【原神】流浪VSドドコ~どっちが強い?~

はじめに


イベント・真夏!島?大冒険!も佳境を迎えました。

イベントマップ『金リンゴ諸島』の探索ボリュームもたっぷりで、見逃していた宝箱やギミックを見つける度に胸が躍ります。

ストーリーもまさかの展開!(ネタバレになるので詳しくは伏せますが)これから迎える夏にふさわしい、感動的な『大冒険』でした!

さて、ストーリーの進行とともに増えていったミニゲームですが、とうとう最後の挑戦が解放されました。

それに合わせて、イベント商店ではミニ『バドルドー』と様々な景品が交換できるようになっています!

中でも目玉となる商品が、クレーのモチーフ武器となる法器『ドドコの物語』

本イベント限定で入手できる武器であり、同じくイベント商店でミニ『バドルドー』と交換できるアイテム・『童心の欠片』を使用することで精錬ランクを必ず5まで上げることが出来ます

この武器は見た目の可愛さもさることながら、その性能も魅力的なものとなっています。

  1. 『ドドコ』はダメージを底上げできる武器!
  2. 『流浪』は10秒間が超強い武器!
  3. 安定感なら『ドドコ』、凸が進んでいるなら『流浪』

この記事は五分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

なぜ流浪と比べるの?

オプションが攻撃力であり、武器スキルもダメージアップや攻撃力アップであることから、(もちろんクレーモチーフという点でも)明確にアタッカー用のデザインがなされている、ドドコ

同じ星4のアタッカー向け装備の中で、特に優秀と言われる法器の一角が、ガチャで入手可能な『流浪楽章』です。

更に同じく、星4でアタッカー向けの武器としては紀行で入手可能な『匣中日月』があります。

しかし、こちらは重撃を除く通常攻撃と元素スキル・元素爆発のコンボを見越した性能であるのに対して、『ドドコの物語』は通常攻撃と重撃のコンボを前提にした性能であるため、運用方法や適するキャラクターが違い、競合する事にはならないでしょう。

一方で『流浪楽章』は汎用性の高いバフを武器スキルに持つため、『ドドコの物語』と迷う場面が出てきます。

上記の点を踏まえて、本記事では、それぞれの特性をもとに、どちらがより使いやすく強いのかということを考えていきます。

主に比較に使用するのは精錬ランク1の『流浪楽章』と、精錬ランク5の『ドドコの物語』です。

『流浪楽章』の強み

  • 無凸時武器スキル:キャラ登場時、ランダムにテーマ曲を1つ獲得する、継続時間10秒。30秒に1回のみ発動可能。叙唱:攻撃力+60%。詠唱:全元素ダメージ+48%。間奏曲:元素熟知+240。
  • 会心オプションが嬉しい!

    『流浪楽章』の強みの一つとして、オプションが会心ダメージであることが挙げられます。

    会心系のステータスは攻撃力などと比べて、聖遺物のみではなかなか思うように上げられないことも多いため、武器だけで会心ダメージを50%ほど簡単に確保できることは大きなアドバンテージになります。

    強力なバフを出場すぐに獲得できる!

    『流浪楽章』の武器スキルであるバフ効果は、三種類のうち一種をランダムで獲得することが可能です。

    三種類は攻撃力上昇、全元素ダメージバフ、元素熟知アップであり、音符のエフェクトによっていずれが発動したのか見分けることが可能です。

    これらは、ただ効果が強力というだけではなく、登場した時に即付与されるため、すぐに威力を発揮することが出来ます。

    『流浪楽章』の惜しい点

    安定感に欠ける

    上の項目でも紹介したバフはいずれもあって困ることのない優秀なものですが、ランダムという性質上、どうしても安定感は損なわれてしまいます

    例えば、元素ダメージバフは法器にとって非常にありがたいですが、一方で、熟知バフは元素反応前提のステータスであり、修正の入ったもの以外の反応にとってはさほど恩恵もありません。

    どのバフを獲得したのか、という戦況を把握するにはマークを覚えなければならない、という若干のわずらわしさもあります。

    時間制限が存在する

    流浪楽章の武器スキルは、該当武器を所持するキャラが出場してから10秒間のみ効果が発動し、その後20秒のクールタイムが発生します。

    クールタイムがやや長いのに加えて、効果継続時間が終了した場合、もう一度スキルを発動させるには、そのキャラクターを誰かと切り替えてから再出場させる手間もあり、やや使用感に癖があることは否めません。

    サポーターや他のアタッカーと頻繁に切り替えるのであればあまり気にならないかもしれませんが、長時間出ずっぱりになるメインアタッカーの場合は難しいポイントになります。

    『ドドコの物語』の強み

  • 武器スキル:通常攻撃が敵に命中した後の6秒間、重撃ダメージ+32%。重撃が敵に命中した後の6秒間、攻撃力+16%。
  • 安定感抜群!

    『ドドコの物語』が『流浪楽章』と比較して特に優れている点は、クールタイムが存在しないところです。

    6秒以上空けずに通常と重撃のコンボさえ発生していれば、ずっと安定してバフを獲得することが出来ます

    また、継続時間が終了しても、通常攻撃さえ使えば簡単に再度バフ効果を獲得することが可能です。

    圧倒的な汎用性の高さ

    先述した通り、『流浪楽章』だとキャラによって元素熟知が生かしきれないケースがありますが、『ドドコの物語』は攻撃力と重撃ダメージに特化しているため、アタッカー運用であれば、まず効果が腐るようなことは起こりません

    また、現在の法器アタッカーキャラは、クレーのほかにも煙緋や凝光などが代表的ですが、このうちいずれのキャラにおいても重撃は主な攻撃方法であるため、現在の環境に適していると言えます。

    『ドドコの物語』の惜しい点

    基礎攻撃力がやや見劣りする

    同じLv70の時、それぞれの基礎攻撃力は『ドドコの物語』が347、『流浪楽章』が388となっています。

    基礎攻撃力はキャラクター自身と武器でしか上げることが出来ず、また%で上昇するオプションすべての値を左右するステータスなので、これが低いことはやや不利な点になります。

    ただ、武器スキルやオプションによってカバー可能なので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

    通常重撃型のプレイングに縛られる

    流浪通常攻撃によって得られるダメージバフが重撃限定であるため、この武器を使用する場合は必ず通常と重撃を主体に戦う必要があります

    ですので、スキル中心の戦い方や通常のみの戦い方が出来ないという縛りが出来てしまいます。

    スタミナの管理が必要だったり、おのずと立ち回りが決められてしまうことが、欠点になるかもしれません。

    使用感テスト

    それでは実際に、同じ条件下でどれだけ差が出るのか試してみます。

    使用キャラクターは煙緋ですが、比較的プレーンなキャラクターですので他キャラも同様に考えられるかと思います。

    あくまでこれは『使用感』のチェックであり、精密に計算したものとは変わります。目安であることに注意してください。

  • 使用キャラ:Lv50煙緋(突破済)、天賦すべて1
  • 使用武器:Lv70ドドコの物語、Lv70流浪楽章
  • 聖遺物:会心率冠、羽、花のみ装備。セット効果なし。会心率を51.3%、会心ダメージ100.9%。
  • ルール:晴天時に遺跡守衛を攻撃。すべてバフ効果の継続時間内で検証。入れ替え要員はバフを持たない。重撃は丹印1つで行う。通常1段+重撃とスキル一回のダメージを記録する。
  • 流浪煙緋

    叙唱:攻撃力+60%を獲得した場合。

    【会心あり】【会心なし】
    通常1段776374
    重撃1090765
    スキル18221123

    詠唱:全元素ダメージ+48%を獲得した場合。

    【会心あり】【会心なし】
    通常1段695346
    重撃1438716
    スキル1600796

    間奏曲:元素熟知+240を獲得した場合。

    【会心あり】【会心なし】
    通常1段550274
    重撃1090543
    スキル1600796

    使用感としては、出場後10秒は思っていたよりも長く、十分に攻撃をする時間があると感じました。

    ただ、上の数字を見てもわかるようにバフの種類によって結構な差が生まれてしまいます。

    ドドコ煙緋

    【会心あり】【会心なし】
    通常1段533343
    重撃1346866
    スキル1618998

    使用感としては、やはりずっと効果が継続しているという安心感が大きく、ずっと前線で戦いつづけるキャラに適しているのではないかと思います。

    良い意味で無難』の一言に尽きます。

    結局どっちが良いの?

    無凸流浪≤完凸ドドコ

    比較が難しくはありますが、無凸の流浪楽団はバフによっては完凸ドドコを超えるものの、大した差がないように感じました。

    『流浪楽章』が無凸であれば、安定して火力を底上げ可能な『ドドコの物語』の方が使いやすくオススメできると思います。

    ただ、完凸ドドコにはこれ以上の伸びしろがありません

    少しでも凸が進んでいるのであれば、ダメージ量は確実に流浪が上回ってくるかと思います。

    『流浪楽章』は恒常祈願やキャラクター祈願からも排出されるため、将来性を考えて『流浪楽章』を育てておくのもアリです。

    安定感のドドコ、当たれば強い流浪

    流浪楽章はバフと会心の二つで運要素が絡む武器です。それが嫌だ、と感じるのであればドドコで十分強いでしょう。

    逆に、瞬間火力を求めるのであれば流浪楽章が良いと思います。また、会心ダメージを補う目的で流浪楽章を採用するのもアリです。

    メインアタッカーとして長く場に出続けるならドドコ、サブアタッカーやWアタッカーの場合は流浪という使い分けもできると思います。

    ご自身の育成具合に合わせて検討してみてください!

    最後に

    今回は流浪楽章とドドコの物語を比較しました。

    会心が絡んでくるなど比べづらいところはありますが、とにかくどちらも優秀な武器であることは間違いありません。

    また、見た目の雰囲気もかなり違っていますので、どうしても迷ったら、キャラに似合う方を選んでも良いかもしれないですね!

    イベントに参加すれば必ず獲得できる『ドドコの物語』は、特に無課金や微課金にとっては非常にありがたい存在です。

    お得な経験値ボーナスもあるので、イベント期間内に獲得・育成しておくことをオススメします!