【ポケモンSV】絶対に弱いカイリュー育成論 そらをとぶ耐久型【最弱のカイリュー】

カイリューとかいうポケモン、何をやっても強すぎる件

カイリューというポケモン、どのような型で使用しても強いです。

物理アタッカー、特殊アタッカー、物理受け、こだわりハチマキ型、じゃくてんほけん型、いかさまダイス型、クリアチャーム・でんきテラスタル型、ドラゴンテール・ほえる型、アンコール型、ほのおのうず型、でんじは型…

そこで、そんなカイリューを弱い型で使う方法」があるのかを研究してきました!

弱い型と言っても、いじっぱりCS振りやゆうかんAS振り、「たたきつける」「たつまき」を採用するといった明らかに無意味な育成をするワケではありません。

あくまでも対戦で使える努力値振り、技を選んで作り上げた中で、弱い型を探すということです。

そこで今回、本記事でご紹介するのは「そらをとぶ」「すなあらし」を採用したBD振り耐久型のカイリューです。

このBD振り耐久型カイリュー、どのような強みがあるのか。

具体的には下記のとおりです。

  1. 努力値はHBDに振り、両受けを実現!
  2. そらをとぶ・はねやすめを採用することで、どくびしによる毒ダメージを蓄積させる!
  3. いわテラスタルを生かした「すなあらし型」
  4. マルチスケイル+特防1.5倍は脅威の耐久力!

こうやって「巧みな言葉」で強さを表現してみると強そうに見えますね!

まったくそのようなことはありませんけどね!

というわけで、世にも珍しい「そらをとぶ」「すなあらし」を採用したカイリューの育成論をとくとご覧くださ・・・いや役に立たないのでご覧いただかなくても良いかもしれません。

  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます

絶対に弱いカイリュー育成論(そらをとぶ耐久型)

カイリュー
タイプ
ドラゴンひこう
特性
マルチスケイル
性格
しんちょう
道具
たべのこし
テラスタル
いわ
種族値
H91A134B95C100D100S80
努力値
H84B196D228
実数値
H177A154B140C108D163S100
技構成
そらをとぶ相手を毒状態にしておけば、相手の攻撃を回避しつつ、ダメージを蓄積させられる神技。
さらに、自身はいわテラスタルを使用して、すなあらしを使用することで、すなあらしによるスリップダメージも蓄積させることができる。
しかし、実際はそううまくいくワケもなく、そらをとぶは相手に無償行動を許すだけであった。
また、耐久振りがゆえ、火力も乏しく、相手にとって大した脅威にもなりませんでした。
はねやすめ耐久型には必須の回復技。
どくびしなどとあわせて使用することで、カイリューは回復するだけで相手が勝手に倒れてくれる。
本来であれば、耐久型として機能するはずだが、今回採用している技との相性が良くないため、回復したところで、大したメリットにはならない。
場合によっては相手に起点にされてしまう恐れすらあるので、早急に場から退場する必要もありえる。
アンコール起点回避のために採用。
しかしながら、素早さが遅いため使いどころも難しく、技構成・コンセプトゆえに大した抑制力にはならないもよう。
本来であれば、「でんじは」などとあわせて使用したいところ。
すなあらしせっかくのいわテラスタルをどうにかして生かしたい・・・いやテラスタルを節約したいという思いから採用したのが「すなあらし」
いわテラスタルとあわせて使用することで、HPが削られないので、マルチスケイルが消えることもなく、さらに特防1.5倍の効果も得られる。
しかし、いわタイプ自体、耐性が微妙であるため、それほど耐久力があるようには感じられなかった。
つまり、絶対に必要ない技ということです。

調整内容

H>奇数を維持して、たべのこし回復量最大

HB>ようきカイリュー@こだわりハチマキ+げきりん 確定耐え

HD>おくびょうハバタクカミ シャドーボール+ムーンフォース 確定耐え

持ち物>はねやすめの回復で足りない分を補える「たべのこし」、または接触ダメージ与えられる「ゴツゴツメット」

テラスタル>すなあらしで特防上昇の恩恵が得られる「いわ」

対策・弱点

ハバタクカミ

テラスタル・すなあらしを使用することでハバタクカミのムーンフォースを受けられるようになりますが、受けたところでという話です。

シャドーボール+ムーンフォースは耐えられますが、ムーンフォース2発は耐えられません。

一方の攻撃面ですが当然、A無振りで火力補強もない「そらをとぶ」では無振りハバタクカミすら倒せません。

パオジアン

HBに努力値を振っていますが、当然、火力補強なしの「つららおとし」は耐えません。

テツノツツミ

れいとうビームを耐えられる調整にはしていますが、だから何というお話。

せいぜいテツノツツミの「みがわり」読みで「アンコール」できるくらいです。

サーフゴー

サーフゴーに対しての有効打はありません。

「わるだくみ」の起点になります。

はがねタイプ全般

そらをとぶを半減で受けられます。

みがわり

そらをとぶは攻撃に2ターンかかる技なので、攻撃ターンに「みがわり」を使用すれば確実に攻撃を受けることができます。

ちょうはつ

ちょうはつされると、「そらをとぶ」以外使用できません。

火力がない

このカイリュー、とにかく火力もなく技範囲も狭いので、逆に相手に起点にされることがあります。

アンコールを採用しているものの、適切なタイミングで使用できなければ、手遅れになります。

テラスタルを使用しないと「すなあらし」が使いづらい

テラスタルなしで「すなあらし」を使用してしまうと、自身もダメージを受け続け、マルチスケイルが回復しません。

いわテラスタルの耐性が微妙

すなあらし下のいわテラスタルは確かに耐久力は優秀ですが、弱点が増え、半減も減少してしまうので、受けとしてはそれほど効力を発揮しない印象でした。

いわテラスタルを採用する場合には、素直にアタッカーとして使用するほうが強いと思います。

起点にされやすい

相手に「火力がない」「受け型」「変な型」と悟られた瞬間に、起点にされたり、攻め込まれたりします。

アンコールを採用しているものの、素早さが低いため、ほとんどは後攻アンコールで使用することになります。

適切なタイミングで使用できなければ、アンコールの意味は成しません。

運用には「どくびし」が必須

とにかく攻撃を受けて、相手のHPを徐々に削っていくことを目的とした型であるため、事前に「どくびし」で場を整えておく必要があります。

毒状態ではない相手に対しては、有効打がないため、置物になりがちです。

本記事のまとめ

  • 強いポケモンでも必ず弱い型は存在する
  • 育成は「努力値の振り方」「技構成」「テラスタルの兼ね合い」が重要
  • 「そらをとぶ」「すなあらし」の両方を生かしたカイリューは弱い

というわけで、今回は絶対に弱いカイリュー育成論として、「そらをとぶ」「すなあらし」を生かした耐久型を紹介しました。

さすがのカイリューでも、このような意味不明な型となると、強くはなさそうです。

ですが、これでみなさんはカイリューを育成する際、「そらをとぶ」「すなあらし」を同時に採用した耐久型が強くないということがわかりましたね。

しかし、カイリューの可能性はまだまだ無限大です。

採用する技をひとつ変えるだけ、努力値の振り方を変えるだけでも、一転、活躍できる型になり得るかもしれません。

自称カイリュー研究家の私の未知なる研究はこれからも続きます。

続くったら続く。

▶TO BE CONTINUED…