2021年11月11日に満を持して発売された【真・女神転生V】（以下、通称及び略称：メガテン5）。
古くはファミコン時代から、後の派生系である【ペルソナ】に至るまで、数々の歴史を持つこのシリーズ。
多くの王道、騎士道系RPGに反して、このシリーズは『悪魔を仲魔にしながら闘う』のがメインストーリーという部分だけ聞きかじっていました。
それゆえに筆者は、主人公が正義なのか悪なのか、はたまた悪とは何なのかという部分が気になったり、他のRPGに比べて素人ながらに、手につけにくい印象のゲームでした。
確かに筆者の周りにも、「なんか難しそう」、とか「シリーズが色々有りすぎて、今からならどれから手をつけて良いのやら」と思う人や、「スーファミの1とか2は昔プレイしたし懐かしいけど、switch版の最新作はイメージ違いだったらなんだし、どうしようかなぁ」、「ペルソナ」ならやったことあるけど・・・等と迷っている声も、ちらほら。
今回、【メガテン】シリーズを一切プレイした事の無い筆者が、初心者ながらに攻略に耐えられるのか、というところを数回にわたりレビューしていきたいと思います。
つまづくほどに、面白い！いざ【メガテン5】の世界にダイブ！
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（以下、一部ネタバレあり。）
- メインクエストでストーリーを楽しみながら、魔界マップ拡大！しかしうっかりしてると即死。
- サブクエストはどのクエストを受注するか、選択に要注意。
- 龍穴はコンビニ&レベル上げジム状態
- まずはマスコットキャラ、ヒーホーくん（ジャックフロスト）を作る。
この記事は超初心者の方向けです。5分で読み終わります。気軽に読んでみてください。
序盤メインクエスト。素人レビュー！
近未来の学生→魔界へ
始まりの舞台は、近未来の東京の高校生である主人公が、下校途中の品川駅で足止めをくらうところから。
【メガテン】シリーズは、基本的に学生✖️異世界というパターンが多いので、主人公が学生なのはこの【メガテン5】でも世界観が生きています。
どうやら、近くで殺人事件が起きた（この辺りもこれまでのシリーズでよくある流れのようですが）らしい様子。
主人公は同級生たちを追って、品川駅付近を捜索するうちに、トンネルが崩れる事故に巻き込まれます。
目が覚めるとそこは、あたり一帯が砂漠に、、、それは「東京」ではなく、「魔界（ダアト）」になっていた、という設定。
主人公→【ナホビノ】になる。
主人公はここは人間の立ち入って良い場所ではない、と殺されそうになります。
そこに【アオガミ】という人物が呼びかけてきて、【アオガミ】と融合することで、主人公は【ナホビノ】という存在に変化。
この砂漠と化した東京である魔界で闘うことになります。
謎の声の人物「アオガミ」ですが、自身も主人公が魔界に来たと同時に甦り、なぜそうなったのか思い出せないという「アオガミ」。
東京タワーから感じる強いエネルギーの方に向かえば分かるということで、まずはメインクエストで『東京タワー』を目指すよう、物語は進行していきます。
▼【ナホビノ】になった主人公。
友人と魔界で再会。
東京タワーに向かう過程で、下校途中で分かれた、主人公の友人の「敦田ユヅル」も何故か魔界に紛れ込んでおり、再会することになります。
どうやら彼はある組織（「アオガミ」と関係するのか）から、「悪魔召喚プログラム」なるものを受け取っているとのこと。
同じく行方不明になったYouTuberの同級生、「太宰イチロウ」を探していることを知ります。
そして「別々に行動して太宰を探そう」というユヅルの提案で、再び東京タワーを目指します。
東京タワー＝ヒュドラ戦
東京タワーにつくと、「アオガミ」の記憶が映像となって蘇ります。
どうやら「神の一派」と「混沌を重んじる悪魔」の戦いがそこから始まったことが、示唆されます。
かつて、魔界の悪魔たちに対抗する組織であった「ベテル」に所属していたということを思い出した、【アオガミ】。
「トウキョウ議事堂」へ向かうのが、魔界での最初のメインミッションになりそう・・・とその前に。
東京タワー前で不意に大蛇【ヒュドラ】に襲われるので、要注意。
実は東京タワーへは、戦闘を避けつつ何もしないでも来れてしまいますが、何もしない状態では、ここで即死の率が上がってしまいます。
実際、筆者も何も考えずにとりあえず行ってみたら、即死でした。
そこで、いわゆる世に聞く「悪魔合体」に力を入れ、どの悪魔を「仲魔」にするのかを練り直し、下記のパーティーで倒せました。
当然ながら、どの悪魔を【仲魔】にしてパーティーを組むのかが、攻略ポイントです。
次の項目では、サブクエストで「仲魔」にする悪魔を選択していきます。
「マガツカ」と戦闘→マップ拡大。
また、メインストーリーを進めるには、フィールドのマップを広げるために、まずは『マガツカ』を攻略していきます。
マガツカは言わば「小ボス」のような感じ。
その時のレベルより少し強めの敵が出てきます。
マップ上に赤く点在しているのが「マガツカ」。
これを倒すと大量の「マガツヒ」というエネルギーが得られ、レベルもアップ。
同時に、マップが拡がっていきます。
サブクエストで腕試し
メインストーリーを進めるにあたり、サブクエストをこなしつつ、レベル上げのためにもより強い「悪魔」を戦闘中のTALKコマンドを駆使したり、悪魔合体したり（次項に詳細）して、「仲魔」にしていきます。
たくさんサブクエストをこなして腕試ししながら、レベル上げしていくのがどうやら最終的には近道。
しかし、【メガテン5】ではこれらのサブクエストには競合する複数のクエストがあり、あっちを立てればこっちが立たず、みたいな状況に陥ることになります。
リャナンシーVSアプサラス
東京タワーで大蛇に襲われる前に確認&クリアしておきたいのが、この2つのミッション。
| アプサラスからの依頼 | リャナンシーを倒してアプサラスが【仲魔】になる |
| リャナンシーからの依頼 | アプサラスを倒してリャナンシーが【仲魔】になる |
この２つのミッションは、いずれもアプサラスとリャナンシーからそれぞれ、お互いを倒してほしいという依頼のため、どちらのサブクエストを受注するかは事前に決めないといけません。
前項目で述べた「ヒュドラ」に即死した筆者は、東京タワーに着いたときに、氷結属性攻撃を持つ悪魔を「仲魔」にしていませんでした。
そこでこの氷結属性攻撃を持っている「アプサラス」のクエストを受注し、仲魔にして対ヒュドラ戦を乗り越えるよりほかありませんでした。
【アプサラス】をパーティーに入れると、難なくクリア。
▼【アプサラス】
▼【リャナンシー】
サブクエストでレベル上げ
初心者の筆者にとって、レベル上げもどのようにするかは悩みのタネでしたが、メガテン5は親切設計で、魔界を歩いていると簡単にサブクエストを依頼してくる悪魔に出逢えます。
サブクエストを攻略するには、当然レベル上げしなければならず、必然的に【仲魔】も毎回、そのクエストの敵の攻略に合ったパーティーにしていきながら、戦うことになります。
▼序盤〜トウキョウタワーまでサブクエスト一覧
| サブクエストタイトル | クエスト受注場所 | クエスト内容 |
| 『魔石を持ってきてくれ』 | 港区・シバ付近 | 【ネコショウグン】に『魔石』を5個届ける |
| 『旅立った【ガキ】の捜索』 | 港区・タマチ | 【ガキ】から仲間の【ガキ】の捜索を頼まれて探し当てるが、戻らないという代わりに食べ物を持ち帰り渡しに戻る→空腹が酷くなり返り討ちに合うので倒す。 |
| 『ならずもの悪魔をやっつけて』 | 港区・ハママツチョウ | 悪魔「アガシオン」からの依頼で3体の悪魔「ダイモーン」を倒す。 |
| 『誘惑する水の精を倒して』 | 港区・東京タワー付近 | 【リャナンシー】からの依頼。弱い悪魔を誘惑し兵隊として集めている【アプサラス】の計画を阻止してほしいという依頼。 |
| 『誘惑する恋の精を倒して』 | 港区・ハママツチョウ | 【アプサラス】からの依頼で甘い言葉で無責任に悪魔を煽る【リャナンシー】の振る舞いを阻止してほしいという依頼。 |
| 『水場を荒らす悪魔を退治して』 | 港区・ハママツチョウ付近・シバ公園 | 困っている【マンドレイク】からの依頼で【アズミ】を５体倒してほしいという依頼。 |
龍穴でできること
回復&セーブ
魔界に入ったとたん、丸く光を放つスポットが目に入ります。
初心者にも嬉しい、【龍穴】という名の安心の回復&セーブポイントです。
さらに龍穴同士は、ワープ可能。
龍穴はまるでアイテムのコンビニ！？&レベル上げジム！？
龍穴という異空間でいつでも出会えるのが、2つの人物。
この2つは一つが攻略のための、アイテムの店舗、一つが悪魔合体や【ナホビノ】のスキル獲得場所となっており、まるでコンビニ&ジム状態。
ギュスターブ
なかなかの見た目ですが、優しいおじいちゃん。
【マッカ】（魔界の通貨）さえ出せば、傷薬や悪魔を分析出来るアイテムなど、様々な物が買えるお店の店主。
【マッカ】は、悪魔を倒したり、歩いて拾ったりします。
さらにギュスターブからの依頼で、【ミマン】という赤い生き物を探すサブクエストも受注。
これについてはまた次回、攻略していきます。
ソピアー（邪教の世界の主）
攻略に欠かせないのが、邪教の世界。
このシリーズの根幹とも言えるシステムです。
この邪教で、悪魔と悪魔を合体し、より強力な悪魔を生み出したり、あるいは禁断の人間と悪魔の合体を行えます。
つまり前項で主人公が【アオガミ】との融合でなってしまった【ナホビノ】をご説明しましたが、これもこのシステムを使用した禁忌の存在ということだそうで。
この邪教の世界の主、ソピアーの前で、主人公はオルガンを弾きながら悪魔合体を行うのです。
次項では、悪魔合体の初歩をやってみます。
悪魔合体初歩！
序盤で使いやすかった悪魔とその合体例を紹介していきます。
エンジェル
序盤で絶対必須なのが【エンジェル】。
祝福+2が初期スキルで、戦闘中の味方全員のHP回復要員です。
パーティーの2番目に入れてみたら、楽になりました。
合体は図の通り。
「エンジェル」の比較的簡単な悪魔合体の組み合わせとしては、下記の魔界のあちこちに居る、「マンドレイク」と「オンモラキ」という、初歩に出会う悪魔の合体。
全体的にどの悪魔の組み合わせでも作りやすいです。
フォルトゥナ
こちらも東京タワー付近に行くまでに悪魔合体で手に入れやすい悪魔です。
「ザン」及び「マハザン」は衝撃属性の攻撃で、衝撃属性に弱い敵に最適。
ちなみに悪魔合体で悪魔を得たときと、戦闘中のT A L Kで悪魔を「仲魔」に出来た時の、悪魔の決まり文句の挨拶、「こんごともよろしく」はこのシリーズの共通語。
▼「フォルトゥナ」→「ザントマン」＋「オンモラキ」の悪魔の組み合わせが作りやすかったです。
ジャックフロスト
そして、なんといっても、メーカーさんのマスコット的存在になっている、【ジャックフロスト】（通称【ヒーホーくん】）。
【マハブフ】という敵全体への氷結属性攻撃が強いのはもちろんのこと、見た目も振る舞いもかわいい存在。
ちなみに「こんごとも、よろしくほー」はジャックランタン、ジャックフロストが仲魔になった時のセリフです。
▼尚、「ジャックフロスト」を作るには「アクアンズ」と「ジャックランタン」が必要。
素人ながらに、ジャックフロストを作るために、簡単に作れた組み合わせの悪魔が、下記の組み合わせ。
▼「ジャックランタン」→「マンドレイク」＋「コダマ」
▼「アクアンズ」→「アズミ」＋「ダイモーン」
さいごに
以上、序盤の「メガテン５」の世界をサワリだけですが、プレイしてみました。
筆者は「メガテン」シリーズは全くの初心者で、スーパーファミコン版の「メガテンI」に関してのみ、友人がプレイするのを見たことがある、という程度ですが、「悪魔を仲魔にする」、というのと、「悪魔合体」の存在を知っているだけで、かなりプレイできます。
まだまだ奥が深い【メガテン５】。
もう攻略済み、というプロの方はたくさんいらっしゃると思いますが、初心者ながら次回は東京タワー〜「トウキョウ議事堂」までを旅していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
ライター紹介
- 常時3つのソシャゲとswitch内2種のゲーム攻略で、寝不足のかば。改め、かば Likeなマネージャー。営業マンのストレスからかゲームに打ち込む日々。
意外な特技はフランス語、趣味でフランスのYou Tuber発掘と日本文化と日本のゲーム紹介You Tubeを時々アップしています。
ゲームが上手くなりたい、強くなりたい、でもなれない・・・そんな葛藤を持ちつつ、一流ゲーマーを夢見て今日も日本の素晴らしいゲームを紹介していきます。
