【ポケモンSV】シングルバトル・ダブルバトルで活躍できるポケモン予想【レギュレーションG】

絶望の対戦環境、再び・・・

みなさんはまだ覚えているだろうか。

かつてポケットモンスターソード・シールド(ポケモン剣盾)で開催された伝説・幻ポケモンが解禁されたランクバトル(ランクマッチ)を。

右を見ても左を見てもザシアン。

全盛期のメガガルーラを彷彿とさせるその性能に、誰もがザシアンを使い、ザシモンと呼ばれていた時代があったのです。

ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)でも今、まさにその悪夢が再び訪れようとしているのである。

そんなとてつもなく過酷な対戦環境で生き残れるポケモンは極僅かであることは言うまでもなくご理解いただいているかと思いますが、改めて、この環境でも活躍できる一般ポケモンについて考察・解説していこうと思います。

本記事でお届けする内容は下記のとおりです。

  1. レギュレーションGのルール概要に関して
  2. レギュレーションGで生き残れる一般ポケモンに関して
  3. 育成すべき一般ポケモンに関して
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます。

レギュレーションGのルール概要に関して

開催期間

2024年5月1日(水)~2024年9月1日(日)8:59

使用できるポケモン

パルデア図鑑No.001~No.400

キタカミ図鑑No.001~No.200

ブリ―ベリー図鑑No.001.~No.242

使用できる特別なポケモン(1匹まで)

レギュレーションGでは一部の伝説のポケモンを1匹まで使用できます。

使用できるポケモンは以下のとおりです。

  • ミュウツー
  • ルギア
  • ホウオウ
  • カイオーガ
  • グラードン
  • ディアルガ
  • ディアルガ(オリジンフォルム)
  • パルキア、パルキア(オリジンアフォルム)
  • ギラティナ(アナザーフォルム)
  • ギラティナ(オリジンフォルム)
  • レシラム
  • ゼクロム
  • キュレム
  • ホワイトキュレム
  • ホワイトキュレム
  • コスモッグ
  • コスモウム
  • ソルガレオ
  • ルナアーラ
  • ネクロズマ
  • 日食ネクロズマ(たそがれのたてがみ)
  • 月食ネクロズマ(あかつきのつばさ)
  • ザシアン
  • ザマゼンタ
  • ムゲンダイナ
  • バドレックス
  • 黒バドレックス
  • 白バドレックス
  • コライドン
  • ミライドン
  • テラパゴス

レギュレーションGで生き残れる一般ポケモンの解説・予想 – シングルバトル

ハバタクカミ

ハバタクカミ ポケモンSV

ハバタクカミは現在アタッカーとして、起点づくりとして、常に最前線で活躍しているハバタクカミ。

ブーストエナジーを持たせることで数が多いと予想されるザシアン、カイオーガ、黒バドレックス、コライドンといったポケモンの上を取れることが強みとなりそうです。

また、コライドンという新たな相棒とともに、猛威を振るうことも予想されます。

これまではブーストエナジーを持たせて素早さを上げていましたが、コライドンの解禁でその必要性もなくなります。

つまり、道具がブーストエナジーから別のものに変わっていくということが予見されるのです。

何を持たせるか。

恐らく、こだわりメガネ持ちのハバタクカミが増えるのではないでしょうか。

テツノツツミ

ミライドンの登場により、バチンウニを使わずともブーストエナジーを持たせることなく素早さを上げられるようになりました。

これまではブーストエナジー持ちが多かったですが、今後はこだわりメガネ持ちが増加することが考えられます。

カイリュー

マルチスケイルを貫通できる特性や技が増えますが、それでもカイリューの強さが揺らぐことはないはずです。

準速のりゅうのまいでは抜けないポケモンも増えてくるので、多少なりともカイリューの型に影響が出てくる予感がします。

悪ウーラオス

これまでの対戦環境では水ウーラオスが多く採用されてきましたが、黒バドレックスの登場に伴い、悪ウーラオスが台頭してくると思われます。

ただし、ドレインキッスやかくとうテラスタルには注意しなければなりません。

ブリジュラス

高い耐久力を誇り、がんじょうもあるブリジュラス。

レギュレーションGでもきっちりと起点づくりの役割を果たしてくれそうです。

アシレーヌ

使えるドラゴンタイプが急増するため、アシレーヌの需要もさらに高まりそうです。

コライドンを止められる数少ないポケモンでもあります。

パオジアン

ドラゴンタイプの対策はもちろんですが、つららおとしの怯みで強引に突破できるのが何よりの強みです。

パオジアンの火力を以てしても、突破が困難な伝説のポケモンは数匹いるので、ぜったいれいど持ちも増えていきそうですね。

カバルドン

火力も耐久も高い伝説のポケモンを直接相手にするのは、なかなか困難です。

そこで役立つのが、ステルスロック+あくび+ふきとばしで起点づくりできるカバルドンです。

これまではザシアンの攻撃もなかなか受けづらかったですが、ザシアンのA種族値が下がったことで、ザシアン受けとして少しは安定するようになりました。

あくびで交代を誘発できれば、次にザシアンが出てきても、ふとうのけんが発動しないので、ザシアン対策として役立ちそうですね。

ディンルー

カバルドン同様、高い耐久力を誇るディンルー。

これまでと変わらずステルスロック、ふきとばしで起点づくりとして活躍すること間違いありません。

今後はじわれを覚えたディンルーが増えると予想します。

アローラキュウコン

レギュレーションGではオーロラベールからのザシアン、ブラックキュレム、ネクロズマ(たそがれのたてがみ)などによる積み構築が増えると予想します。

オーロンゲ

アローラキュウコン同様、エースアタッカーとなる伝説のポケモンの起点づくりとして、壁張りオーロンゲが増えてくることが予想されます。

黒バドレックスを止められる点も優秀です。

ヌオー

ポケモン剣盾では数少ないザシアン対策として使用されたヌオー。

今作のザシアンはA種族値が150に下がり、特性も弱体化したものの、ヌオーへの有効打であるくさわけを習得してしまいました。

一体どれほどのザシアンがくさわけを採用するかは未知数ですが、再びザシアン対策として使用率は伸びていきそうな予感はします。

また、ポケモン剣盾時代、まれに存在したカイオーガ対策のちょすいヌオーも再び見ることができそうです。

ヘイラッシャ

伝説のポケモンであろうと、物理型であれば大抵止めることができるヘイラッシャ。

じわれで無理矢理突破を狙うことができます。

メタモン

ポケモン剣盾の伝説環境では最後まで大活躍だったメタモン。

ポケモンSVに対戦環境が移ってからは見る影もありませんでしたが、ようやく再び日の目を見ることができそうです。

というのも、メタモンの強さは相手のポケモンの強さに比例します。

相手が強ければ強いほど、メタモンも強くなるのです。

きっと再びザシアン対策として名をはせることでしょう。

レギュレーションGで生き残れる一般ポケモンの解説・予想 – ダブルバトル

ハバタクカミ

ハバタクカミ ポケモンSV

シングルバトルでは強いことは周知の事実ですが、ダブルバトルでも長らく猛威を振るっています。

先制技を受けないこと、全体攻撃であるマジカルシャインが優秀です。

コライドンと同時に選出されるとなると、こだわりメガネ持ちが増えると予想しています。

ガオガエン

もともと、ダブルバトルの王者とも言われるべく存在でしたが、レギュレーションGからは黒バドレックス・白バドレックスが増えることにより、さらにパーティーの鍵を握る存在になりそうです。

トルネロス

レギュレーションGからはカイオーガとともに選出されることが多くなるでしょう。

初手おいかぜから繰り出される「しおふき@こだわりメガネ+みずテラスタル」は半減でも受けられません。

ゴリランダー

レギュレーションGからはカイオーガ対策を担うのがゴリランダーです。

ただし、「しおふき@こだわりメガネ+みずテラスタル」は「とつげきチョッキ」を持たせても受けられないので、ゴリランダー側は「グラススライダー」を打たざるを得ません。

モロバレル

黒バドレックス、白バドレックス、ミライドン、コライドンといった苦手なポケモンが増えるので、少々使いづらくなるかもしれません。

ですが、「いかりのこな」「キノコのほうし」はダブルバトルでは依然として脅威であることは変わりないでしょう。

イエッサン♀

黒バドレックスと非常に相性が良いのがイエッサン♀です。

特性「サイコメイカー」のもとで、繰り出される黒バドレックスの「ワイドフォース」は必ず対策しておかなければなりません。

そして、その黒バドレックスを守る存在でもあるのがイエッサン♀の「このゆびとまれ」

「いかりのこな」と異なり、「くさタイプ」「ぼうじんゴーグル」で対策できないので「全体技」や「高火力技」で一気にイエッサン♀を倒しましょう。

本記事のまとめ

  • レギュレーションGでは伝説のポケモンが1匹使用できる
  • レギュレーションFまでとは活躍できるポケモンが変わってくる
  • シングルバトル・ダブルバトルで生き残れる一般ポケモンのまとめ

というわけで、今回はレギュレーションGで活躍できると思われる一般ポケモンの予想をお届けしました。

すでにバウッツェルがコライドンを対策できるとかできないとかで話題になっていますが、これまで日の目を見なかったポケモンが活躍できる可能性があることは嬉しいことですね。