【ポケモンSV】シーズン15振り返り!シーズン14からの環境の変化を紹介!

シーズン15終了!

藍の円盤発売後の環境2カ月目であるシーズン15が先日終了しました。

解禁された新ポケモン達のお試し期間という意味合いもあったシーズン14と比べて、ポケモンの評価も定まってきました。

そのため、シーズン14とは使用率が大きく変化しているポケモンもたくさん登場しています。

今回の記事はそんなシーズン15の振り返りとして、大きく評価が変わったポケモンや環境の変化について紹介していきます。

  1. 上位プレイヤー達の影響で環境が変化!
  2. BIG6転落!?まさかのサーフゴーが使用率低下!
  3. シーズン14から評価が変わったポケモン達がいる!

この記事は4分で読み終わりますので、最後まで見ていってくださいね!

シーズン15の大きな変化

シーズン15の一番の変化としては「シーズン14の上位勢が使用していたポケモン」が注目されはじめたことです。

その結果、シーズン14時代に一般のトレーナーからはあまり使用率が高くなかった一部のポケモンの使用率が大幅に上がりました

とはいえ、ハバタクカミやカイリュー等元々強かったポケモンの評価は相変わらずでした。

しかし、1匹だけこれまでと違い順位が落ちた使用率上位ポケモンが存在しているので、全く上位に動きがなかったわけではありません。

この件についてはこの後詳しくお話ししたいと思います。

上位ポケモンの使用率は据え置きですが、「上位構築を参考にした」という人が増えた結果、いわゆる「流行りのポケモン」が一気に使用率が伸びた印象です。

サーフゴーの使用率の低下

使用率上位のポケモンで面白いポイントはいくつかありますが、最上位の使用率のポケモンだった「サーフゴーの使用率が落ちた」点が最大の変化だと思います。

これまでのシーズンではずっと使用率6位より上のポケモンだったので、「BIG6」と呼ばれていたポケモンの内の1匹がここにきてまさかの使用率低下となりました。

これはサーフゴーの評価が落ちたというよりかは、はがねタイプ枠としてブリジュラスやハッサムを採用している人が増えたことが一番の原因です。

特にブリジュラスは前期から更に使用率を伸ばして7位まで使用率が伸びており、藍の円盤の新ポケモンの中では一番使用率が高いポケモンとなりました。

これは最近のシーズン全体にも言えることなのですが、使用率上位のポケモンの火力が軒並み高くなっています。

そのため、「絡め手に強い」というサーフゴーの役割が過去シーズンと比べると薄くなってきたのも使用率が少し下がった原因だと考えられます。

サーフゴーの数が減るとモロバレルなどの状態異常が得意なポケモンが動きやすくなるので、今後のシーズンにも結構影響が出て来そうな予感がします。

これが一時的なものなのか、それとも今後も使用率が落ちたままなのかが気になるところですね。

大きく評価が変わった新ポケモンの紹介

ここからは、シーズン14と比較して大きく評価が変わったポケモンを何匹かピックアップして紹介していきます。

まずは、藍の円盤で初登場した新ポケモン達の紹介です。

一気に評価が上がって使用率が伸びたポケモンもいれば、逆に一気に使用率が落ちたポケモンもいて意外と面白い結果となりました。

また、「評価が変わった理由」についても個人的な意見もいれて紹介していきます。

タケルライコ

シーズン14から大きく使用率が伸びたポケモンの1匹です。

でんき・ドラゴンという珍しい複合タイプと、強力な先制技である専用技「じんらい」の存在によって、対面性能がかなり高いのが特徴のポケモンです。

シーズン14時点ではウガツホムラのわかりやすい性能が注目されていたためあまり目立っていませんでした。

しかし、シーズン14で結果を残した上位陣からかなり評価されていたのが周知されはじめて、一気に注目されました。

前期の使用率が35位だったのに対し、今シーズンでは使用率13位と爆伸びしていることからも、評価が一変したのがよくわかると思います。

私も実際に使用してみましたが、「みずウーラオスに強い」という点と、「高いとくこうから高威力のボルトチェンジによる対面操作が可能」という点が特に優秀でしたね。

対面性能が高いポケモンでありながらサイクル戦もある程度こなせるのがとても使いやすかったです。

でんきタイプらしく「じめんタイプには弱め」という弱点はありますが、その点はカイリューなど他のポケモンでいくらでもフォローが可能なのでそこまで気になりませんでした。

テツノカシラ

藍の円盤で登場した未来のパラドックスポケモン。

専用技の「タキオンカッター」は優秀ですが、不遇なエスパータイプの複合ということで弱点が多く、解禁時はそこまで注目されていないポケモンでした。

しかし、上位で結果を残したトレーナーが採用していたことで注目され、前期と比較するとかなり評価が上がりました。

専用技というよりは「すばやさが高くてワイドフォースを使える」という点が注目されています。

単体での運用ではなくイエッサンの「サイコメイカー」と組みあわせて運用する人が多かった印象です。

こういったギミックを用いた戦術は「通せば勝ち&運用もシンプル」ということで、お手軽に戦えるのも使用率が上がった原因だと思われます。

エスパータイプは弱点が多いポケモンなので、使用率1桁になるという感じの最強ポケモンというわけではなさそうです。

しかし、明確な強みがあるので今後も一定の数は存在しそうなポケモンだと思います。

既存の藍の円盤解禁ポケモン達

次は、新ポケモンではないですが、藍の円盤で解禁された既存ポケモン達の評価の変化を紹介します。

「藍の円盤以前はかなり期待されていた」ポケモンも結構いたのですが、SVのインフレ環境が想像以上に厳しかったのか、あまり活躍できなかったポケモンが多い印象です。

ポリゴン2

「しんかのきせき」による超耐久と豊富な補助技が優秀なノーマル単タイプのポケモン。

過去世代でも活躍していて、藍の円盤発売前の時点ではかなり評価が高いポケモンでした。

しかし、今作は全体的に環境がインフレしていて、ポリゴン2の超耐久をもってしても耐久に不安を感じる展開が多く、段々と評価が下がっているポケモンです。

前期では「過去作最強クラスだったポケモン」という過去作の強いイメージと、新ポケモンの補正もあって使用率が11位とかなりの高順位でした。

しかし、今期は使用率21位と一気に使用率が下がってしまいました。

「じこせいせいのPP減少」や「はたきおとすが大量に配られる」等の弱体化点があったのも厳しいポイントです。

ただ、ここまで使用率が落ちた要因としてはやはり「SVのインフレ環境」が一番の原因だと個人的には感じました。

過去作のように「後出しから敵の攻撃を受けて切り返す」という運用が厳しくなったのが目立ちます。

今後は受けポケモンやクッション要員というよりは「トリックルーム」での切り返し等、特殊なギミック構築での運用をした方が戦いやすそうな印象です。

ラグラージ

ホウエン地方の御三家。

過去作でも優秀な起点要因として活躍していたポケモンで、SVでも起点要因としての活躍が期待されていました。

シーズン14では使用率21位と起点要因としてはかなり使用率が高いポケモンでした。

しかし、今回は使用率55位と、一気に倍以上順位が下がってしまいました。

ここまで使用率が落ちた原因としては「新ポケモンだから使ってみたい」という層が消えたことも大きいのですが、同じ起点要因のポケモンと比較すると耐久値に難があるのが大きかったと考えています。

ポリゴン2の時も少し話しましたが、今作はとにかくポケモンの性能がインフレしており、こうげきやとくこうの種族値が130超えのポケモンが大量にいる魔境となっています。

過去作では「くさタイプ以外の弱点が存在しない安定した起点要因」という点が優秀だと言われていた理由でした。

しかし、今作の火力インフレにより「オボンのみを持たせても2発で倒される」というケースが結構起こってしまいます。

そのため、過去作と比べると使い勝手がかなり悪かった印象です。

みず・じめんタイプは弱点が少ないという面で見ると優秀な複合タイプなのですが、半減にできるタイプ自体はそこまで多くありません。

今作のインフレ環境だと「弱点が少ない」より「半減タイプが多い」ポケモンの方が使いやすい印象を受けました。

また、起点要因のポケモンのライバルとして耐久面でディンルー、攻撃性能や型の多さでブリジュラスなどの優秀なポケモンが多いのもつらいところです。

全体的な解禁ポケモンの評価

最後に他のポケモンについても少しだけ触れておきます。

前期は「藍の円盤の新ポケモン達の解禁シーズン」ということで、新解禁のポケモン達の使用率は軒並み高い傾向にありました。

新ポケモンだとウガツホムラ、解禁ポケモンだと専用わざが強化されたラティ兄妹やアシレーヌ、ジャローダ、ガオガエンなどの御三家ポケモンなどです。

しかし、今期はシーズン2カ月目ということもあって「新ポケモンを使いたい」という層はほとんど消え、「純粋な性能」がそのまま順位になっています。

アシレーヌなど今も評価の高いポケモンはそこまで変わっていませんが、あまり活躍できなかったポケモンは軒並み使用率が低下しました。

ラティ兄妹など上位でそこそこ結果を残しているポケモンは多少使用率が下がった程度で済んでいますが、他は露骨に使用率が落ちています。

わかりやすいのは高種族値で騒がれていたウガツホムラや解禁当時話題になったメタグロスなどのポケモンです。

具体的な使用率でいうとウガツホムラは20位から43位に、メタグロスは26位から42位まで低下しました。

ウガツホムラやメタグロスはスペックだけ見るとかなり高水準な部類のポケモンたちなのですが、こういったポケモンですらこの順位になっているのを見ると、SV環境がどれだけ魔境なのかが実感できますね…。

さいごに

シーズン15の振り返りは以上となります。

いよいよレギュレーションFも後半戦となります。

シーズン15のままの評価のまま終わるのか、それとも評価が変わるポケモンが登場するのか気になるところですね。

また、レギュレーションFの後のルールがどうなるのかも注目です。

ライター紹介

アウラ
こんにちは!「アウラ」と申します。ゲーム全般が好きで、その中でも「原神」や「ポケモン」「シャドウバース」などを中心に遊んでいます。
ポケモンやシャドウバース等、対人要素があるゲームのランクマッチでもよく遊んでいるので、対戦関連の攻略記事をメインに紹介しています!