残念性能な技ランキング(くさタイプ編)|ポケモンSV

はじめに

ポケットモンスターに登場する技の中には、どうしてあのタイプには命中安定で威力まで高い技があるのに、このタイプには命中不安で威力も低い完全劣化の技しかないんだという理不尽がことがあります。

本記事では、ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)で覚えられる技の中で残念な性能ランキングを簡単に紹介いたしておりますので、ランクバトル(ランクマッチ)に勤しむみなさまに共感できる部分がありますと幸いです。

※このは・ひのこ・みずでっぽうのような最初に覚えられる技や対戦でほとんど使用されていない技は除いています。

  1. 残念性能な技ランキング(くさタイプ編)

本記事は2分ほどでお読みいただけるとも言えるし、読めないとも言えます。

残念性能な技ランキング(くさタイプ編)

第3位 はなびらのまい

高火力の特殊草技ですが、使用後に混乱してしまう点が使いづらい技です。

しかし、そんな はなびらのまい を使いこなせるポケモンが1匹だけ存在します。

それがドレディアです。

ドレディアは特性「マイペース」により混乱しないので、はなびらのまい による混乱も発生しません。

実は げきりん と同じ性能ですが、げきりん以上に採用されない理由は、現在ほとんどのくさタイプのポケモンが はなびらのまい を覚えられず、草技がドラゴン技に比べて半減で受けられるタイプが多いことにもあるかと思います。

第2位 マジカルリーフ

つばめがえし と同じく必中技である マジカルリーフ。

しかし、つばめがえし と比べて圧倒的に採用される機会はありません。

せっかくの必中技なのに、もっとも役立つ場面である ちいさくなる の使い手への有効打にならないことがその理由のひとつであると考えられます。

ちいさくなる の使い手の多くは「フワライド」「ベトベトン」であり、いずれもマジカルリーフは半減で受けられてしまうのです。

また、つばめがえし はくさタイプ以外でも多くのポケモンが覚えられる一方、マジカルリーフを覚えられるポケモンのほとんどはくさタイプであるため、サブウェポンとして採用できるポケモンも限られてしまいます。

第1位 タネばくだん

威力80で何の追加効果もない糞技、いや草技です。

リーフブレード やそのほかの強力なくさ技を覚えるポケモンならまだ良いですが、タネばくだん のほかの物理草技がタネマシンガン しかないというポケモンも存在するので、そういったポケモンは火力に乏しく本当に悲惨です。

タネばくだんとほぼ同じ威力の物理技には「ウッドホーン」「トリックフラワー」「トロピカルキック」「ドラムアタック」「リーフブレード」「Gのちから」がありますが、いずれも命中率100%で追加効果があります。

そんな優秀な物理技がある中で、この「タネばくだん」を採用する理由はあるでしょうか。

タネばくだんの利点、強いて言うなら専用技以外の数少ない「非接触物理技」であるということです。

「Gのちから」「トリックフラワー」「ドラムアタック」を除くと非接触物理技でデメリットがないのは「タネばくだん」「タネマシンガン」のみになります。

ですが、タネばくだんを採用する理由としては「ほかに覚えられる物理技がない」これに尽きると思います。

まとめ(読まなくても良い)

  • 【第3位】はなびらのまい・・・げきりん と同じ性能の高火力技だが、ほとんどのくさタイプのポケモンが覚えられない
  • 【第2位】マジカルリーフ・・・必中技という利点を最大限に生かすことができる ちいさくなる の使い手は悉くタイプ相性が半減
  • 【第1位】タネばくだん・・・威力もほぼ同じで追加効果まである物理草技がある中で、タネばくだん は何の追加効果もない

というわけで、今回はポケモンSVで覚えられるくさ技の中で、個人的に残念な性能だと思う技をランキング形式でお届けいたしました。

せっかく威力も十分で追加効果もある技が多数あっても、それが専用技であったり、覚えられないポケモンが多いのは非常に残念なことだと思います。

また、特殊技は充実しているのに、物理技にはたいした技がない(逆も然り)ということもあるので、これから先、まだ時間はかかりそうですが、そういった格差がなくなることを願っています。

1: 風起こし名ナッシー 2023/08/23(水) 15:22:33:12 ID:Oo19Nhri0

かまいたち「・・・待ってるで」

タネばくだん「え?」

かまいたち「キミがデータから削除されるのを『下』で待ってるで」

タネばくだん「は、はい!」

クラベル
ウッドハンマーやリーフブレードのような高火力技をもっと多くのくさタイプのポケモンが覚えられるようになれば、今よりももっと活躍できるポケモンは増えるはずです。しかし、安易にそういった技を増やしたり、覚えさせたりすると対戦環境が崩壊しかねないので、きっと対戦環境の調整は難しいのでしょうね。