【Papers, Please】新人入国審査官日記【前編】

皆様、プレイしたことはお有りでしょうか?

「Papers, Please」という作品をご存知でしょうか。

わりと、ゲーム実況をなさっている方々がやっていたりする作品でもあるので、実際にプレイした人だけでなく、内容は知っている、タイトルは知っているという方も多そうですね。

私もタイトルだけは知っていました。

でも、ちょっと躊躇していたんですよね。

今回、Steam のサマーセールで安くなっていたこともあり、プレイしてみることにしました。

  1. 買っていたものの、悩んでいたこと
  2. 全くの初見で挑んでみることにしました
  3. 予想以上に、悩む!
  4. これは……このままではまずい!

右も左も分からない初見が四苦八苦している記事になりますので、5分くらいで読み終わるものになっております。

私と同じように躊躇っていた方は自分が楽しめそうかの物差しに、ベテランの入国審査官の方は「そんな時代もあったなあ」と思っていただければ幸いです。

遊ぶまでのお話

正直、この作品については気軽にプレイしたり、実況などを見ていいものかと思っていたんです。

ゲームなのに、と言われるかもしれませんが、ちょっと難しい政治体制の、入国審査官という言ってしまえば「人を選別する」ような立場になってのゲームなわけですから。

ふざけていいゲームという気がしなくて、お手軽なお値段ではありますが躊躇していたんですよ。

少なくとも、子どもが遊ぶような作品ではないでしょうし、悪ふざけをしていいゲームとも思えなかったんですね。

ただ、大人になって、色々と判断したり思考したりすることも含めて、それがこのゲームの楽しみなのかもしれないと考えて……

買ってそのままだったこのゲームをプレイすることにしました。

折角買った作品ですからね、やらないのもゲームに失礼というやつです。

では、いざ入国審査官のお仕事へ!

重厚な OP の映像と BGM にちょっとビビりながら、ゲームを起動しました。

この BGM もなんというか「そういう国っぽい」もので、圧のようなものを感じますね。

一通の手紙には、自分が抽選によって入国審査官になったこと、家族と共に「8等市民」として生活する場所を提供されるということが書かれています。

市民に等級があるんですか……うん、ですよね……

ということは、今までこのゲームの主人公って何の等級だったんでしょう?

色々と疑問はありますが、早く仕事場に行かねばならないらしいので進めていきます。

入国審査官のお仕事って……?

さて、仕事場の画面になりましたが……

チュートリアルらしいものは特になく。

右下の自分の机らしい部分には、やることとやってはいけないことがメモされています。

が、最小限のことしか書かれておりません。

左下の部分は、録音出来るらしい機械とか、時計とか、なんか重さを量るものとか……

何をどうすればいいのやら、全く分からないのは困ります。

大事なお仕事なら、ちゃんと引き継ぎを!ください!

無いならせめてチュートリアルを!

入国審査官ですよ、こんなに投げっぱなしでいいんですか?

……もしかして、主人公は以前この仕事をしたことがある人なんでしょうか。

こう、かな……?

それでも、あちこち操作を確認している間に人が来たので、早速入国審査官としてのお仕事です。

入国してきた方々はそれぞれに「やっと帰れる」「何時間も並んだ」等々、言いたいことを言いっぱなしだったりします。

さて、お仕事お仕事。

えーっと、パスポートを受け取って……

開いて、確認……

アルストツカの人しか入れちゃいけないわけだから、それを確認して……

この人は入国していい人だから、緑のスタンプを押すんですよね?

パスポートの入国ビザの欄に、スタンプが合うように調整して……

スタンプを、ポンッ!

出来たー!!

えーっと、あ、アルストツカに栄光あれ!!!

こういう感じでいいんですよね?合ってますよね?

こうして、ぎこちなく新人入国審査官の1日目は終わるのでした……

これは大変だあ~!!

「こういうことでいいのかな?」と探り探りでお仕事を続け、なんとか1日目のお仕事を終えた後にこんな画面が。

収支管理……?

こんなところまで細かいんですね……

そして、お給料が少ないのもあって、出費が大きい……!

暖房費もそこそこかかりますね?

寒い地方なのか、寒い季節なのか……

まあ、私が手探り状態だったので、仕事が出来ていないのは仕方ないんですが!

ということは、これ「午後6時までにさっさと仕事を終わらせなければいけない」というやつですね……?

というか主人公、義理のお母さんだけでなく叔父さんとも住んでいるんですね……

そうしたことに驚いている場合ではありません、見てくださいよこの残額。

貯金がごっそり減って、これでは家族の暮らしの維持がままなりません!

明日こそは、明日こそは、もっとスムーズにお仕事したいですね!

でも、明日をちゃんと迎えられるかも心配なんですけど……

明日以降のお給料で、生活分をまかなえるかも心配なんですけど……