【朗報】テツノブジン、陰を許さない武神だった
ラグラージ、あくび!w
ジャローダ、へびにらみ!w
ポリゴン2、でんじは!w
こいつら全員起点ですw
そう、この「かげぶんしん型テツノブジン」ならね。
本記事では、新たにランクバトルで猛威を振るっているラグラージ、ジャローダ、ポリゴン2などを対策できるテツノブジンの型を紹介いたしておりますので、そういった起点づくりや状態異常が煩わしいポケモンの対策にお困りの際には、ひとつの案として参考にしていただければと思います。
- コンセプトの紹介
- 仮想敵に関して
- 育成論の紹介
ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます。
コンセプト
この「かげぶんしん型テツノブジン」は相手の補助技を「みがわり」で回避して「かげぶんしん」「めいそう」「つるぎのまい」の起点にすることです。
テツノブジンと言えば、アタッカーやアンコール・みちづれを活用したアタッカー・補助型が多い印象があるかもしれませんが、この型はそれらとは全く異なる点から、相手に絶対に読まれないという強みも持ち合わせています。
その一手を命取りにする
ラグラージ、ジャローダ、ポリゴン2を例にしてみましょう。
テツノブジンはこれらのポケモンに対して決して不利対面ではありません。
むしろ有利対面です。
ラグラージには「リーフブレード」などの草技、ジャローダには「インファイト」、ポリゴン2には「インファイト」
ですが、テツノブジンというポケモンは起点づくりが多く見られるポケモンであり、仮にアタッカーであったとしてもこれらのポケモンを一撃で倒せるほどの火力はありません。
つまり、テツノブジンを前にしたこれらのポケモンたちは居座ってくるのです。
仮想敵
ラグラージ
ラグラージがおこなってくることと言えば「あくび」「ステルスロック」のいずれかです。
これは「みがわり」の絶好の起点であり、「かげぶんしん」まで積むことができます。
そして、昨今のラグラージは幸いにも「じしん」はあまり所持しておらず、「はたきおとす」「クイックターン」をメインウェポンする傾向にあります。
さらに、ラグラージというポケモンは起点づくりに特化しているため、火力に努力値を割くことはあまりありません。
お互いの努力値振りにもよりますが、ラグラージのクイックターン程度ならテツノブジンのみがわりが耐えてくれます。
じしんがあれば、まだ何とかなったかもしれないのに、おめおめと逃げ帰っていくさまはお笑いです。
ジャローダ
「とりあえずビール」
よく聞く言葉ですよね。
そう、ジャローダは有利対面・不利対面問わず「とりあえずへびにらみ」を選択してくる傾向があります。
そのへびにらみを「みがわり」で回避することができれば「かげぶんしん」の起点にすることができます。
また、ジャローダのメインウェポンである「リーフストーム」は命中率90%という不安定な技かつPPが少ない技であるため、「みがわり」「かげぶんしん」ともに非常に有効であると言えるのです。
ポリゴン2
いくら「しんかのきせき」を持たせていて、テツノブジンのインファイト程度なら耐えられるからと言って居座って「でんじは」を選択してくるポリゴン2は絶好のカモです。
「みがわり」→「かげぶんしん」→「めいそう」のサイクルでほぼポリゴン2を起点にすることができます。
ほうでんを採用している場合には、「かげぶんしん」「めいそう」のいずれかから入ることで、「避ける可能性がある」という無限の勝ち筋に繋げることができます。
そのほかのポケモン
ラグラージ、ジャローダ、ポリゴン2を例に挙げましたが、そのほかの起点にできると思われるポケモンもご紹介します。
ドヒドイデ
ドヒドイデは「どくどく」「ひやみず」といった受け主体のポケモンです。
相手視点では有利対面に思えるかもしれませんが、テツノブジンの「みがわり」を1回で破壊できる手段を持っていない時点で起点にすることができます。
ただし、ドヒドイデに「くろいきり」がある場合には、相手にするのは厳しくなり、TODも考慮する必要が出てきます。
サダイジャ
サダイジャもジャローダと同じく「とりあえずへびにらみ」なポケモンです。
「へびらにみ」または「ステルスロック」が初手と思われるので、「みがわり」→「かげぶんしん」で起点にすることができます。
ウォッシュロトム
ウォッシュトロムの弱点である「ハイドロポンプ」の命中率・とりあえずの「おにび」につけこむことで、起点にすることができます。
この場合にはテツノブジンに「じめんテラスタル」または「でんきテラスタル」を採用することで、行動が安定してきます。
クレセリア
クレセリアも同様に「めいそう」を積んでくる型が存在するので、「かげぶんしん」でどれだけクレセリアの攻撃を避けることができるかに懸かってきます。
育成論
一例とはなりますが、育成論もご紹介します。
努力値・技構成・性格は仮想敵に合わせて調整してください。
タイプ | |||||
フェアリー | かくとう | ||||
特性 | |||||
クォークチャージ | |||||
性格 | |||||
おくびょう | |||||
道具 | |||||
たべのこし | |||||
テラスタル | |||||
ゴースト | |||||
種族値 | |||||
H74 | A130 | B90 | C120 | D60 | S116 |
努力値 | |||||
H220 | ― | B52 | ― | ― | S236 |
実数値 | |||||
H177 | A135 | B117 | C140 | D80 | S182 |
技候補 | |||||
物理技 | |||||
インファイト | 高火力の格闘技ですが、耐久が下がってしまうので相性はあまり良くありません。 | ||||
ドレインパンチ | 火力は控えめですが、耐久力を維持しつつ、HPを回復できます。 | ||||
ソウルクラッシュ | 相手の特攻を下げつつ攻撃することができます。 実質、自身の耐久強化にもなります。 | ||||
特殊技 | |||||
ムーンフォース(推奨) | 相手の特攻ダウンも狙える優秀なタイプ一致技です。 タイプ相性で無効化されることもないので、格闘技よりはこちらを推奨。 | ||||
はどうだん | 必中のタイプ一致技です。 ムーンフォースとの選択になります。 | ||||
アシストパワー | めいそうと相性の良い攻撃技です。 テツノブジンのタイプ柄、あくタイプを呼びにくいですが、積まないと火力は出ません。 | ||||
変化技 | |||||
かげぶんしん(必須) | 本コンセプト必須の技。 みがわりと合わせて、相手を起点にしていきます。 | ||||
みがわり(必須) | 相手の状態異常技を回避するのに必須の技。 かげぶんしんと合わせることで、その効果は絶大なものになります。 | ||||
めいそう(推奨) | 特殊型で運用する場合に必須。 めいそうがなければ火力が足りません。 また、相手が特殊型の場合には、みがわりが相手の攻撃を耐えられる可能性もあります。 | ||||
つるぎのまい | 物理型で運用する場合に必須。 めいそうと異なり耐久は上がりませんが、即効性があるので急所などの事故が起こりにくいというメリットがあります。 |
調整内容
性格>特殊型のため「おくびょう」物理型の場合は「ようき」推奨
道具>唯一のHP回復手段となる「たべのこし」必須
テラスタル>カイリュー対策のゴースト(でんき・じめん等もオススメ)
H177>奇数を維持して、たべのこし回復量最大
H177-B117>A無振りラグラージのクイックターンをみがわりが乱数耐え(3.7%で壊れる)
H177-D80>C無振りドヒドイデのひやみずをみがわりが確定耐え
S182>最速ジャローダ抜き(実数値181)
本記事のまとめ
- テツノブジンは「かげぶんしん」「みがわり」で起点にできる
- ランクバトルで流行しているポケモンに強い
- この型は絶対に読まれない
ハバタクカミでしたっけ?
巷ではその強さから「神」などと騒がれているようですが、真に神なのはこのテツノブジンですよ。
ライター紹介
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