はじめに
タギングルと言えば、特性いたずらごころからの無限あなをほる戦法が有名ですが、実は通常アタッカーとしても優秀なのです。
むしろ、現環境ではあなをほるに頼らないほうが勝てるまであります。
理由は、対戦環境にひこうタイプ・ひこうテラスタル が多すぎるからです。
今回は、相手がひこうタイプだろうが、ひこうテラスタルだろうが関係ないアタッカーとしてのタギングルを紹介します。
- アタッカータギングル育成論に関して
- 対策ポケモンに関して
今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください!
アタッカータギングルとは?
とは言っても、特性はいたずらごころで、それを存分に生かした型になります。
このアタッカータギングルのポイントは2点です。
- ①先制まねっこで、ほぼ確実に2回行動できるのですばやさに努力値を振る必要がない
- ②相手の攻撃技を利用することもできる
アタッカータギングル育成論
タイプ | |||||
どく | ノーマル | ||||
特性 | |||||
いたずらごころ | |||||
種族値 | |||||
H63 | A95 | B65 | C80 | D72 | S110 |
性格 | |||||
いじっぱり | |||||
努力値 | |||||
H244 | A244 | B20 | ― | ― | ― |
実数値 | |||||
H169 | A160 | B88 | C90 | D92 | S130 |
H・・・いのちのたまダメージ最小 HB・・・ひかえめC252ハバタクカミのサイコショック確定耐え(142 ~ 168 (84 ~ 99.4%) 確定2発 ) HD・・・おくびょうC252サーフゴーのゴールドラッシュ確定耐え(136 ~ 162 (80.4 ~ 95.8%) 確定2発 ) | |||||
持ち物 | |||||
いのちのたま | もともと耐久があるポケモンではないので、できる限りタギングルの攻撃2回で倒せるように、火力アップアイテムを持たせます。 | ||||
テラスタル候補 | |||||
あく | タイプ一致でイカサマを使用するためにあくタイプになります。 もともと弱点であるエスパー技も無効化できます。 | ||||
ひこう | 弱点であるじめん技を無効化することができます。 アンコールでじめん技で縛るということもできます。 | ||||
フェアリー | 環境に多いカイリュー・セグレイブ・ガブリアスにテラバーストが刺さります。 | ||||
技候補 | |||||
ダストシュート | 環境に多いハバタクカミ・サケブシッポ・テツノブジンなどによく刺さります。 いのちのたまを持たせると、いずれもH252振りだけであれば確定1発で倒すことができます。 | ||||
イカサマ | ダストシュート以外の技の火力はあまり期待できないので、相手の攻撃力に頼ります。 あくテラスタルを使用することでタイプ一致イカサマになり、火力も十分なものとなります。 | ||||
テラバースト(あく) | HB特化ラウドボーンを確定2発で倒せます。 イカサマでは倒せないサーフゴーも、H無振りであれば確定1発です(164 ~ 195 (101.2 ~ 120.3%) 確定1発 ) | ||||
テラバースト(フェアリー) | 環境に多いカイリュー・セグレイブ・ガブリアスに刺さります。 参考までに耐久無振りの場合のダメージは以下のとおりです。 カイリュー(マルスケ込)・・・確定2発 セグレイブ・・・乱数1発 ガブリアス・・・乱数1発 | ||||
けたぐり | 主にドドゲザン対策です。 H252振りだけであれば余裕の確定1発です(229 ~ 270 (110.6 ~ 130.4%) 確定1発 ) | ||||
とんぼがえり | 不利対面で交代できます。 | ||||
すてゼリフ | 不利対面で先制で交代できます。 ※あくタイプには無効なので注意。 | ||||
アンコール | 相手に変化技を許しません。 | ||||
まねっこ | 最後に使用した技で攻撃します。 できれば、タギングルが使用した技で攻撃したいので、すばやさには努力値は振りません。 |
対策ポケモン
ポケモン | 解説 |
ガブリアスへの主な有効打は イカサマ ですが、BSガブリアス・HBガブリアスが非常に多く、ゴツゴツメット・さめはだのダメージが痛手です。 仮にあなをほる型のタギングルと対面してもじしんで対処できます。 | |
アーマーガアは物理耐久が高く、ゴツゴツメット・はねやすめ で粘られてしまうので苦手です。 しかし、てっぺき・はねやすめ のタイミングでアンコールを決めることができれば、読み合いとはなりますが、後続へと繋ぐこともできます。 | |
先制技 | タギングルのまねっこよりも先に先制技を使用してしまえば、まねっこで繰り出される技が先制技にになります。 |
まとめ
- 現対戦環境はひこうタイプ・ひこうテラスタルが多いのであなをほるを生かした戦術は決まりにくい
- まねっこを活用することで、すばやさに努力値を振らなくても先制できる
- イカサマは物理アタッカーに対して有効
- 耐久型ポケモン・先制技などで対策できる
今回は、まねっこを生かしたアタッカーのタギングルを紹介しました。
すばやさに努力値を振ることなく、先制できるというのはやはり強力です。
それに、どこかの誰かが言っていましたよ。
「S振りはありえない」と。
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