【ポケモンSV】絶対に弱いサーフゴー育成論 物理型【最弱のサーフゴー】

サーフゴーとかいうポケモン、何をやっても強すぎる件

サーフゴーというポケモン、どのような型で使用しても強いです。

こだわりメガネ型、こだわりスカーフ型、物理受け型、でんじは型…

そもそも、特性が強いため、相手によっては出すだけでサーフゴーに有効打がない、なんてことすらあります。

そこで、そんな何をやっても強いサーフゴーを弱い型で使う方法」があるのかを研究してきました!

弱い型と言っても、ひかえめAB振りやれいせいAS振り、「たいあたり」「とっしん」を採用するといった明らかに無意味な育成をするワケではありません。

あくまでも対戦で最低限使える努力値振り、技を選んで作り上げた中で、弱い型を探すということです。

そこで今回、調査してきたのが、A種族値60という点に着目した「物理型」です。

60という数値、決して物理アタッカーができないワケではないと思うのです。

実際に、物理型にしかない強みというのもありますので紹介します。

  1. けたぐり、ローキックといった命中安定のかくとう技がある(バンギラスに強い)
  2. きあいパンチでラッキー、ハピナスを対策できる
  3. ポルターガイストで相手の持ち物を判別できる
  4. 相手の素早さを下げられる追加効果があるのは物理技のみ

・・・と無理矢理、物理型の強い要素を紹介しましたが、実際に使用するまでもなく弱いです。

ま、まぁ実際にどのような型で使用したのかを紹介しますので、ご興味があれば、世にも珍しい物理型サーフゴーの育成論を見ていってください。

  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます

絶対に弱いサーフゴー育成論(物理型)

サーフゴー
タイプ
はがねゴースト
特性
おうごんのからだ
性格
いじっぱり
道具
こだわりハチマキ
テラスタル
かくとう
種族値
H87A60B95C133D91S84
努力値
H4A252S252
実数値
H163A123B115C137D111S136
技構成
ポルターガイスト相手の道具を確認できることが強み、ただし相手が道具を消費してしまった場合には使用できないことが難点。
アイアンヘッドゴールドラッシュは特攻が下がるというデメリットがある一方で、アイアンヘッドには「相手を怯ませる」というメリットすらついています。
さらには、ハバタクカミに「めいそう」を積まれた状態でも、確実に倒せるというメリットも持っています。
けたぐりきあいだまでは成し得なかった命中安定技を実現できる有用な物理かくとう技です。
なんとあのバンギラスも、こだわりハチマキを持たせることで確定1発で倒すことができます。
さらに、あの暁ガチグマすらH振りだけであれば、確定2発で倒せてしまうのです。
そして、なんとラッキー・ハピナスに対しての有効打にもなり得ます。
トリックフルアタッカーでは、ただの攻撃力の低い物理アタッカーにしかならないので、最低限、相手に起点にされないためにも、トリックを入れて、相手の行動を制限できるようにしておきます。
そのほかの技候補
きあいパンチ
ラッキー、ハピナスに交代読みで当てる以外ありえない。
こだわりハチマキを持たせると、なんとHBラッキーすら乱数1発で倒せてしまいます(334 ~ 394 (93.5 ~ 110.3%) 乱数1発 (62.5%))
(普通にわるだくみ+きあいだま or サイコショックで良いことは内緒)
ローキック
ラッキー、ハピナスに対しては「けたぐり(威力60)」よりも高火力になります。
また、相手の素早さを下げて、後続のサポートもできるという物理型ならではの技です。
かみなりパンチ
ギャラドス、ペリッパーへの有効打です。
いかくを受けても、H無振りギャラドスであれば、超低乱数で倒せます。
(そもそも、10まんボルトで良い)
テラバースト(こおり)こだわりハチマキから繰り出されるこおりテラスタルは無振りカイリューを乱数で倒すことができます(そもそも特殊型なら火力補強の道具なしでも乱数ですが)
テラバースト(ほのお)
ハッサムへの有効打です。
持ち物なしでも「いじっぱり」であれば、H振りハッサムが確定1発です。
おきみやげ物理型でも役に立つ変化技のひとつです。
起点にされない手段として、「トリック」「おきみやげ」「でんじは」のいずれかは採用しておきたいところ。
でんじは
単に物理アタッカーでは弱いことは明々白々であるため、後続のサポートができる技として採用しておきたい。
一応、「アイアンヘッド」とあわせて「まひるみ」が実現できます。
(物理型で使用するくらいなら、でんじは→おきみやげで起点づくりするほうが強いです)

調整内容

S>実数値136は最速70族、71族を抜くことができます。

性格>準速でもキノガッサを抜けるので、火力優先のために「いじっぱり」

持ち物>火力補強並びに、「トリック」で相手の行動を制限できる「こだわりハチマキ」

テラスタル>「かくとう」にすることよって、本来苦手であるバンギラス、ラッキー、ハピナスなどに有利になります。

対策・弱点

ハッサム

特殊型であれば、「シャドーボール」で押していけるのですが、物理型となるとそうもいきません。

ヘイラッシャ

物理耐久の高いヘイラッシャには「こだわりハチマキ」を持たせたとしても、大したダメージにはなりません。

霊獣ランドロス

特殊型では本来無意味である「いかく」が攻撃が下がる上に、「じしん」で倒されます。

ガオガエン

「いかく」で攻撃が下げられるので、かくとう技があっても相手にするのは苦しいです。

ポリゴン2

「わるだくみ」を採用した特殊型であれば、ポリゴン2を突破できるかもしれませんが、物理型では不可能です。

たとえ交代読み「きあいパンチ」を決めたとしても、HBポリゴン2は乱数4発です(44 ~ 54 (23 ~ 28.2%) 乱数4発 (82.5%))

交代先に負担をかけられない

ゴールドラッシュやシャドーボールであれば、相手が交代してきたとしてもある程度、負担をかけられますが、物理型となるとそうもいきません。

ポルターガイスト、アイアンヘッドでは明らかな火力不足であるだけではなく、相手に「このサーフゴーなら起点にできる」と悟られる結果にすらなります。

火力がない/起点にされやすい

基本的に、バンギラス、ラッキー、ハピナスに一泡吹かせる一発芸なので、そのほかのポケモンに対しては役割を持てません。

火力がないため、相手に起点にされてしまうので、「でんじは」「おきみやげ」「トリック」のいずれかは採用しておく必要があります。

本記事のまとめ

  • 強いポケモンでも必ず弱い型は存在する
  • 育成は「努力値の振り方」「技構成」「テラスタルの兼ね合い」が重要
  • 当然ながら「物理技主体」のサーフゴーは弱いが、一部のポケモンに対してだけ役割を持てる

というわけで、今回は絶対に弱いサーフゴー育成論として、「物理型」を紹介しました。

さすがのサーフゴーでも、このような意味不明な型となると、強くはなさそうです。

ですが、これでみなさんはサーフゴーを育成する際、物理型で使用するのは強くないということがわかりましたね。

しかし、サーフゴーの可能性はまだまだ無限大です。

たとえ、物理型でも採用する技をひとつ変えるだけ、努力値の振り方を変えるだけでも、一転、活躍できる型になり得るかもしれません。

自称サーフゴー研究家の私の未知なる研究はこれからも続きます。

続くったら続く。

▶TO BE CONTINUED…