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スーパーファミコンで出ていた『魔法陣グルグル』をレビュー!
今回遊ぶゲーム
「RPG的なお約束」と「それを利用したギャグ」でお馴染みの漫画作品『魔法陣グルグル』
今回は、スーパーファミコンで発売された『魔法陣グルグル』をレビューしたいと思います!
ちなみに今回の記事をザックリまとめると!
- 「グルグルっぽい!」感じがするオリジナルストリーが魅力!
- 「防具を装備しても防御力が上がらない」恐ろしいバグの存在
- そのバグである意味原作再現できてしまう!
脆いニケをククリで助けるなりきりプレイ!
この記事は、5分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!
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『魔法陣グルグル』とは?
近年、再度アニメ化されたので、知っている方もいると思いますが、改めて基本情報のご紹介です。
『魔法陣グルグル』は、1992年から2003年まで『月刊少年ガンガン』で連載された、衛藤ヒロユキ先生の人気漫画です。
グルグルとはどんな話?
勇者マニアの父『バド』に、旅立つことを強要された『ニケ』と、グルグルが使えるミグミグ族の『ククリ』が、魔王ギリを打倒する
という物語。
漫画全体を通して、ロールプレイングゲームの、プレイヤー視点でのパロディが基幹となっています!
例えば、黒字に白抜き文字のメッセージウィンドウがツッコミをいれるなど、ゲーム的な表現もあります。
そして、強烈なサブキャラクターや、シュールなギャグ、そしてグルグルをめぐる物語など、多くの魅力をもつ作品です。
『魔法陣グルグル(SFC)』のゲーム詳細
タイトル | 魔法陣グルグル |
ジャンル | RPG |
対応機種 | スーパーファミコン |
発売元 | エニックス |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 1995年4月21日 |
1994年にアニメ化され、様々なメディア展開をされました。
その中の1つが、このゲームです!
本編にもありそうなオリジナルストーリー
シナリオですが、本作の発売当時は、原作が連載中であったこともあり、オリジナルストーリーが用意されています。
ゲームのあらすじとしては…
世界に夜明けをもたらす鳥「オクロック」の卵を、魔物に支配された13の塔を攻略しながら取り戻す
という内容
原作の中に出てきても、おかしくないようなストーリーのため、違和感を感じることはないでしょう。
「何か壮大なストーリーが!」みたいなことはありません。
そこも「グルグルっぽい!」という感じはするのですが、シナリオ自体は薄味です。
お馴染みのキャラクター達も!
町には、原作でもお馴染みのサブキャラクターたちが登場してます。
本人の場合もありますが、まったくの別人の場合もあります。
ただし、シナリオにサブキャラクターたちは絡んでこないため、ただ町にいるだけの存在になっています。
話しかけると色々な反応が返ってくるのはうれしい所。
別人の場合「あいつにしか見えないのに…」と残念に思うこともあるかもしれません。(上の画像のように)
システムには重大な欠陥がある
システムは、1つの町を拠点にして塔(ダンジョン)を攻略していく形式になっています。
全部で、13の塔(ダンジョン)を攻略していくことになります。
ダンジョンは、「入るたびに構成が変わる形式」と「構成が固定」のものが用意されています。
シンボルエンカウントという、敵が表示されており接触すると戦闘になる形式です。
気になる戦闘は?
戦闘では、プレイヤーはククリを操作して、オート操作のニケを魔法でサポートします。
ニケは一切操作できませんが、作戦によって攻撃の頻度などを変化させることができます。
ククリのグルグルは、原作でも登場するものからゲームオリジナルのものまで様々です。
私のおすすめは『ザムディン』です。
バグの存在
そして、このゲームの最大の特徴となるバグが存在します。
それは、「防具を装備しても、実際の防御力が上がらない」というバグです。
RPGとしては致命的で、「敵の攻撃力は上がるが、装備でそれを補うことができない」という恐ろしいバグです。
そのため、最強防具も裸と一緒という裸の王様も真っ青の仕様になっています。
当時は、頑張って防具をそろえていたのですが、意味がなかったと分かって本当にショックでした。
もしかしたら制作陣は、グルグル「長い声のネコ」を喰らっていた疑惑が。
何故バグが楽しめるのか?『魔法陣グルグル』
この「防御力が上がらない」という致命的なバグ。
しかし、このバグのおかげ?で、「前衛をするニケが脆く」「ククリのグルグルが決め手になる」という部分を再現できています。
後衛のククリに突然攻撃がきて負けそうになるのも、原作ではよくある光景です。
致命的なバグがありながらも作品として成立してしまいました。
「ニケはこうだよな…グルグルってこうだよな…」という気持ちになるのです。
強烈なバグがある作品ですが、それすらも原作再現として受け入れさせてしまう、そんな稀有なゲームが『魔法陣グルグル』であると私は感じています。
皆さんも私と同じ気持ちになってほしいのでぜひ『魔法陣グルグル』をプレイしてください。
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「こちらの記事もおすすめ」の下の部分のリンクがバグなのかはわかりませんが、リンクではなく素のURLが書かれただけの状態になっております。
魔法陣グルグルは本当に好きな作品なので、それだけがどうしても目立ってしまい、少々残念です。
確か、タグだったような気がします。うろ覚えなのであってるかどうか自信はありませんが……。→調べたらでした、申し訳ございません。
そして、そんなバグがあるなんて魔法陣グルグルに関して愛情をドボドボと注いでいたはずなのに全然気づかない私もどうかしてるな(汗)
追記:暗号文が慣れぬアルファベットではなく気心の知れたひらがなというところもグッドです!