【ポケモンXY】マイナーなメガシンカを語る【レジェンズZ-A】

メガシンカとは

メガシンカ

メガシンカ、かつてポケットモンスターXY、ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア・ポケットモンスターサン・ムーン、ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンに実装された一部のポケモンがバトル中にのみできる特別な進化のことである。

そんなメガシンカが、2025年、ポケットモンスターレジェンズZ-Aで帰ってきます。

そこで今回は久しぶりに復活するメガシンカにスポットを当てて、かつての対戦環境であまり使用されなかったマイナーなメガシンカポケモンの活躍や強みなどに関して紹介していこうと思う。

本記事でお届けする内容は下記のとおりです。

  1. メガシンカの仕様の紹介
  2. 対戦であまり使用されなかったメガシンカポケモンの紹介
  3. 対戦で使用されなかっただけで弱いワケではない
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます。

メガシンカの仕様

メガシンカが初めて登場したは、いまから約11年前の2013年。

中にはメガシンカを体験することなく、現在までポケットモンスターを遊んできた方もいらっしゃるかと思います。

そんなみなさんのために、メガシンカの仕様について、簡単にご説明したいと思います。

一部のポケモンは特性が変わる

一部のポケモンは対戦で有用な特性に変わります。

ポケモンには設定や生態がありますが、明らかにそういったものを無視したように、対戦で活躍できるように特性が調整される例があります。

例えば、スピアー。

もともと「むしのしらせ」「スナイパー」というスピアーの種族値ではどうしようもない特性であったものが、メガシンカすると「てきおうりょく」という種族値以上に火力補強できる特性に変わります。

ピジョットについてもそうです。

「するどいめ」「ちどりあし」「はとむね」という正直、何の役にも立たない特性だったのが、「ノーガード」に変わり、「ぼうふう」「ねっぷう」などを大いに生かせる特性に変わります。

ヘラクロスに至っては、わざわざ新しく「タネマシンガン」「ロックブラスト」を覚えられるようにして、特性を「スキルリンク」にするという、あからさま過ぎる調整がなされています。

種族値が+100される

メガシンカすると元の種族値+100されます。

多くは対戦で役立つように無駄のないように調整されます。

例えば、メガクチートのようにAが必要なポケモンに無駄にCが増えることはありません。

同様に、メガボスゴドラのようにSが低いポケモンが飛躍的に素早くなるというようなこともありません。

さらには、スピアーのようにもともとの種族値が低いポケモンに於いては、必要ない種族値を下げてまで、ほかの種族値を強化するという例もあります。

メガシンカ直後に素早さが変わる

メガシンカはポケモンSMより、メガシンカしたターンにメガシンカの種族値が参照されるようになりました。

結果として、メガボーマンダ、メガメタグロスのように素早さが飛躍的に上昇するポケモンの使用率が上昇し、メガシンカ同士の力関係も大きく変わることになりました。

対戦ではあまり見かけなかったメガシンカの紹介

対戦で使用できるメガシンカは伝説を除き「44匹」存在しますが、すべてのポケモンがまんべんなく使用されていたワケではありません。

対戦で使用されていたのは、ごくわずかです。

対戦であまり使われていないからといって弱かったワケではありません。

そういったメガシンカにも独自に強みがあるのです。

メガピジョット

特攻と素早さが飛躍的に上昇し、無駄のない種族値補強がなされたピジョット。

特性も「ノーガード」という「ぼうふう」を存分に生かせるものに変わりました。

必中ぼうふうによる「混乱」は意外と内心ドキドキするものですが、それでも、その火力、そして耐久が足りていないことから、なかなか日の目を見ることはありませんでした。

メガプテラ

もともと、「いしあたま」という死に特性だったプテラは、メガシンカで特性が「かたいツメ」に変わりました。

火力自体は確かに上がりましたが、タイプ一致技としてブレイブバードなどの飛行技がなく、いわ技に「かたいツメ」の効果が乗らないことから、火力不足は否めませんでした。

ブレイブバード、もろはのずつきがあれば評価は違っていたかもしれません。

メガデンリュウ

メガデンリュウは中途半端な素早さ種族値が10下がり、比較的優遇された種族値をしています。

特性もより対戦向きである「かたやぶり」に変わり、「でんき」「ドラゴン」タイプという攻撃面・耐性面ともに優秀になりました。

ただ、足りなかったのは「りゅうせいぐん」の有無。

これがあれば、もっと活躍できていたのはないかと思っています。

メガハガネール

圧倒的な物理耐久を誇るメガハガネール。

その耐久はメガガルーラやメガボーマンダも受けられるほど。

ただし、実際はメガガルーラの「グロウパンチ」に起点にされることもしばしば。

ハガネールと比べて、攻撃種族値も上昇しましたが、ただ残念なことに特性の「すなのちから」がほぼ役に立たないということ。

メガヘルガー

実はサンパワーから繰り出される火力が凄まじいメガヘルガー。

それには、「ひでり」「にほんばれ」で場を整える必要がありました。

その使いづらさからか、使用率は伸び悩んでいたもようです。

メガジュカイン

メガジュカイン、決して弱いワケではありません。

ですが、同期であるメガバシャーモ、メガラグラージが優秀すぎた、それだけのことです。

特攻種族値145は凄まじいものですが、「りゅうせいぐん」を覚えられないため、「りゅうのはどう」という火力が低い技を採用せざるを得ない不遇な一面も持ち合わせています。

メガバクーダ

ホウエン地方にありがちな鈍足両刀という種族値、バクーダもその1匹です。

メガシンカで多少はマシになりましたが、それでも無駄が多く、また4倍弱点もあるため、使用しづらかったようです。

当時は、トリックルームとあわせてメガバクーダをパーティーに組み込まれることもありました。

メガアブソル

攻撃・特攻・素早さが大幅に上昇したメガアブソル。

耐久は一切、上昇していないので、倒される前に倒す、それが基本ですが、なかなかそういうワケにもいかず・・・。

しかし、特性「マジックミラー」による変化技の抑制力は相手にとっての「プレッシャー」になっていたのではないでしょうか。

メガオニゴーリ

メガオニゴーリの「フリーズスキン」から繰り出されるノーマル技やだいばくはつは凄まじいものがありましたが、それ以上に「ムラっけ」のテンプレートが強すぎたため、あまりメガシンカが採用されることはありませんでした。

しかし、中にはメガオニゴーリで奇襲をかけてくる型も存在しました。

メガタブンネ

耐久力は一流、しかしシングルバトルでは完全に死に特性であるため、どちらかと言うと主戦場はダブルバトルでした。

ですが、豊富な特殊技の技範囲は流石のものでした(なお、火力は足りないもよう)

本記事のまとめ

  • Pokémon LEGENDS Z-Aでメガシンカが復活することが示唆されている
  • かつての対戦環境であまり使用されなかったメガシンカがある
  • どのメガシンカにもそれぞれの良さがある

そして、ついに復活するメガシンカ。

恐らく、新たなメガシンカも追加されることでしょう。

新たに日の目を見るポケモン、強化されるポケモンは何なのか。

再びメガガルーラが暴れる環境がやってくるのか。

今から楽しみですね!