【逆転オセロニア】『オセロニアンの戦2023』11/26オンライン予選参加レポート

来年2024年2月には8周年を迎えようとしている、逆転オセロニア。

その中でもプレイヤーたちにとって最高峰と言える戦いの場が、『オセロニアンの戦』です。

運営の公式発表によれば、『2023年最強オセロニアンを決める逆転オセロニアの公式大会』と定義されています。

とくに今年はコロナ禍で中止となっていたリアルイベントの公式大会としては、実に4年ぶりとなる全国決勝当日予選も12月17日に繰り広げられる予定となっています。

2023年の大会の幕開けは10月9日(月)の北海道地区予選に始まり、全国行脚の後、11月23日(木)の東北地区予選に至るまで開催されており、全国決勝が来たる12月17日というわけです。

さて今回は筆者は、本来であれば11月11日開催の関西地区予選大会に出場予定でしたが、度重なるサラリーマンのストレスによる発熱により、参加を断念し、代わりに11月26日のオンライン予選大会に出張中の移動中に参加することと相成りました。

移動中ということもあり、集中力が分散する中、大敗は覚悟していましたが、それでも記念参加出来たら良いか、という持ち前のポジティブシンキングで大会に挑みましたので、今回はそのレポートを綴って行きたいと思います!

  1. 『オセロニアンの戦』で上位ランカーになることは全オセロニアンの夢。
  2. 結局、勝てるデッキは『ギルガメデッキ』と『閃撃(花鳥風月)シンシアデッキ』!
  3. 弘法筆を選ばず!立ち回りとダメージ計算がものを言う。
  4. オンライン予選は15戦、リアルより長期集中力が求められる。

この記事は4分で読み終わります。初心者向けです。お気軽に読んでみてください。

『オセロニアンの戦2023』概要

まずは前章のさわりでも触れたのですが、この『オセロニアンの戦』がプレイヤーたちにとってどういった位置付けなのか、を力説したいと思います。

【逆転オセロニア】(以下、【オセロニア】)のレビュー記事で何回かご説明しているのですが、【オセロニア】は実にファンへのイベントサービスが厚いソシャゲでも有ります。

基本的にコロナ禍以前は、下記の通りリアルイベントが盛んでした。

1.最小規模で細かい地区ごとにネットカフェにオセロニアンが集う『ネカフェ対戦』。

2.中規模でカジュアルなファンミーティングかつ、ファミ通Appメンバー公式プレイヤーやその他『オセロニアンファミリー(有名公式プレイヤー)』に会える『オセロニアンの宴』。

3.そしてこの『オセロニアンの戦』はリアイベの中でも公式大会に位置し、全国の名だたるプレイヤーたちが集まる大会。

現在は1.のリアルイベントの開催が若干減っているものの、2.の『オセロニアンの宴』についても復活しており、そしてこの3.の大会においてはようやく地区予選含め2022年にリアルイベントとしても復活しました。

▼2.の『オセロニアンの宴』2023年7月、大阪大会で配られたグッズなど。

しかもこの3つの大会においては参加費無料、参加条件も有りません(年齢による保護者さんの参加許可の条件のみ有り)。

そしてこの『オセロニアンの戦』の予選は、地区ごとのリアル予選と、オンライン予選とで構成されています。

筆者はこの『オセロニアンの戦』の関西地区予選大会に2018年、2019年、2023年と参加して参りましたが、参加者には参加した証としてゲーム内のプロフィールに使用できる『プレイヤータグ』が配られます。

▼『オセロニアンの戰2023オンライン予選』参加プレイヤータグ

今回残念ながら11月11日(土)に開催された『オセロニアンの戦2023関西地区予選』には参加出来ませんでしたが、リアルイベントに参加出来なかったプレイヤーへの救済処置として11月26日に行われた『オンライン予選』大会に参加した感覚を次項でレポートします。

無課金勢としてのオンライン予選参加レポート、デッキ傾向

オンライン予選の対戦数

オンライン予選大会のスケジュールは実のところ、リアルイベントが全体で9戦ほどなのに対し、15戦にもなります。

リアルで参加するぐらいのスケジュールボリュームがあります。

2023年はこんな感じでした。

・10:30 zoomで集合

・10:45 受付締め切り、大会ルールの説明

・ゲーム内のカスタム大会システムを利用して対戦。ここで初めて大会のIDと合言葉が発表され、対戦可能になる。

・11:15 【予選1stステージ】    カスタム大会 スタート、15戦対戦

・12:45   【予選1stステージ】    カスタム大会 終了

※早い人で12時20分頃には終了、しかし1時間ほどはかかります。

尚、以降は【予選1stステージ】    カスタム大会結果発表配信があり、

予選2ndステージの配信へと続きます。

2023年のデッキ傾向〜ギルガメッシュにボッコボコ

結論から言いますと今回のオンライン予選は2勝13敗という大敗を起してしまいました。

移動中の電波の悪さで2戦を無駄にしてしまった、というのは言い訳になりますが、それ抜きでも厳しい状況でした。

なぜなら現在の環境下で有利なデッキは

  • ギルガメッシュ神デッキ
  • シンシア閃撃デッキ

で、これらの2デッキにボコボコにされることが多かったです。

残念ながらギルガメッシュもシンシアも比較的新しい駒で、ガチャを相当引かないと出てきませんので、無課金勢でこのどちらかの駒を持っていないプレイヤーには難しい戦いでした。

なぜ今の環境下でこれらのデッキが有力なのかは次項で詳しくみていきます。

そしてもう一つ、この戦を難しいものにしているのが、大会ルールです。

次項は大会ルールについてのご紹介です。

『オセロニアンの戦』の多すぎる禁止駒ルール!

『オセロニアンの戦』の基本的なルールは下記の通りです。

デッキ編成条件

  • 使用駒の総コスト180
  • 神デッキ、魔デッキ、竜デッキ、混合デッキのどれかであること。
  • 【オーラ】スキルの駒は1デッキにつき2枚まで使用可能。
  • コスト20以上のレアリティがS及びS+駒は1デッキにつき2枚まで使用可能。
  • リーダーでのみ使用可能の駒がある(アポロン神S+、アレス魔S+、ルシファー魔S+)。
  • 2023年9月1日以降に登場した駒は禁止。またその他、上記図の通りの多数の禁止駒あり。

以上、最近オセロニアを始めた方や、無課金勢にも不利にならないよう、

直近にリリースされた駒は禁止されています。

しかしこれほど禁止駒が多いとどのプレイヤーにとっても難しいのが事実です。

したがって前項で説明したように、この環境下だから強いデッキというのに偏りが出てきます。

それが先に述べた『ギルガメッシュ』や『シンシア』を編成したデッキが強くなる所以です。

『ギルガメッシュ』や『シンシア』以外では、魔S+駒の進化『リアンツィール』リーダーデッキが多い印象でした。

筆者もこの駒を所持しているため、そのデッキ編成をしていると、15戦中3戦くらいはやはり、ミラー対戦が発生しました。

ミラー対戦というのは『対戦がお互いほぼ同じデッキで対決することになること』です。

▼魔S+進化『リアンツィール』

ただ、ここで言いたいのは

【本当に強い人は、だいたいどんなデッキでも勝てる】

という点です。何を当たり前のことを、さも当たり前のように言うのか、と思われるかも知れません・・・

何が言いたいかというと、つまり『オセロニアンの戰』では禁止駒が多かったり、制限が多かったりで先に述べた理由で『だいたいみんな似たようなデッキになる』ため、

最終的に強い人とは・・・

  • 咄嗟の判断での駒の立ち回りが上手い
  • コンボを繋ぎつつとどめを刺すときのダメージ計算を正確にできる

といった2点が決め手になります。

しかしこれを聞いて『それができたら苦労しないんだけどなあ』と思ったそこのあなた!まさしくその感情が正しいです。

実際にこのリアンツィールデッキで2勝ほどできましたが、罠駒に引っかかりにくい火炎ダメージ駒の竜A+『ティオ』や、『フィジー』、毒ダメージ駒の魔A+『リティス』を編成してみました。

▼今回使用したリアンツィールデッキ

▼竜A+『ティオ』

▼竜A+『フィジー』

▼魔A+『リティス』

このリアンツィールも比較的新しい駒なので、無課金でガチャで引き当てるのはなかなか厳しいでしょう。(筆者は偶然にも闘化リアンツィールが数ヶ月前に引けたため、進化させました。)

『オセロニアンの戦』オンライン予選に参加して思うこと

駒制限による偏り

これは以前からリアル・オンライン問わず思うことですが、

次の3点が特に感じられました。

1、禁止駒制限が多すぎて、対戦相手とデッキ編成が被りがち。

2、オーラ駒2枚までの制限だけでなく、使用禁止のオーラ駒A+も多いため、置きバフの使い方がポイントにはなる

3、1と2の影響を受けにくいデッキ、つまり今回はシンシア閃撃デッキや雷撃ダメージ駒召喚のギルガメッシュデッキが有力になってしまう。

3、は前項でも触れたところですが、その有力な理由を次項で考えてみました。

結局、現環境下では閃撃デッキか召喚雷撃

前項で述べた、閃撃デッキ=シンシアデッキと、雷撃ダメージ駒召喚デッキ=ギルガメッシュデッキが2023年12月現在、有力な理由です。

<理由1>シンシアデッキ

閃撃デッキリーダー駒として、禁止されていない駒。

しかもA+駒なのに禁止されている竜S+駒の『ヨアケ』と同じような性能を持ち、コストが『10』。

禁止されていない竜S+駒の闘化『ゲイボルグ』で閃気を貯めつつ、同じく禁止されていない竜S+の進化『アルメンダリス』を組み合わせると、低コストで高ダメージも与えられる。

竜デッキであるにも関わらず、H Pが高く温存でき、ダメージも罠駒に引っ掛かりにくい。

▼(進化)竜A+駒『シンシア』

▼竜S+進化『アルメンダリス』

▼竜S+闘化『ゲイボルグ』

 

<理由2>ギルガメッシュ

他の多くの駒召喚かつリーダー駒が禁止されている中、このギルガメッシュは禁止されておらず、多くの駒を早いうちに召喚、しかも罠にひっかかりにくい雷撃ダメージ駒を召喚するので、有利に戦いやすい。

▼(進化)神S+駒『ギルガメッシュ』

▼(進化)神S+駒『ギルガメッシュ』の召喚駒『神の両腕』

オンライン予選はリアルより長期戦!

公式大会をリアルで出場するのと比較すると、オンライン予選は長期戦かつ、参加者数が多く規模も大きく感じられます。

リアル公式大会の場合は例えば関西地区予選で200人程度参加、1人当たり9戦ほどの対戦になりますが、オンライン予選の場合は例えば今回は516人参加、1人あたり15戦の対戦でした。

リアルイベントは対戦ごとに席の移動をするので、時間にするとオンラインと同じぐらいの時間はかかるのですが、リアルと比べると6戦ほど対戦回数が多いので、自然とオンラインの方が長期戦、集中力・体力勝負的な側面も求められます。

▼リアルイベントの告知例。場合は時間と場所の拘束はあるが、短期戦。

さいごに

今回は『オセロニアンの戦2023オンライン予選』のレビューをしてみました。この決勝戦はいよいよ12月17日、東京都内にて開催されます。

当日予選枠と当日観覧枠は既に12月10日に締め切られていますが、各予選を勝ち抜いたトップランカー10名の決戦は見ものです。

ぜひ公式YouTubeでの観覧をオススメします!

そして次回も年末年始に向けてイベントが盛んになる時期、引き続き『逆転オセロニア』をレポートしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ライター紹介

かばマネージャー
常時3つのソシャゲとswitch内2種のゲーム攻略で、寝不足のかば。改め、かば Likeなマネージャー。営業マンのストレスからかゲームに打ち込む日々。

意外な特技はフランス語、趣味でフランスのYou Tuber発掘と日本文化と日本のゲーム紹介You Tubeを時々アップしています。

ゲームが上手くなりたい、強くなりたい、でもなれない・・・そんな葛藤を持ちつつ、一流ゲーマーを夢見て今日も日本の素晴らしいゲームを紹介していきます。