全盛期メガクチートの思い出|ポケモンXY・ORAS

メガクチート
Chu! 強すぎてごめん

全盛期メガクチートの思い出

そのポケモン、メガクチートのふいうちを2回耐えられますか。

かつて存在したメガクチートというポケモン。

その圧倒的火力は、ほとんどのポケモンが攻撃を2回耐えられないほどのものでした。

今回は、今は懐かしいポケットンスターX・Yで登場したメガクチートの全盛期の強さをご紹介いたしますので、当時を知る方は感傷に浸りながらご覧いただければと思います。

  1. 全盛期メガクチートの育成論
  2. 全盛期メガクチートの火力
  3. 全盛期メガクチートの対策
今回の記事は3分ほどでお読みいただけるので、よろしければ最後まで目を通してみてください。

全盛期メガクチートの育成論

HA型

メガクチートは素早さが低いという欠点があるので、基本はHA振りで使用されますが「ふいうち」があることによって、上から攻撃する必要も少なく、「タイプ一致技(じゃれつく・アイアンヘッド)+ふいうち」で大抵をポケモンを倒せてしまいます。

クチート単体で使用されることもあれば、クレセリアなどのトリックルーム要員とともにパーティーに入れられることもあります。
起点作り

クチートの特性「いかく」で相手の交代を促すことができるので「ステルスロック」を採用した起点作り型も稀に存在しました。

また、攻撃技に「イカサマ」を採用することで、クチート自体に火力を割くことなく、大きなダメージを与えることも可能になります(ただし、アタッカー以外の相手には効果は薄いです)

全盛期メガクチートの火力

全盛期のメガクチートの火力がどれほどのものだったのか。

わかりやすいようにさまざまなポケモンを例にダメージ計算を用意してみました。

※メガクチートはいじっぱりA252で計算しています。

▼じゃれつく

無振りカイリュー(マルチスケイル込み)

92.1~108.4%(乱数1発)

無振りメガリザードンX

86.9~102.6%(乱数1発)

H252ニョロトノ

93.4~110.1%(乱数1発)

H252ウルガモス

53.1~63%(確定2発)

HB特化ナットレイ

23.7~28.1%(乱数4発)

▼アイアンヘッド

無振りメガリザードンY

51.6~60.7%(確定2発)

無振りメガゲンガー

115.5~136.2%(確定1発)

無振りガブリアス

73.7~87.4%(確定2発)

HB特化ニンフィア

119.8~142.5%(確定1発)

HB特化ナットレイ

21.5~25.4%(乱数4発)

▼ふいうち

無振りラティオス

134.1~158.7%(確定1発)

無振りガブリアス

49.1~58.4%(乱数2発)

無振りメガリザードンY

69.2~81.6%(確定2発)

無振りメガバシャーモ

33.5~39.3%(確定3発)

H252ジバコイル

43.5~51.4%(乱数2発)

  • メガリザードンYやウルガモスはタイプ相性では有利だが、ステルスロックでHPが半分削られていると「ふいうち」で倒される
  • ナットレイ・ハッサムなどは「じゃれつく」「アイアンヘッド」を半減で受けられるが「ほのおのキバ」で倒される
  • 大抵のポケモンは不一致「ふいうち」を2回受けられない

全盛期メガクチートの対策

エアームド

「じゃれつく」「アイアンヘッド」ともに半減で受けられます。

ただし「ほのおのキバ」「かみなりのキバ」はHB特化でもHPが半分削られてしまいます。

エアームドはナットレイと異なり、メガクチートよりも早いので、先制で「はねやすめ」「てっぺき」を使用できる点が強みです。

メガバシャーモ

「じゃれつく」に対して受け出しはできませんが、対面であれば「フレアドライブ」で安定して倒すことができます。

ただし、最低限「ふいうち」を受けてしまうとフレアドライブの反動とあわせてHPが半分ほど削られます。

また、対面で「いかく」により攻撃が下がっているとフレアドライブを耐えられる恐れもあります。

おにび(やけど)

「ふいうち」対策をしつつ、火力を下げることができます。

それでも、安心して受けられるほど火力は低くありません。

きあいのタスキ

並みの耐久では、等倍の「じゃれつく」「アイアンヘッド」でも大抵確定1発で落とされてしまいますが「きあいのタスキ」を持たせることで安定した対策ができます。

まとめ:全盛期メガクチートの思い出

  • 威力80のふいうちはタイプ不一致ながらも、大抵のポケモンのHPを半分ほど削ることができる
  • 相性で有利であるメガリザードンY・ウルガモスなどは「ステルスロック+ふいうち」を耐えられない、「じゃれつく」に受け出ししても「ふいうち」で倒されてしまう
  • 特性「いかく」により物理技であれば、ガブリアスの「じしん」すら耐えられる耐久がある

タイプ不一致の「ふいうち」だけでパーティーが崩壊する、そんな馬鹿な話があってたまるか、なんてお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、かつてのメガクチートはそれほどまでに強力だったのです。

そして、メガクチートと同じ時代に暴れた「ふいうち使い」がもう1匹。

そう、メガガルーラです。

そんなメガガルーラの伝説的な強さについては以下の記事をご覧いただけれますと幸いです。

全盛期のメガガルーラ伝説|ポケモンXY・ORAS

クラベル
ポケモン対戦の歴史はとても勉強になります。私ももっと研鑽を積まなければなりませんね。