【ポケモン】ファイアローの歴史~全盛期から衰退まで~
本記事ではポケットモンスターX・Yで登場し、対戦環境上位で活躍し続けたファイアローの過去から現在までの歴史を紹介していきます。
「え?ファイアローって昔は違ったの!?」「あの輝きを、再び(思い出したい)───」といった方におすすめの内容となっております。
- ファイアローの過去から現在までの歴史がわかる
※本記事は3分ほどでお読みいただけます。
ファイアローの歴史
ポケットモンスターXY ポケットモンスターORAS | ファイアロー登場 |
名前6文字解禁で話題になる | |
特性はやてのつばさの強さが話題になる | |
こだわりハチマキ型の流行 | |
HDはねやすめ型の流行 / スイクンをも倒せることから話題になる | |
HB物理受け型の流行 / メガガルーラ対策としても活躍していた | |
序盤鳥にして使用率3位という快挙を達成を成し遂げる | |
ポケットモンスターSM ポケモンUSUM | 特性はやてのつばさの弱体化により大幅に使用率が下がる |
これまで多く活躍したこだわりハチマキ型はほとんど見られなくなり、おにび・ちょうはつ を生かした受け主体へと型が変わっていった | |
ポケットモンスター剣盾 | ダブルウイングの習得により、特性はやてのつばさの発動管理がしやすくなる |
唯一無二の先制ダイジェット | |
ポケットモンスターSV | ダブルウイングを覚えられなくなったことにより、再び物理ひこう技の選択肢がブレイブバード一択となる |
ひこうテラスタルにより、全盛期のブレイブバード@こだわりハチマキ 以上の火力を実現できるようになった |
ファイアロー登場
ファイアローはポケットモンスターX・Y(ポケモンXY)で初登場しました。
特性はやてのつばさ
ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア(ORAS)までは常にひこう技を先制で使用できる特性で、A種族値81というひかえめな数値にも関わらず、こだわりハチマキ型がマイナーポケモンを一掃していきました。
そして、対戦環境の研究が進み、物理受け・特殊受けも生み出され、タイプ相性をも乗り越えて、スイクン・メガライボルト・ポリゴン2などに役割を持つ型も誕生。
こだわりハチマキ型
ファイアローの型で一番スタンダードとも言えるのが、このこだわりハチマキ型です。
すばやさに関係なく、常に先制できるのが最大の強みです。
ブレイブバードという高火力技のおかげで、ファイアロー自身の種族値の低さをカバーして、相手に負荷をかけることができました。
HDはねやすめ型
環境に多かったこだわりハチマキ型では相手が厳しいスイクン・ポリゴン2などに対しておにびでHPを削りつつ、ちょうはつで起点や回復を阻止できる型です。
先制はねやすめにより弱点のでんきを等倍で受けられるからこそ成り立つ場面もあります。
HBはねやすめ型
ゴツゴツメットとおにび で相手のHPを削りつつ、自身は先制はねやすめで体力を回復していく型です。
この時代のファイアローの多くは環境トップのガブリアス抜きにすばやさを調整していて、中にはHBに特化した型も見られました。
使用率
序盤鳥としては快挙でもある使用率3位を達成し、ガブリアス・メガガルーラ・スイクンといった強力なポケモンに一切引けを取らない活躍を見せてくれました。
特性はやてのつばさの弱体化
さすがに、ここまで強さで話題になると弱体化も致し方ありません。
従来は常にひこう技を先制で使用できましたが、ポケットモンスターサン・ムーン(ポケモンSM)からはHPが満タンのときのみ使用できる仕様へと変更になりました。
ですが、HP満タンを維持したまま使用できるヒコウZの登場は若干のおいかぜです。
アタッカーから受け主体へ
これまで多く存在したこだわりハチマキ型は姿を消し、おにび・ちょうはつ・はねやすめ を生かした受け型が主体になりました。
ダブルウイングの習得
これまでは物理ひこう技はブレイブバード一択だったが、ダブルウイング習得によりHPを削ることなくひこう技を使用できるようになった。
先制ダイジェット
先制ダイジェットを使用できることはポケットモンスターソード・シールド(ポケモン剣盾)のファイアローの強みです。
ただし、こだわりハチマキの効果は解除されてしまうので、それほど高い火力を出せるわけではありません。
ダブルウイングの廃止
再びダブルウイングを覚えられなくなったため、安定した火力を出すためには、ブレイブバードを採用する必要があります。
テラスタルとの相性
特性はやてのつばさ を生かした「ひこうテラスタル+こだわりハチマキ+ブレイブバード」は全盛期以上の火力を出すことができます。
【ポケモン】ファイアローの歴史~全盛期から衰退まで~ まとめ
今回はファイアローの歴史、過去から現在までをお届けしました。
改めて内容をまとめると以下のようになります。
- 全盛期:ポケットモンスターX・Y
- 衰退期:ポケットモンスターサン・ムーン
最後になりますが、本記事がファイアローの過去を知らない方やあの輝きを、再び(思い出したい)という方の参考になれば幸いです。
ライター紹介
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