カービィシリーズ新たな挑戦!100%クリア感想【星のカービィディスカバリー】

星のカービィディスカバリー

2022年3月25日に発売されたカービィ最新作、【星のカービィディスカバリー】の完全クリア感想です。

これから「カービィディスカバリーを買おうか悩んでいる」という方は、この記事を読んで判断してくれたら幸いです。

初見でゲームを楽しめるように、なるべくネタバレを回避していきます。

  1. 本編シリーズ初の完全3D!
  2. 本作の舞台は、文明と自然が融合した世界!
  3. 名の通りのディスカバリー!
  4. 良かった点、惜しかった点を紹介します!

この記事は約5分ほどで読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

本編シリーズ初の完全3D

今までのカービィシリーズは、横スクロールアクションゲームとなっておりました。

しかし、今作は初めての360度何処でも移動できる、完全3D仕様となっております。

番外編である【カービィのエアライド】や、【カービィのすいこみ大作戦】は完全3D仕様でしたが、本編で完全3Dになったのは今作が初めてとなります。

本作の舞台と冒険

本作の舞台は、カービィが住んでいるポップスターとは、別世界の文明と自然が融合した街が舞台となります。

そこでは、ビースト軍団に捕らわれたワドルディを助け出し、先へ進むのが今作の冒険となっております。

良かった点と惜しかった点

ここからは今作のよかった点と、惜しかった点をいくつかご紹介していきます!

良かった点①【名の通りのディスカバリー】

「ディスカバリー」は「発見」という意味がありますが、名の通り様々な発見がありました。

ステージ内の至る所に、捕らわれたワドルディと隠し要素が用意されており、細かく調べれば調べる程、新たな発見が見つかります。

良かった点②【1ステージの長さが丁度良い】

本作のステージの長さの調整が、よく出来ております。

探索する時はかなり時間が掛かりますが、探索せずにゴールを向かう時では、かなり早くクリア出来るようになっております。

これにより、救出しそびれたワドルディを救出すべく、再挑戦する時間がかなり短くなっております。

良かった点③【ロード時間が短い】

3Dゲームの課題である、ロードの時間ですが、とにかく早いです。

今作のカービィは1ステージ内にエリア移動がいくつかあります。

その度にロードが挟まれますが、殆どが約1.5秒以内にロードが終わる為、快適に遊ぶことができるようになっております!

良かった点④【操作性が良い】

今作の操作性は、非常に快適な仕上がりになっております。

開発者さんによると、着地後の再ジャンプ判定や攻撃の当たり判定などをかなり調整しているようです。

再ジャンプ判定では「着地した」と思い、ジャンプボタンを押すと、実際はまだ着地しておらずホバリングしてしまう現象が起こってしまいます。

しかし、調整後では地面とある程度近いと着地判定になり、ジャンプできるようにしております。

これにより、思った通りにジャンプできるようになっているのは大変素晴らしいです。

もう1つの攻撃の当たり判定では、実際は当たってなくても当たるように、調整されております。

どうやらゲームカメラとカービィの位置関係から、プレイヤーが当たったように見える範囲を自動で特定して、攻撃が当たるようにしております。

これにより、ストレスなく攻撃を当てれるようにしてるのも、凄い調整です。

開発者さんの話は、下のリンクから飛べますので是非読んでみてください!

開発者に訊きました : 星のカービィ ディスカバリー|任天堂 (nintendo.co.jp)

良かった点⑤【没入感が強い】

今作のBGMと各ステージの作り込みにより、ゲームの没入感がよく出来ております。

過去のカービィシリーズでもそうでしたが、今作は完全3Dという事もあり、より一層没入感を楽しめるようになっております!

音楽を聴きながらステージ内の探索すると、とても冒険している気分になりますよ!

惜しかった点①【ポーズ画面のボス&コピー能力紹介ページがない】

カービィシリーズはポーズのメニュー画面に、コピー能力やボスの紹介ページが出る事があります。

しかし、今作はそれが無くなってしまい、ボス戦でもポーズメニューを開いても紹介ページが出てきません。

初見の時は、癖でボス戦が始まった時にポーズメニューを開いてしまいましたが、紹介ページが無かったのは少し驚きました。

しかし、今作登場のフィギュアから、コピー能力やボスの紹介文がしっかり書かれております。

これにより、ボス戦に行かなくても、いつでも紹介文を読む事ができる点では良いでしょう。

惜しかった点②【操作キャラが限られている】

今作は最大2人まで遊べるようになっておりますが、1Pはカービィ、2Pはバンダナワドルディが固定となっております。

これにより、1Pがバンダナワドルディを操作する、1Pと2Pが各色のカービィを操作する事はできません。

惜しかった点③【従来のコピー能力の種類が少ない】

今作は従来のコピー能力の種類が少なく、20種類もありません。

(前作の星のカービィスターアライズでは約28種類ありました)

その為今までと比べて少なく感じるかもしれません。

しかし、今作から追加された、【ほおばりへんけい】とコピー能力進化の数を含めると約40種類以上もあります!

その意味では、過去最多の数かもしれません。

総評とまとめ

カービィシリーズ初挑戦の作品でしたが、個人的に大成功だと思っております。

というよりも、不満点が全くなかったのです。

ゲームには良い所と悪い所を紹介したいので、惜しかった点を出したのですが、これを見つけるのにかなり苦労しました。

それぐらい今作の【星のカービィディスカバリー】はよく出来ており、満足度の高い作品でした。