シリーズ最高の神ゲー「キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー」
今回遊ぶゲーム
『キャプテン翼』という作品を皆さんご存じでしょうか?
1980年代に少年ジャンプで連載され、その後も断続的にシリーズが続き、現在「グランドジャンプ」で連載中の、サッカー漫画の金字塔です。
その人気は日本だけにとどまらず、全世界において、後にプロサッカー選手となる選手達に影響を与えた作品でもあります。
そんな伝説の漫画は、ゲームにおいても有名で、中でも、シリーズ最高の呼び声が高いのが、「キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー」です。
ちなみに、今回の記事をざっくりまとめると!
- 一番の見どころは「対決時のカットイン」!
容量のすべてを使っているんじゃないかという程! - 原作前に『カルロス』が登場した作品!
- キャプ翼の小ネタは笑えるものから攻略に使えるものまで
この記事は3分で読み終わりますので気軽に最後まで読んでみてくださいね!
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ゲーム情報
タイトル | キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー |
ジャンル | スポーツ・シミュレーション |
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
発売元 | テクモ |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 1990年7月20日 |
サッカー×シミュレーション

本作は、サッカーをモチーフにしていますが、実際はシミュレーションゲームです。
自分たちがボールを持ったら、自由に動くことができます。
敵と味方がアイコンとして可視化されており、敵のアイコンとぶつかると、行動の選択になります。
選手個々に「ガッツ」というポイントが割り振られており、それを消費して様々な行動します。
特定のキャラには「必殺技」が設定されていて、通常のガッツより多く消費することで、有利な結果を招くことができます。
ガッツが少ないと、必殺技を使うことが出来なくなってしまうため、敵が強くなるほど、計画的に必殺技を使わなければなりません。
前作との違いと進化したポイント
前作との違いは、主に…
- 敵の位置が可視化された(前作はランダムエンカウント的な感じでした)
- ワンツーパスが出せるようになった
- スルーパスが出せるようになった
- キーパーと1vs1が可能になった
- ゴール前の浮き球にキーパーが参戦してくるようになった
- パスの相手が自由に選べる(前作は4択)
- 守備の時にブロックが選択可能に
- 謎の選択肢「マーク」がかわりに消える
- 誰もいない場所にもパスが出せる
- 対決前に特定の組み合わせでカットインが入る
と、正統進化!
そして「対決時のカットイン」ですが


グラフィック容量の大部分を使い切っている、と言っても過言ではないほど迫力があります。
強大な敵にどう立ち向かっていくか
本作のストーリーは…
「サンパウロ編」→「南葛高校編」→「サンパウロ編」→「日本代表編」
と、なっています。
ストーリーが進むにつれ、味方が集まっていきますが、それに伴い敵も強大になっていきます。
決勝戦のブラジル代表にもなると、集団で必殺シュートの連発とやりたい放題。
プレイヤーが操作する日本代表は、勝ち進むにつれ、通用しない選手が一人、また一人と増えていきます。
点を取れる可能性がある選手が減っていくので、そのやりくりをどうするかが一つ肝になります。
ただし育成ゲームの要素があるので大丈夫!
試合ごとに、活躍した選手や、ベンチメンバーも含めてレベルが上がっていきます。
最終的には、誰でも活躍させることが可能です。
試合に負けても同じ相手からやり直せて、その際にレベルが上がるので、あきらめない心さえあればいずれ勝てます。
ゲームが原作を超えた作品
実は本作に、後のライバルがいち早く登場しているのです。
それが、『カルロス・サンターナ』

本作は、漫画の連載終了後から3年後という設定で、主人公の『大空 翼(おおぞら つばさ)』がブラジルに渡り、プロとして戦っている場面から始まります。
ストーリーを進めていく中で、伝説のストライカー『ジャイロ』の存在を知り、彼が操っていたという「サイクロン」というシュートを再現するというのもテーマになっています。
これはオリジナル展開です。
そして、ライバルである『カルロス・サンターナ』は、本作発売時、原作に登場しておりませんでした。
(※厳密にいえば、劇場版アニメのオリジナル展開で登場しています)
時系列でみると
時系列でまとめると、
- 漫画本編の連載終了 … 1988年
- キャプテン翼Ⅱ発売 … 1990年
- ワールドユース編 … 1994年~1997年
となっており、漫画の新章開始の、実に4年も前に新キャラが出ていたのであります。
また、本作に登場した大量の敵キャラクターは、カルロスを除き、漫画のワールドユース編に出ていないのもポイントです。
漫画の方では、ワールドユースの決勝まで勝ち進んだ日本の相手は「ブラジル」で、カルロスがちゃんと登場しています。
ただし、途中出場してくる最強の選手がいる、というシナリオまでゲームと一致しているのですが、違う名前の選手でした。
このゲーム、カルロスを漫画続編に出す為に作ったと言ってもいいかもしれません。
ゲームが原作を超えるという奇跡が起きたのです。
ファミコンならではの制限と魅力
容量の問題があるので、制限はあります。
特にキャラクターグラフィックは、使いまわしの嵐です。
ちなみに、日本代表というプレイヤーが操作するチームはこちら…

おわかりいただけただろうか
髪の色が違うだけで、みんなグラフィック一緒なのです。
ただし音楽は最高!
その反面、音楽はライバルチームごとに設定されていて、とてもかっこいいです。
個人的には、ドイツ代表の音楽がとてもかっこいいと思います。
ちなみに、タイトル画面で「A+B+スタートボタン」同時押しで、サウンドテストができる裏技があります!
小ネタ
「キャプテン翼II スーパーストライカー」における小ネタを、いくつかご紹介しましょう!
余興を始める実況
試合に関係ありませんが、試合開始時にボタンを押さずにいると、実況のキャラクターが余興を始めます。
結構笑えるものもあるので、ご自身で確かめてみてください。
ポジションの適正が存在しない
本作は「キャラによるポジション適性が存在しない」という点があります。
この存在は大きく、ストーリー後半は、育成が充分でない場合に得点できるキャラはかなり限られてくるので、これを生かして、主に守備を構築するのも手です。
例えば『立花兄弟』

彼らのシュートは、ほぼ通用せず、パスもカットされやすいため、必殺ディフェンスを生かして守備に使うといいと思います。
他のキャラもポジションは変えたい放題なので、ベストな布陣を作ってみてください。
結構使える「顔判別法」
ライバル以外は「てきの〇ばん」表記が多いのですが、相手のグラフィックである程度能力がわかります。
狙い目はこの顔です。

この顔のキャラは大体弱いのです。

ボール持ってるときはコチラ。
強いパスワード、変なパスワード
本作には変なパスワードがあります。
いつくかご紹介したいと思います!
- ごり
- べじいた
- もてるつばさは
- ももみたいなおしり
- たかはしよういちのま
- つばさよりつよくなりたい
- うさぎはてくものまあく
どんなものになるかは使ってみてのお楽しみです!
相手が強くて進めない!という方は、物語開始直後での強いパスワードとして、
「つばさみさきごうるおうばえしゆうと」
さらに、序盤での最強パスワードとして、
「とうほうあきたたつなみくにみふらのお」
というものもあります。
さいごに
原作の、ワールドユース編を超えるストーリー完成度と秀逸な音楽。
キャプテン翼シリーズの最高傑作といえる本作。
今やっても存分にハマりますし、ファミコンクラシックのジャンプバージョンにも収録されていますので、ぜひプレイしてみてください。
ライター紹介

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「Raid: Shadow Legends」は、基本プレイ無料のターン制アクションRPG。
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また声優陣も「Mass Effect」「ウィッチャー3」などで活躍するベテラン海外声優陣が担当!
300以上のプレイアブルキャラクターが登場し、それぞれスキルや属性、装備品などの組み合わせ方により全く違った戦闘スタイルへと変化できるのが特徴です。
そんな奥深いストーリーと育成要素、そして戦略的なコマンドバトルが見事に融合して生まれた本作。
課金要素もありますが、もちろん無料でも十分楽しめます!(私は無料派)
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