【ポケモンSV】起点型テラパゴスが強すぎてテラワロス

テラパゴスが強すぎてテラワロス

ついにランクバトル(ランクマッチ)で解禁されたテラパゴス。

多くの方にとっては全くの未知の性能かと思います。

そんな方のために、言っておきますと「強い」です。

本記事ではテラパゴスの型のひとつ『起点作成型』をご紹介いたしますので、その強さに興味を持っていただけましたら、ぜひレギュレーションG以降で使用してみてください。

お届けする内容は下記のとおりです。

  1. 『ステルスロック』で起点づくりできる
  2. 『こうそくスピン』で相手の『ステルスロック』を許さない
  3. 『ほえる』で起点にならない
  4. 『トライアタック』で運ゲーを仕掛けられる
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます

起点型テラパゴスの強み

起点型のテラパゴスの強みは大きく分けて5点あります。

  • ①『ステルスロック』を使用できる
  • ②『こうそくスピン』で相手の『ステルスロック』『まきびし』『どくびし』などの対策ができる
  • ③『ほえる』で自身が起点にされることがない
  • ④『テラスシェル』が強い
  • ⑤『メタモン』に強い

①『ステルスロック』を使用できる

テラパゴスはノーマルタイプでありながら『ステルスロック』を覚えられます。

しかも、伝説のポケモンであるため、耐久力もあり、特性でHPが最大のときは、タイプ相性が半減になるため、ほぼ確実に『ステルスロック』を使用できるという強みがあります。

②『こうそくスピン』で相手の起点づくりを許さない

ご存知ですか、『ステルスロック』と『こうそくスピン』の両方を覚えられるポケモンが数少ないということを。

テラパゴスはその両方を覚えられる貴重なポケモンの1匹です。

自身は『ステルスロック』で起点を作りながらも、相手の起点づくりを許さないその姿勢、起点づくりの役割として最適ではないでしょうか。

③『ほえる』で自身が起点されることがない

起点づくりを担うポケモンの弱点として、自身が起点にされる恐れがあります。

ですが、テラパゴスは『ほえる』を覚えられるので、相手に起点にされることがあります。

さらに、『ステルスロック』との相性も良く、相手にダメージを蓄積させつつ、裏のポケモンを見ることができます。

④『テラスシェル』が強い

『テラスシェル』は自身のHPが満タンのとき、等倍以上でダメージを受ける攻撃技のタイプ相性がすべて半減になる特性です。

これにより、受けとして非常に安定しており、ほぼ確実に相手の攻撃を耐えることができます。

また、マルチスケイルのような効果を持ちながらも、マルチスケイルと異なり、抜群であろうとすべての攻撃を半減で受けられるという点も強みです。

⑤『メタモン』に強い

レギュレーションGでは『メタモン』が急増します。

強力な伝説のポケモンにコピーするからこそ強いメタモンですが、このように、起点づくり型でHPが高いテラパゴスに変身したところで、何もやることがなくHPが低いテラパゴスが完成するだけです。

テラパゴス育成論

テラパゴス
タイプ
ノーマル
特性
テラスシェル
性格
ずぶとい
道具
レッドカード
テラスタル
ステラ
種族値
H95
A95
B110
C105
D105
S85
努力値
H244

B252

D12
実数値
H201
A103
B178
C125
D132
S105
技候補
物理技
こうそくスピン(推奨)『ステルスロック』が蔓延する対戦環境なので、使う場面は多いと思います。
ステルスロックとこうそくスピンの両方を覚えられる数少ないポケモンです。
ボディプレス
HB特化するのであれば、採用候補に入ります。
ただし、所詮不一致なので、ステラなしではバンギラスすら確定1発で倒すことはできません。
対面しやすいディンルーに対しても、大したダメージになりません。
トライアタックで状態異常にするほうが有効かもしれません。
特殊技
トライアタック(推奨)タイプ一致技ですが、ダメージには期待してはいけません。
採用理由は20%で発生する『まひ』『やけど』『こおり』の追加効果のためです。
ねっさのだいち
追加効果の『やけど』狙いとして採用します。
ノーマル技を半減で受ける『いわ』『はがね』に刺さります。
変化技
ステルスロック(推奨)伝説のポケモンで『ステルスロック』を使用できる数少ないポケモンです。
特性『テラスシェル』により、HPが満タンのときには攻撃を半減で受けられることから、役割を遂行しやすいことが特徴です。
ほえる(推奨)『ステルスロック』+『ほえる』の組み合わせで裏のポケモンを確認しつつ、ダメージを蓄積させていきます。
また、自身が起点にされない手段としても有効です。
どくどく
耐久型のポケモンの対策として役に立ちます。

対策・弱点

ここまで、起点型テラパゴスの強みや育成論を紹介してきましたが、対策方法や弱点もあります。

貴重な伝説枠としては弱い

テラパゴスは受けよりの種族値・特性であるため、名だたる高火力を持つ伝説のポケモンたちと張り合うには少々心もとないかもしれません。

今回は起点づくりとして活用していますので、テラパゴス以外のエースポケモンを用意する必要があります。

受け出しには使いづらい

テラパゴスの特性『テラスシェル』はHPが満タンのときに、攻撃技を半減で受けられる特性です。

それゆえ、できることなら初手出しや死に出しをしたいところでです。

また、ステルスロック・まきびしを受けても特性が発動できなくなってしまうので、初手に出すのが良いでしょう。

とんぼがえり/ボルトチェンジ

『とんぼがえり』『ボルトチェンジ』で『テラスシェル』を発動させておくと、後続での対処が楽になります。

ちょうはつ/アンコール

『ちょうはつ』『アンコール』を受けると、ほぼ何もできなくなってしまいます。

対策として『メンタルハーブ』を持たせるのも良いかもしれません。

トリック/すりかえ

起点対策として『ほえる』を覚えさせているとは言え、トリック(すりかえ)』でこだわりスカーフ・こだわりハチマキ・こだわりメガネを押し付けられてしまうと、完全に置物になってしまいます。

オススメのエースアタッカー

貴重な伝説のポケモンの枠を起点づくりのサポート型として使用する以上、別にエースとなるアタッカーを用意しておく必要があります。

そのエースとしてふさわしい『オオニューラ』について解説していきたいと思います。

オオニューラ

伝説のポケモンの弱点をご存知ですか。

それは、先制技を覚えられるポケモンが少ないということ。

現状、レックウザのしんそく・ギラティナのかげうち・ザシアン/ザマゼンタのでんこうせっか この4匹のみです。

ということは、オオニューラのあの技が刺さるはずです。

そう、きしかいせいです。

威力200×かくとうテラスタル×つるぎのまい から繰り出される『きしかいせい』は半減であろうと、多くのポケモンを確定1発で倒せるほどの火力があります。

さらに、伝説のポケモンの高火力とオオニューラの耐久の低さの相性が良く、『きあいのタスキ』が発動しやすいという点もレギュレーションGからの対戦環境と相性が良いと言えます。

▼関連記事

【ポケモンSV】オオニューラ育成論(きあいのタスキ型)

きあいのタスキを生かしたオオニューラの育成論に関しては、上記の記事にて紹介しておりますので、宜しければ、あわせてご覧になってみてください。

本記事のまとめ

  • テラパゴスは『起点役』として優秀
  • テラパゴスは『初手』に出そう
  • 後続にエースアタッカーを用意しよう

というわけで、今回は起点型テラパゴスの育成論と対策・弱点などをご紹介しました。

それカバルドンでよくね?と思ったそこのあなた!

・・・よく考えたらそうかもしれません。

いや!どのような攻撃でも1発は受けられる耐久力はテラパゴスならではのもの!

そして、こうそくスピンによる起点回避、トライアタックによる運ゲー。

やっぱり、テラパゴスだからこそできる戦術だと思います!

高級カバルドンだと思って、使ってみてくださいね😉