意表を突いてハバタクカミを倒す方法
「何より意表が突ける」
恐らく、ポケモン対戦を長らく楽しまれている方は一度は目にしたことがあるフレーズではないでしょうか。
本記事ではそんな「何より意表が突ける」ことに着目して、知られざる方法でハバタクカミを倒す方法を解説をお届けします。
ですが、きっと対戦では役に立たない「素晴らしきムダ知識」かと思いますので、真剣に読む必要はありません。
お届けする内容は下記のとおりです。
- 最遅バクフーンのジャイロボール
- ブーストエナジーをも凌駕するレジエレキ@こだわりスカーフ
- いたずらごころはありえない、アタッカータギングル
- こいつの素早さはハバタクカミを抜くためにある、カマスジョー@こだわりスカーフ
- 何より意表が突ける物理型テツノツツミ
- A種族値120をお忘れなく、オーロンゲ
- 古代兵器ADガブリアス
本記事は3分ほどでお読みいただけます。
何より意表が突けるハバタクカミ対策
最遅バクフーン
バクフーンというポケモン、そこそこの特攻を持ち、そこから繰り出される「ふんか」が強力です。
ですが、こだわりメガネを持たせないとハバタクカミは落とすことができませんし、こだわりスカーフを持たせると確定で耐えられる上に、ブーストエナジーで素早さを抜かれてしまいます。
そこで考えたのが、この最遅バクフーン。
持ち物には「くろいてっきゅう」を持たせ、ジャイロボールを採用します。
するとどうでしょう、HB特化でもない限り耐えられることはありません。
レジエレキ@こだわりスカーフ
いつからハバタクカミが最速のポケモンだと錯覚していた?
レジエレキにこだわりスカーフを持たせることで、当然ブーストエナジーが発動したハバタクカミを抜くことができます。
ですが、弱体化した「トランジスタ」を前には「サンダーダイブ」すらH振りのハバタクカミにすら乱数で耐えられてしまう始末。
このポケモン、本当にHB種族値が55しかないのでしょうか。
そこでもうひとつ必要となってくるのがテラスタルです。
「でんき」は言うまでもありませんが、「はがね」「どく」「ゴースト」を採用することで、テラバーストでHBベースのハバタクカミをおおむね高乱数で倒すことができます。
- ハバタクカミがHB特化の場合はテラバーストは確定で耐えられます。
- レジエレキは「物理型」で育成する必要があります
アタッカータギングル
タギングルと言えば「いたずらごころ」を生かして、「あなをほる」「どくどく」「すりかえ」などで場を荒らしてくることで有名です。
本来、ハバタクカミは一部の状況を除いてタギングルに対して不利なのですが、比較的突っ張ってくる傾向にあります。
そこで活躍できるのが、このアタッカータギングルです。
ようきA252振りのダストシュートで耐久無振りのハバタクカミを余裕を持って倒すことができます(133 ~ 157 (102.3 ~ 120.7%) 確定1発)
まぁ、実際は「あなをほる型」でハバタクカミを起点にしたほうが汎用性はありますし、勝率は高くなる傾向にあると思いますが・・・。
何より意表が突けますからね。
- アタッカー型のタギングルは読まれない
- ハバタクカミに受け出しできる貴重な存在
カマスジョー@こだわりスカーフ
カマスジョーとかいうポケモン。
みなさんはポケモンSVになって対戦で見たことがありますか。
私はありません。
そんなカマスジョーというポケモンを見たことがない、知らないという方にご説明すると、このカマスジョーとかいうポケモン、ハバタクカミより素早さ種族値が1高い136なのです。
つまり、こだわりスカーフを持たせておけば、意気揚々と出てきたブーストエナジー持ちのハバタクカミを抜くことができる、ということなのです。
ただし、カマスジョーの技火力がしょぼすぎるため、アクアブレイク(たきのぼり)にみずテラスタルに頼る必要がありますが。
もしくは「はがね」「どく」「ゴースト」のテラバーストでも代用はできます。
まぁ、何より意表が突けるからいいじゃないか。
良い対戦にしろよ!
- ハバタクカミよりも素早さ種族値が1高い「136」
- 技火力が低いため、テラスタルに頼る必要がある
物理テツノツツミ
ハバタクカミよりも素早いテツノツツミですが、ハバタクカミの多くはブーストエナジーを持っているため、安定して上を取るにはテツノツツミにもブーストエナジーを持たせる必要があります。
しかし、ブーストエナジーを持たせてしまうと、みずテラスタル(こおりテラスタル)を使用したところでハバタクカミを倒すことができません。
そこで、憎きハバタクカミを確実に倒す方法を考えました。
それが「物理型のテツノツツミ」なのです。
性格はようきでAS252振りにしておきます。
そして、テラバースト並びにはがねテラスタル・どくテラスタル・ゴーストテラスタルのいずれかを採用します。
そうすることで、H252振りまではおおよそ高乱数で倒すことができます。
Cが高いテツノツツミのCを捨てる必要があるのか。
そうお思いですね?
この型は(ほぼ)確実にハバタクカミを仕留めることができますし、何より意表が突けます。
- 特殊型では1発で倒すのが難しいハバタクカミは物理型なら1発で倒すことができる
- 汎用性はないが、何より意表が突ける
オーロンゲ@こだわりハチマキ
稀に存在すると言われる「こだわりハチマキ」を持ったオーロンゲ。
ハバタクカミからすると、一見有利対面にも見えますが、実はこだわりハチマキを持たせることで「ふいうち」で確定1発で倒すことができるのです。
「でんじは」を警戒しなければならないオーロンゲを前に、ハバタクカミが突っ張ってくるのかは人に依りますが。
- アタッカー型は警戒されにくい
- A種族値120から繰り出される「ふいうち」は強い
ADガブリアス
ガブでカミを釣るとはまさにこのこと。
先の時代、S102という個性を捨てて、努力値をADに調整したガブリアスが存在したことをご存知ですか。
今となっては古代兵器ですが、その強さ・意外性は今でも健在です。
ガブリアスは無補正でもD204振りでハバタクカミ(おくびょう)ムーンフォースを確定で耐えてくれるほどの耐久を備えています。
そして、返しのじしんは耐久に振っていなければ、確定で倒すことができます。
不安であれば「アイアンヘッド」を採用すると良いでしょう。
ガブリアスは「でんじは」が効かない点も優秀ですが、さらに念入りにハバタクカミを対策するのであれば「あまえる」対策として、「クリアチャーム」を持たせておきましょう。
ちなみに、ADに調整したガブリアスはハバタクカミのほか、アローラキュウコンの「フリーズドライ」、暁ガチグマの「ハイパーボイス」なども受けられるようになります。
(もしかしたら、AS振りでとつげきチョッキを持たせれば良いだけのことかもしれません)
- ADガブリアスは先の時代の勝者
- 特殊方面については、タイプ一致抜群でもある程度耐えられるようになる
本記事のまとめ
- ハバタクカミは意表を突いて倒そう
- 本来、不利対面でも型次第ではハバタクカミを倒すことができる
- ハバタクカミ以外のポケモンに対しては、ほとんど役に立ちません
ここでお詫びです。
今回、このような秘蔵のハバタクカミ対策を紹介してしまったため、本日以降の対戦環境が変動する恐れがございます。
ポケモン対戦を楽しまれている方は、ぐれぐれも今回ご紹介した型を対策したハバタクカミとの対面にはご注意ください。
(実況者のみなさま、例の口座にアレしておきましたので、いつもどおり動画化の件よろしくお願いします)
ライター紹介
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