クソゲー【メタルギア】の誕生
もはや説明不要の世界的有名タイトルであり、『ステルスゲーム』という新たなジャンルを確立した MSX2 発売の初代メタルギア(オリジナル版)。
そしてそれを人気絶頂期のファミコンに移植したのが、クソゲーとして名高いメタルギア(ファミコン版)です‼
今回はなぜ本作がクソゲーと呼ばれるのか、その数々の伝説ご紹介いたします‼
- 小島秀夫氏を始めとしたオリジナル版スタッフが関わっていない
- メタルギアが出てこない…
- もはや別ゲー‼
- 小島秀夫氏「クソですよ、クソ!」
※なお本記事ではネタバレを含みますので、初見プレイをご希望の方はご注意ください。
オリジナル版は良ゲー
まず本題であるファミコン版の前に、初代となる MSX2 のオリジナル版を簡単にご説明します。
MSX2 (エム・エス・エックス・ツー)とは米マイクロソフトとアスキーが共同開発した PC のことです。
そして本作同様、この MSX2 から当時の人気ハードであるファミコンへ移植されたタイトルも数多くありました。
そしてオリジナル版は、言わずと知れた小島秀夫氏の初監督作品です。
彼をはじめとする開発陣は、当時のハード性能面での課題「画面内の敵の表示数の限界」と常に戦っていました。
そこでこの課題を逆手にとり、少ない敵でも成立するゲーム性を模索した結果、現在の『ステルスゲーム』というジャンルにたどり着きました。
それはこれまでの“敵を倒して進む”から、“敵と戦わずして進む”というこれまでにないゲーム性が誕生した瞬間です‼
そして多くのプレイヤーはその臨場感に興奮し、今なお根強い人気を持つシリーズ作品となっております。
いつの時代もイノベーションというのは、必要に迫られた者が試行錯誤の末に生み出されるもの…。
MSX2 版メタルギアは、そう実感させられる画期的な作品でした。
ファミコン版はクソゲー
それでは本題のファミコン版に参りましょう‼
発売日 | 1987年12月22日 |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
ジャンル | アクション |
価格 | 5,300円(税別) |
発売元 | コナミ |
小島秀夫を始めとしたオリジナル版のスタッフが関わっていない
当時のコナミでは各ハードごとに開発チームを分けていました。
そのためファミコン版でもおのずとファミコンチームが開発することになりました。
結果的にオリジナル版の開発チームである(小島秀夫氏をはじめとする) MSX2 スタッフは一切関わらなかったのですが、そのこともあってかこれからご紹介するような問題点が続々と出てきます。
メタルギアが出てこない
主人公・スネイクが超兵器・メタルギアを破壊するのが本作のミッションとなっております。
ですがファミコン版では、そのメタルギアが登場しません‼
そして戦うことはおろか、その姿も見せずにエンディングを迎えます。
しかしそのエンディングでは、無線で「 METAL GEAR ハカイニ ニ セイコウ」と言う報告だけをします。
なので、そもそもメタルギアとは何だったのか…‼
ファミコン版からメタルギアをプレイした当時の方々は皆モヤモヤした気持ちになったと思われます。
クソゲー基本要素【操作性の悪さ】【統一感のなさ】標準装備
例えばメニュー画面を開くためにはセレクトボタンを押すのですが、その画面をセレクトボタンで閉じることはできません…、正解はBボタンです。
ですがその一階層下、武器などのサブメニュー画面の場合はBボタンでは閉じることができず…今度はセレクトボタンが正解です。
はいすごく分かりづらいです‼
毎回間違えます‼
(下記画像はサブメニュー画面なので、通常のBボタンでは閉じれません)
オリジナル版を無視したゲーム性
しかしそれ以上に本作を有名にした要素として、あらゆる仕様がオリジナルとは違っているところにあります‼
敵に見つかることなく潜入していくのがステルスゲームの醍醐味。
初見では、バレないよう慎重に進む、あの手に汗握るドキドキ感‼
そして何度も何度も失敗した難関を、見事に攻略できた時のあの充実感‼
ですがそもそも敵の配置に問題があるため隠れることは不可能、確実に見つかる仕様となっております‼
ただ画面が変われば何故かそれらはすべて解除され、敵キャラは忘れてしまっています。
なので見つかっても別に大したことないです‼
それよりも倒した敵が復活してしまうことのほうがゲーム攻略的には大問題です‼
例えば双眼鏡というアイテムで、隣の画面を確認しただけでも元通りです‼
それじゃあもう隠れる意味ないしコンセプト違うし、ステルスゲームじゃないじゃんと叫びたくなりますが…。
そもそも説明書に記載されているジャンル名は『タクティカル・ロールプレイングアクションゲーム』。
オリジナル版とここまでの相違があることも、今思えば「別ゲーですよ」という開発陣からのメッセージなのかもしれません‼
小島秀夫氏「クソですよクソ!」
某ラジオ番組にて、本シリーズ生みの親である小島秀夫監督が語気を強めて言った発言です。
「ファミコン版のメタルギアはクソですよクソ!」
また東京ゲームショウに登壇した際は「あれはやらないで下さい」と冗談交じりに話したこともありました。
これらの発言のおかげで本作は、数あるクソゲーの中でもオフィシャル認定を受けたクソゲーとして有名となりました‼
人気のメタルギアレビュー動画
YouTube 動画でも、そのクソゲーっぷりをお楽しみいただけます。
最後に
(下記は オリジナル版であるMSX2 に出てくる、こちらが本当のメタルギアです‼)
数あるクソゲーの中でも、いわゆる中の人からお墨付きをもらった作品がこれまでにあったでしょうか?
それも生みの親である監督からというのは、かなり稀有なことだと思われます!
どこで神格化するのか分からないのも、きっとクソゲーならではの魅力ですね‼
【イチ推し】世界中で大人気の本格RPG!
奥深い戦術性が中毒性バツグンの爽快コマンドバトルの傑作!

月に10本以上のゲームをプレイしている編集部が【おすすめのゲーム】をご紹介するコーナーです!
「Raid: Shadow Legends」は、基本プレイ無料の王道ターン制アクションRPG。
なんと、ストーリーを手掛けたのは全米脚本家組合主催の賞にノミネートされ「アサシン クリード シンジケート」を制作した Paul C.R. Monk 氏。
また声優陣も「Mass Effect」「ウィッチャー3」などで活躍するベテラン海外声優陣が担当!

300以上のプレイアブルキャラクターが登場し、それぞれスキルや属性、装備品などの組み合わせ方により全く違った戦闘スタイルへと変化できるのが特徴です。
そんな奥深いストーリーと育成要素、そして戦略的なコマンドバトルが見事に融合して生まれた本作。
課金要素もありますが、もちろん無料でも十分楽しめます!(私は無料派)
レビューも驚異の4.5(5.0満点)! 編集部もみんなでハマってます!
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RAID: Shadow Legends 公式サイトレビューのご紹介



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RAID: Shadow Legends 公式サイト美麗なキャラ達で彩られる重厚な世界感

魅力的なキャラクターと重厚な世界観を美麗なグラフィックで表現した「Raid」。
ゲームを始めた直後から、無料ゲームとは思えないほど大迫力の演出が目白押しです!
ストーリー面については、少しダークなファンタジーで重厚な印象。
ただし、キャラクターが冗談を言いながら戦う姿は、アメコミのようなちょうど良い温度感のストーリー展開が私の好み!
しかも、ストーリーを手掛けたのは全米脚本家組合主催の賞にノミネートされ「アサシン クリード シンジケート」を制作した Paul C.R. Monk 氏。
(どんどん沼っていく理由が分かりました…)
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RAID: Shadow Legends 公式サイト戦略性のある中毒性があるバトル!

何も考えずにクリアできる最近のゲームはつまらないと思っている方は必見!
戦闘はゲージが貯まった人から行動できるターン制バトルですが、よくある一般的なものではありません。
編集部のAさんは当初、適当にチームを編成してクエストに突撃したら、まさかの全滅!笑
戦闘で重要なのは、「属性」と「バフ・デバフ」の相性です。
クエストで出現する敵の情報を見て、有利属性、デバフやバフの組み合わせを考えながらチームを編成してきます。
また、自分の好きなように育てることもできる「育成」も戦略上、とても大事な要素になってきます。
そんな戦略性のあるバトルにとにかくハマること必至。
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RAID: Shadow Legends 公式サイト遊び尽くせないほどの豊富なコンテンツ

Raidは、「豊富なコンテンツ」が魅力のゲームです。
主なコンテンツは、この6つ!
- ゲームのメインコンテンツ「キャンペーン」
- 強化素材集めにピッタリ「ダンジョン」
- 激しいクリプト争奪戦「ファクションウォー」
- ライダルに打ち勝て「アリーナ」
- 皆で強大なボスに挑む「クランボス」
- 報酬を目指して駆け上がれ「ドゥームタワー」
特に、メインである「キャンペーン」のストーリー数だけでも、かなりの歯ごたえ。
編集部の私も、会社帰りや寝る前に毎日プレイしていますが、未だに飽きがきません。
無料ゲームで、ここまでコンテンツ量が多いのはかなり珍しいと言えるデキ。
1つのゲームをじっくりプレイしたい方には「間違いなしの作品」です!
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RAID: Shadow Legends 公式サイトライター紹介

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