【ムーミン】スナフキン:ムーミン谷のメロディをプレイしたみた感想

おもしろいの? スナフキン:ムーミン谷のメロディとは?

皆さん、「ムーミン」というキャラクターはご存じでしょうか。

ムーミンはフィンランド出身のトーベ・マリカ・ヤンソン氏によって生み出されたキャラクターで、ふっくらと丸みのある体系が特徴です。

日本でも1969年にアニメ放送が開始されるなど、有名なキャラクターですよね。

ムーミンシリーズには、ムーミン以外にもたくさんのキャラクターが存在します。

その中でも主要キャラクターの「スナフキン」を主人公としたゲーム「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」が2024年3月7日に発売されました。

本記事では、私が実際にプレイしてみて、「ゲーム内容」「登場キャラクター」「プレイしてみた感想」を紹介していきます。

  1. 主人公スナフキンが再開発に抵抗し、美しい自然を取り戻すストーリー
  2. ムーミンとスナフキン以外にも登場する主要キャラクターは15体
  3. 心に刺さる名言やシーンもあり!

この記事は3分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!

ムーミンとスナフキンの関係は?

ムーミンとスナフキンは関係は仲の良い親友です。

以下にムーミンとスナフキンのキャラクターについて解説します。

ムーミン

正式名称は「ムーミントロール」です

ムーミン族の男の子で、ムーミン谷でムーミンパパとムーミンママと一緒に暮らしております。

基本的に冬の季節は冬眠して過ごします。

性格は温厚で、誰に対しても優しく接し、いつも友達に囲まれながら過ごしております

旅に行ってしまう親友のスナフキンに対して、寂しい感情を見せるなど繊細な一面もあります。

スナフキン

ムーミンの親友で、今回のゲームの主人公です。

基本的に冷静ですが、困った人を助けたりするなど優しい性格の持ち主です。

また、自由と孤独を愛しており、ルールや束縛を嫌います

愛用のハーモニカを吹いたり、釣りをしたり、詩を作ったり、赴くままに旅します。

ムーミン谷の住人が冬眠に入る頃、南へ旅立ち、春になるとムーミン谷に戻ってきます。

あとで紹介するリトルミイとは異父弟にあたります。

どんなストーリーなの?

ムーミンたちが暮らすムーミン谷を舞台に主人公スナフキンが冒険を繰り広げていくゲームです。

まるで、絵本を読んでいるかのような可愛らしいアートスタイルの世界観が特徴で、スナフキンが自由に歩き回れるオープンワールド形式になります。

ムーミン谷の再開発に抵抗して、自然を取り戻していくストーリーとなっております。

ムーミン谷を探索しながら、迷路パズルを解いたり、音楽を奏でながら道を切り開いて進む要素があります。

旅から帰る途中スナフキンが目にしたものは?

まず、旅に出ていたスナフキンが、春になりムーミン谷へ戻ろうとするところから始まります。

春になったら橋の上でムーミンと会う約束したスナフキンは、ムーミンと会うのが待ち遠しいです。

しかし、ムーミン谷に戻るまでの最中、動物たちの様子がおかしいことに気付きます。

また、おかしな立て札がいろんなところに立ててあったり、人工的な公園が作られ、監視している警察官が立っておりました。

ルールを嫌うスナフキンにとって忌まわしい物のため、立て札を引っこ抜いたり、公園を壊していきます。

自然が破壊されている状況に嫌な予感を覚えます。

ムーミン谷に戻ると・・・

スナフキンの嫌な予感が的中します。

橋に向かうとムーミンの姿が見えません。

また、川の水が無くなっており、花も枯れ、荒れ果てた状態でした。

近くにリトルミイがいるので話を聞くと、ムーミンは連れ去られたとのことです。

ここから、ムーミンと自然が破壊されてしまった原因を探す冒険が本格的に始まります。

続きが気になる方は、ぜひ作品を購入してプレイしてみてください。

ムーミンとスナフキン以外は?他にも出てくる主要キャラクター

本作ではムーミンとスナフキン以外にも可愛らしいキャラクターがたくさん出てきます。

こちらでは、ストーリーを進める上で必ず関わるキャラクター15体に絞って紹介します。

  • ムーミンママ
  • ムーミンパパ
  • リトルミイ
  • スニフ
  • モラン
  • トゥーティッキ
  • おばけ
  • ニンニ
  • スノーク
  • スノークのおじょうさん
  • クニット
  • スティンキー
  • フィリフヨンカ
  • ニョロニョロ
  • 森の子どもたち

ムーミンママ

ムーミンのお母さんです。

親切で面倒見がよく、来客者に対して温かく迎え入れるなど優しく愛情深い性格をしています。

本作でも息子のムーミンを気にかけたり、母親の愛を感じさせるシーンがあります。

ムーミンパパ

ムーミンのお父さんです。

冒険家であり、小説家でもあるムーミンパパは、新しいことに挑戦するのが大好きで、どこか少年のような性格をしております。

また、読書家でもあるため、哲学や芸術に詳しいです。

本作ではムーミンを助けるため知恵を絞ったりなど、家族のことを守る父親の姿が見られます。

リトルミイ

体が小さく、おだんご頭が特徴のリトルミイは、口調が少し荒く、嫌みたらしい女の子です。

しかし、根が悪いわけではなく、正直な性格であるだけで、他人に意地悪などはしません。

体が小さいが、行動力があり、一度決めたら真っすぐ突き進んでいきます。

本作でもスナフキンと一緒に行動するシーンがあります。

スニフ

ムーミンの友達で、先のとがった耳と長いしっぽが特徴です。

怖がりな性格で、キラキラしたお宝などに惹かれるところがあり、見つけると飛びつくところがあります。

本作でもそれらが分かるシーンがあるので注目です。

モラン

モランは、ムーミン谷の住人から怖がられている巨大な魔物でいつも一人ぼっちです。

冷気をまとっており、歩くと近くの草木が凍ってしまいます。

悪意などはなく、ただ冷たすぎて人から避けられている少しかわいそうなキャラクターです。

本作ではストーリーを進める上で重要なキャラクターとなっております。

トゥーティッキ

ニット帽がトレードマークのトゥーティッキは、手先が器用で料理や工作が得意です。

コミックス「ムーミン、海へいく」では、ムーミンのために船を造ってあげたりしています。

おばけ

ムーミン谷に潜むおばけで、みんなに驚かせるのが大好きです。

また、体が大きくなったり、小さくなったりします。

ニンニ

ニンニは目に見えない少女で、本作でも透明の姿でスナフキンの前に現れます。

短編「ムーミン谷の仲間たち」によると、皮肉屋のおばさんから冷たい仕打ちを受けたせいで他人の目から見えなくなってしまったとのことです。

スノーク

冷静に物事を捉えて分析したがるスノークは、真面目で融通が利かないところがあります。

本作でもスナフキンに対して自説をひけらかすようなシーンがあります。

スノークのおじょうさん

スノークの妹でムーミンのガールフレンドです。

おしゃれが大好きで、金のアンクレットを大切にしています。

クニット

体が小さく、臆病のため、普段はひっそりと暮らしています、

スティンキー

黒くて、毛むくじゃらな体が特徴のスティンキーは、泥棒が得意です。

本作でもニンニの服を奪ってしまうなど根っからのいたずら好きなキャラクターです

フィリフヨンカ

秩序にこだわり、なんでもきっちりこなそうとする性格で、ムーミンやスナフキンとは対照的です。

少しでも秩序が乱れると、落ち着かなくなります。

ニョロニョロ

白くてひょろ長い生き物で、いつも集団で生活しています。

基本的に無害な生き物で、聴覚がなく、話すこともできないこと以外、あまりよく分かっていないです。

森の子どもたち

迷子や置き去りにされた子どもたちで、スナフキンのことを慕っています。

プレイしてみた感想

このゲームの最大の特徴ともいえる絵本のような世界観がとても癒されますし、トーベ・ヤンソンの世界がちゃんと反映されています。

スナフキンを操作して、ただ歩いているだけで絵になります。

また、流れるBGMもうるさくなく、終始おだやかなメロディーでした。

また、公園に侵入して警察官から見つからないよう立て札を抜くというミニゲームがありますが、難易度は高くなく、仮に警察官に捕まっても途中のオートセーブポイントからやり直しできるため安心です。

また、ゲームを進めると心に刺さるスナフキンのセリフがいくつかあります。

個人的に気になったのは、「規則をとっぱらえば警察もいなくなる…」「またセドリックをなくしちゃってもいいのか?」です。

規則をとっぱらえば警察もいなくなる…

過激な発言にも思えますが、ストーリー中に監視する警察官たちも「自分たちがなぜこの仕事をするのかがよく分かっていない」「上から言われているから行っている」など無責任な発言をするシーンがありました。

「この規則に何の意味があるのか」「この法律はもう古くて合わない」など、現実の世界でも似たようなことないでしょうか。

「お上が言っていることがすべて正しい」なんていう時代ではないので、本当に正しいのかしっかり考えてみる必要があると感じさせる発言だと思います。

またセドリックをなくしちゃってもいいのか?

セドリックとはスニフが大切に持っている犬のぬいぐるみのことで、スニフにとってはぬいぐるみ以上の大切な存在です。

本作ではスニフがお宝を見つけ、夢中になっている隙に大きな蟹にセドリックを奪われてしまいました。

その後、スナフキンによって奪い返しますが、お宝の上に蟹が乗っかた状態で寝てしまい、お宝を取ることができないスニフに対して言った発言になります。

物に溢れた世界に生きる私たちに何か響く発言ではないでしょうか。

また、スナフキンはスニフがお宝を見つけて夢中になっている時にこうも言っています。

何がそんなに特別なのかまったくわからないな

自由を愛するスナフキンにとって、必要以上に所有したり、何かに執着することを嫌い、価値を感じないからこそ出てきた発言だと思います。

セドリックはぬいぐるみですが、スニフにとって心が通ったパートナーです。

本当のお宝は金銭や物ではなく、大切な仲間やパートナーとの絆であると教えてくれるシーンでした。

さいごに

子供向けのゲームだと思いきや、大人も楽しめるゲームで、何か心に訴えるものがあります。

私も含めてムーミンシリーズにあまり詳しくない人でも、気軽に楽しめるゲームとなっております。

ぜひ、この機会にプレイし、ムーミンの世界に癒されてみてください。

ライター紹介

日の目
ライターの日の目と申します。

ポケモンSVにハマっております。
ゲーム自体は詳しくないですし、上手でもないです。

初心者目線に立って、記事を書けたらなと思います。