レギュレーションF開幕!
1/4日から藍の円盤で登場したポケモン達も参加できるレギュレーションFが開幕し、レギュレーションEとは違った対戦環境になりました。
BIG6と呼ばれているいつもの既存ポケモン達が相変わらず暴れている現状ですが、今回新しく内定したポケモン達も意外な健闘を見せています。
今回の記事では、そんなレギュレーションFから登場したポケモン達の中で、現状使用率が高い注目のポケモン達を紹介していきます。
- 事前評価通り!?ポリゴン2はやはり強いのか?
- 御三家ポケモンが大健闘!使用率30位以内に多数!
- 藍の円盤での新ポケモンはランクインできたのか…?
この記事は4分で読み終わりますので、最後まで見ていってくださいね!
使用率の特に高い新ポケモン達(~20位)
今回新しく内定したポケモンの中で、現時点(1/8)で使用率の特に高いポケモン達を紹介します。
現状は新ポケモンを使いたいという層が多いため、この段階の順位=強さというわけではありませんが、今後も活躍しそうなスペックの高いポケモン達が揃っています。
ポリゴン2
「しんかのきせき」による超耐久と「トレース」「ダウンロード」「アナライズ」等の優秀な特性が特徴のポケモンです。
1/8日現在使用率ランキング6位とかなりの高順位になっています。
ただ耐久が高いだけではなく火力もそこそこある上に、「でんじは」や「トライアタック」で相手ポケモンに負荷をかけていけるのが非常に強力です。
今作はカイリューの「マルチスケイル」やサーフゴーの「おうごんのからだ」等、優秀な特性を持ったポケモンが使用率上位に多いので、特性「トレース」の価値が過去作よりも上がっています。
このように非常に強力なポケモンではありますが、碧の仮面の追加わざマシンで「はたきおとす」がいろんなポケモンに配られたのは少し痛手です。
また、今作から「じこさいせい」等の回復わざのPPも減少しているので、回復で粘ってTODを狙う戦術も少し厳しくなっているので、剣盾以前とは結構使用感が変わっています。
ラティオス・ラティアス
専用技が超強化されて注目されているホウエン地方の準伝説ポケモン達。
1/8時点ではラティオスが使用率10位とかなり健闘しています。
過去作では相性の良さで有名だったハッサムも使用率が上がっていて、「ラティハッサム」の組み合わせをよく見かけます。
今作ではラティ兄妹の専用技だった「ミスとボール」と「ラスターパージ」の威力が95になり、メインウェポンとして申し分ない性能になりました。
追加効果の発生率も高く、ラティオスの「ラスターパージ」は5割で相手のとくぼうを下げる効果になっているため、受け崩しという面でも非常に強力。
ラティオスは「クイックターン」も習得したので、こだわり系の道具との相性が更に上がっているのも嬉しいところ。
ただ、今作は優秀なあくタイプのポケモンが多く、エスパータイプというだけでかなり苦しい環境なので、今後どうなるかは不透明です。
人気ポケモンということもあり、現状は使用率がかなり高いですが、今後は徐々に使用率が下がって来そうな予感がしています。
現在はアタッカーで運用しやすいラティオスの方が使用率が高くなっていますが、最終的にはラティオスよりラティアスの方が使用率が高くなりそうかな?と予想しています。
アシレーヌ
SMの御三家で、見た目人気も非常に高いポケモン。
ラティ兄妹とは逆で「種族値は少し足りないがタイプが優秀」なのが特徴です。
現時点では使用率11位と、伝説ポケモンだらけの環境では大健闘しています。
これまでは同タイプだったカプ・レヒレがいたためあまり使用率が伸びていませんでした。
しかし、今作はカプ系が内定していないため、みず・フェアリー枠としての活躍が期待されています。
今作では新技の「サイコノイズ」を習得し、特性の「うるおいボイス」によりみずタイプで撃てる点も注目されています。
「種族値が正義」と言われていSV環境だと少し数値が足りないのが気になりますが、「受け崩し」という新たな強みを手に入れたのは大きな強化です。
今後受け系の構築が評価されていくなら、アシレーヌの活躍する機会も増えていくと思われます。
ウガツホムラ
古来のエンテイと言われている新パラドックスポケモン。
新パラドックスポケモンの中では一番の注目株で、現在は使用率14位。
専用技の「かえんのまもり」は直接攻撃した相手を「やけど」にするという強力なわざ。
「キングシールド」同様変化技を防げない弱点はありますが、物理アタッカーにとっては「かえんのまもりを持っているかもしれない…」と思わせるだけでも牽制になるので、実際に覚えさせていなくても相手を警戒させられる点は優秀です。
シーズン開幕直後の現状は「りゅうのまい」を使った積みアタッカー型が多く使われています。
「あさのひざし」を使った耐久型、晴れを利用した晴れエース型等様々なことが出来る高スペックなポケモンなので、今後の開拓に期待できるポケモンです。
ラグラージ
ホウエン御三家。
今作では「はたきおとす」を習得、攻撃面が強化されました。
1/8日時点の使用率は17位。
これまで通り「ステルスロック+あくび+ほえる」を覚えるので、いわゆる起点要因としての活躍が期待されています。
また、「クイックターン」を覚えるので、あくび⇒クイックターンでの対面操作ができるのも強み。
同じ動きが出来るエンペルトとの違いはタイプと耐久で、ラグラージは4倍弱点がある代わりに弱点の数が少なく、起点要因としての安定感はラグラージの方が上になっています。
他の起点要因が軒並み「れんげきウーラオス」に弱い中、確実に一撃耐えてくれるのは大きな評価ポイントです。
非常に優秀なポケモンですが、環境トップには苦手なくさタイプのオーガポンがいることには注意が必要です。
また、後攻でクイックターンを撃ちたい関係上、出来る限りすばやさ個体値0を粘りたいため、厳選難易度が若干高めな点がちょっと悲しいポイントです。
ブリジュラス
藍の円盤で初登場した新ポケモン。
ジュラルドンの進化形で、合計種族値が600と大幅に増加しました。
使用率は現在18位で、ラグラージとほぼ同じとなっています。
専用技の「エレクトロビーム」が当初は注目されていましたが、天候があめ以外では扱いにくいため、現在は採用率4割程度と低めになっています。
現状はアタッカーとしてより、高耐久を活かしての「でんじは」や「ステルスロック」を使った起点作戦要因として注目されています。
また、特性「じきゅうりょく」と相性が良い「ボディプレス」の採用率も上がっているようです。
全体的にスペックが高めなポケモンなので、今後の型の開拓次第では上位帯でも活躍が期待できるポケモンです。
使用率高めのポケモン達(20位~
ここからは使用率20位以降の新内定ポケモン達を紹介していきます。
この辺りは「誰が使っても強い」ポケモンというよりか、「環境上位とも戦えるが立ち回りが難しい」系列のポケモンが多い印象です。
とはいえ、スペックは十分高いポケモン達が多いので、最終一位の構築に入っていても違和感はないラインナップとなっています。
ジャローダ
イッシュ御三家で現在の使用率は21位。
特性「あまのじゃく」と「リーフストーム」による火力アップコンボが有名ですが、「へびにらみ」や「リフレクター・ひかりのかべ」を使った起点要因としても優秀です。
藍の円盤の追加要素であるテラスタイプ・ステラ時の「テラバースト」の「こうげき・とくこう」が一段階下がるというデメリットが、ジャローダの場合にはメリットに変化するので、当初はテラスタイプとの相性の良さが注目されていました。
しかし、現在は「ステラタイプは元々タイプが優秀なポケモンじゃないと微妙」という評価になりつつあるため、ジャローダのステラは微妙という評価に落ち着き始めています。
テラスタルという要素自体はくさタイプ以外のこうげきわざに乏しかったジャローダとはかなり相性が良いので、ジャローダにとってはかなり嬉しい要素ではあります。
現状はくさタイプとの相性補完のための「ほのお」や「いわ」タイプのテラスタルが多いようです。
今はアタッカー型が大半を占めていますが、サポート要員としても優秀なポケモンなので、今後は壁張り型なども増えて型が多様化してくると思います。
オーガポンとくさタイプが被っている点がちょっとネックですが、対策していないと3縦される対策必須ポケモンなので、上位帯でも十分戦える性能です。
ガオガエン
アローラ御三家で、ニャビーが立った姿。
現在は使用率21とかなり健闘しています。
ダブルバトルではトップクラスの使用率を誇るポケモンで、シングルバトルでも十分活躍できるスペック。
今作では「はたきおとす」を再習得、タイプ一致なので非常に嬉しい強化です。
特性「いかく」と「すてゼリフ」によるサイクル性能が評価されているポケモンで、ランドロスと同じようにいかくを利用したサイクル要因として使われています。
ほのお・あくの複合タイプは環境上位ポケモンのパオジアン・サーフゴー辺りのタイプ一致技を両半減できるので、上位ポケモンとも殴り合える点は非常に優秀です。
優秀なポケモンですが、現環境はステルスロックを使われることが多いため、いわタイプが弱点のガオガエンには少し向かい風な環境となっているのが気になるところ。
メタグロス
ホウエン地方出身の600族で、現在使用率は24位。
藍の円盤では多数の技を新規習得する強化を受けています。
「カイリューに強め」かつ、環境上位のパオジアンやハバタクカミに刺さる「バレットパンチ」を覚える点は優秀です。
しかし、エスパータイプを持っているため環境に多いゴーストタイプやあくタイプに弱点が付かれるのがどうしても気になる所。
過去世代と同じく、「スペック自体は高いが戦う相手を選ぶポケモン」という印象です。
エンテイ
現在使用率25位。
元ホウオウの専用技の「せいなるほのお」を覚えるのがなんといっても優秀。
5割で相手をやけどにするぶっ壊れ技で、これだけでエンテイの採用価値はあります。
また、「しんそく」を覚えられる数少ないポケモンでもあり、カイリューと同じように「ノーマルテラスタル×しんそく」も可能です。
せいなるほのおとしんそく以外のわざがあまりぱっとしない…という点が少し気になりますが、現環境でもかなりの高スペックポケモンです。
せいなるほのおを撃つ時には「焼けろー!」と念を込めましょう!
スイクン
現在使用率26位。
過去作ではみずタイプの準伝説で、受け寄りの性能をしています。
過去作ではカプ・レヒレに立場を奪われがちでしたが、今回はカプ系が未内定ということで注目されているようです。
今作では一部のポケモン以外覚えられなくなった「ねっとう」を覚えられるのも嬉しいところ。
現在は「たべのこし」を持たせて「みがわり+めいそう」で受けポケモンを基点に積んでいく型が主流。
「とりあえずPTに入れておけば強い」という部類のポケモンではないので使用率はあまり伸びないかもしれませんが、相手を選べば詰ませられる性能は十分もっています。
さいごに
レギュレーションF開幕時の新内定ポケモン達の評価はこんな感じです。
ここからどんどん環境が変化していくと思いますので、今後の対戦環境が非常に楽しみですね。
シーズン14終了時にも同じような感じの記事を書きますので、この段階の評価と見比べて見るとより楽しめるかと思います。
皆さんも一緒に新環境のバトルを楽しみましょう!
ライター紹介
- こんにちは!「アウラ」と申します。ゲーム全般が好きで、その中でも「原神」や「ポケモン」「シャドウバース」などを中心に遊んでいます。
ポケモンやシャドウバース等、対人要素があるゲームのランクマッチでもよく遊んでいるので、対戦関連の攻略記事をメインに紹介しています!