
「天は二物を与えず」ということわざがありますが、よくもまぁそんな適当なことを言えましたよね。
今回は天に二物どころか三物を授かったヘイラッシャに焦点を当ててみようと思います。
というのも、ヘイラッシャの圧倒的な物理耐久は効果は抜群でも一撃で倒せないことがあります。
そんなヘイラッシャをどうにかして等倍で倒せないだろうか、と考えたわけです。
本記事ではHB特化の「ヘイラッシャを等倍で倒す方法」を検証していきますので、ここまでの内容に興味を持っていただけましたら、ぜひ最後まで目を通してみてください。
具体的な内容は下記のとおりです。
- HBヘイラッシャを等倍の物理技で落とす方法の検証
- HBヘイラッシャを等倍の物理技で落とす方法は〇〇
- 最高火力はあのノーマルタイプのポケモンだった!?
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
- ダメージ計算にはGame8様のダメージ計算機を使用しています
検証の条件
- ヘイラッシャの性格は「わんぱく」
- ヘイラッシャの努力値は「H252」「B252」
- 攻撃側は伝説のポケモンの使用はなし
- 攻撃側は積み技なし
- 攻撃側の性格は「いじっぱり」
- 攻撃側はテラスタルを使用しても良い
- 攻撃側は道具を持たせても良い
- 攻撃側は「ふんどのこぶし」「おはかまいり」はなし
- できる限り実現可能な構成を採用
エントリーNo.1カイリュー「げきりん+こだわりハチマキ+ドラゴンテラスタル」
152 ~ 180 (59.1 ~ 70%) 確定2発
常に使用率上位を誇るカイリュー。
当然、ヘイラッシャはカイリュー対策としても用いられることがあります。
ですが、滅多にないとは言え、このようなドラゴン技に特化した型であれば、ヘイラッシャですら受けられません。
本当にこのポケモン、不利対面というのがないですね。
エントリーNo.2チャーレム「とびひざげり+こだわりハチマキ+かくとうテラスタル+ヨガパワー」
198 ~ 234 (77 ~ 91%) 確定2発
実は種族値以上の超火力を誇るチャーレム。
さすがの「ヨガパワー」といったところです。
ちなみに交代読みきあいパンチが決まった場合は乱数1発で倒すことができます(228 ~ 270 (88.7 ~ 105%) 乱数1発 (31.3%))
エントリーNo.3ラムパルド「もろはのずつき+こだわりハチマキ+いわテラスタル」
220 ~ 260 (85.6 ~ 101.1%) 乱数1発 (6.3%)
一般ポケモンの中ではA種族値がもっとも高いラムパルド。
その数値に嘘偽りなく、低乱数とは言え、乱数1発という驚きの結果を出してくれました。
なお、もろはのずつきが当たらないもよう。
エントリーNo.4ドドゲザン「ドゲザン+こだわりハチマキ+あくテラスタル+そうだいしょう」
130 ~ 154 (50.5 ~ 59.9%) 確定2発
特性そうだいしょうの効果で威力が20%上乗せできるとは言え、技火力が低い分、それほどダメージは伸びませんでした。
種族値だけではなく、技火力も重要ということを教えてくれました。
エントリーNo.5アップリュー「げきりん+こだわりハチマキ+ドラゴンテラスタル+はりきり」
134 ~ 158 (52.1 ~ 61.4%) 確定2発
特性はりきりの代表としてもっともA種族値と技火力が高いアップリューを参考として選出。
そこそこ高いA種族値とはりきりの効果は絶大。
しかし、実はアップリューのA種族値、はりきりの効果をもってしても、HBヘイラッシャを倒すにはGのちからにくさテラスタルを使う必要があります。
エントリーNo.6オオニューラ「きしかいせい+かくとうテラスタル」
166 ~ 196 (64.5 ~ 76.2%) 確定2発
テラスタルのみでここまでの驚異的な火力を叩き出しました。
それを可能にしたのはオオニューラのA種族値と「きしかいせい」の威力の高さです。
最高火力200のきしかいせいは「かくとうテラスタル」を使用することで、威力が400になります。
やはり、大切なのは技火力であることを思い知らされますね。
エントリーNo.7エルレイド「せいなるつるぎ+こだわりハチマキ+かくとうテラスタル+きれあじ」
162 ~ 192 (63 ~ 74.7%) 確定2発
特性きれあじを持つポケモンの中で最高火力を出せたのがエルレイドでした。
技火力自体は低いものの、特性のおかげでかなりダメージが伸びている印象です。
実際での対面では「リーフブレード」があるため、もうすこし楽に攻略できると思います。
エントリーNo.8ガチグマ「からげんき+かえんだま+ノーマルテラスタル+こんじょう」
182 ~ 216 (70.8 ~ 84%) 確定2発
特性こんじょうを持つポケモンの中でもっとも火力が高いガチグマを選出。
火力UP道具の有無の差は大きく、確定2発にとどまりました。
しかし、状態異常を受けることを想定して、かえんだまではなく、こだわりハチマキを持たせると272 ~ 322 (105.8 ~ 125.2%) 確定1発で倒せるようです。
そのような状況はほぼあり得ませんが・・・。
エントリーNo.9ローブシン「きあいパンチ+こだわりハチマキ+かくとうテラスタル+てつのこぶし」
234 ~ 276 (91 ~ 107.3%) 乱数1発 (43.8%)
万に一つ、交代読みやじわれ読みのきあいパンチがさく裂した場合、乱数で倒すことができます。
ガチグマ同様に、特性をこんじょうにして、相手に状態異常にしてもらえるのであれば、きあいパンチで確定1発で倒せます(294 ~ 346 (114.3 ~ 134.6%) 確定1発)
エントリーNo.10イッカネズミ「ネズミざん+こだわりハチマキ+ノーマルテラスタル+テクニシャン」
280 ~ 340 (108.9 ~ 132.2%) 確定1発
そして、意外な伏兵イッカネズミ・・・というわけでもありませんが、おのずと知れた高火力を持つポケモンです。
ネズミざん10回×テクニシャン×ノーマルテラスタル=威力600
そこにこだわりハチマキが加われば、ヘイラッシャをも軽々の確定1発で倒すことができます。
そんな超火力を誇るイッカネズミですが、実際のところそこまで使用率は高くありません。
ハバタクカミ、サーフゴー、そして黒バドレックスさえ対戦環境に少なければ、もっと使われていたのではないでしょうか。
本記事のまとめ
今回の検証結果では積み技なしの最高火力は「イッカネズミ」という結論に至りました。
最後に本記事のまとめをお届けします。
ポイントは下記のとおりです。
- HBヘイラッシャを積み技なしの等倍技1発で倒すのは非常に困難
- HBヘイラッシャを乱数1発で倒せるポケモンはごくわずか。
- 「イッカネズミ」であれば、確定1発で倒せる可能性がある
というわけで、今回は特性「てんねん」により、積み技なしで突破を強いられる耐久の鬼「ヘイラッシャ」を物理等倍技1発で倒す方法の検証結果をお届けしました。
ダメージ計算をしてみて、改めて、ヘイラッシャの硬さを思い知らされた気がします。
こんなにも硬いポケモンに「てんねん」を与えるなんて、もう少しバランスを考えてほしいものです。
同じナマズポケモンの「ナマズン」も泣いていますよ。
ナマズンの表情こそ、「てんねん」が似合っている、わたしはそう思います。
(でも、ナマズンが「てんねん」でも弱いとも思っています)
ライター紹介
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