『ロックマンX2』はテンポ・難易度・爽快感どれを取っても大満足のゲーム!

高い完成度を誇るロックマンXの第二作目!

『ロックマンX』から約1年後に発売された『ロックマンX2』は基本的には前作と同じシステムやグラフィックです。

しかし、かゆいところに手が届く調整が加えられています。

その結果、完成度の高かった前作よりもさらにパワーアップした作品となっています。

そこで、今回は『ロックマンX2』が前作『ロックマンX』からどんなところが変わったのかや、『ロックマンX2』の魅力などをご紹介します!

今回の内容は…

  1. ロックマンX2の舞台と状況
  2. ロックマンXから変わった点
  3. ロックマンXの新たな敵・カウンターハンター
  4. 進化したパワーアップパーツ

こんな感じでしょうか?

この記事は約5分で読み終わりますので、ぜひご覧になってください!

ロックマンXから半年後が舞台

前回のシグマの反乱から半年後、エックスは反乱に参加したイレギュラーの残党たちを処理する任務にあたっていました。

そんなときに、とある工場でイレギュラーが生産されているとの情報が入ります。

エックスは部下とともにその工場を叩くところからゲームがスタートします。

『ロックマンX』から半年後の状況

『ロックマンX』でシグマの反乱を鎮圧したエックス。

その功績が認められイレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長に就任しました。

これまでは悩み、迷ってしまうエックスの実力を低く見るハンターたちもいました。

しかし、『ロックマンX2』では頼れる隊長として多くのハンターから尊敬を集めています。

ちなみに、前作で自爆した親友のゼロは修理が終わっておらず、エックスは実質一人で任務をこなしています。

『ロックマンX』から何が変わった?

基本的なシステムは『ロックマンX』と同じです。

しかし、新たなステージに8大ボスやエックス自身の強化、そしてゲームの進行によって変化する要素などさまざまな進化があります。

その結果、前作経験者も飽きさせないゲームに仕上がっています。

ここでは、ロックマンXから変更になった点を中心に見ていきたいと思います。

ダッシュが標準装備になった

前作ではフットパーツを得ることで使えたダッシュ。

今作からは標準装備となり最初からスピード感のあるアクションが楽しめます。

結果、前作のように「最初はダッシュを取得する」というほぼ固定だったルートがなくなりました。

つまり、プレイヤーの好きな順番でステージを攻略できるようになりました。

加えてゲームのテンポが総合的に上昇。

ステージ内にあるライフアップやサブタンクなどもダッシュを駆使して取得するものが増加。

スピードとテクニックの両方に歯ごたえのある内容となっています。

新たな8大ボスが登場!

今作で登場するボスたちも個性豊かで、前作のボスとつながりを持つボスもいます。

ソニック・オストリーグは前作のボスであるストーム・イーグリードと同じくイレギュラーハンターの第7空挺部隊に所属していましたが、事故により飛行能力を失ったことから引退。

くすぶっていたところにシグマからスカウトされ反乱に加わりました。

このように、キャラクター同士の関係性も調べてみると、ロックマンXの世界はさらに広がりおもしろさが増すことでしょう。

攻撃にも移動にも使える特殊武器

今作の特殊武器はどれも使い勝手がよく、状況に応じて使い分けることで攻略がぐっと楽になります。

たとえば先ほどのソニック・オストリーグから得られる特殊武器は、壁を反射しながら上に登っていく性質があります。

この性質を利用して狭い空洞では弾幕を張れ、安全に敵を撃破できます。

ほかにも、壁にくっついて自分を引き寄せるチェーンや、チャージすることで無敵のダッシュができる武器など移動にも便利な特殊武器も。

ただ敵を攻撃するのではなく、使いこなすと予想以上に空中を疾走することも可能です。

ロックマンXの新たな敵・カウンターハンター

今回の事件の首謀者はカウンターハンターと呼ばれる3人。

彼らはイレギュラーを狩るイレギュラーハンターを返り討ちにする存在です。

たった3人ながらこれまで数多くのイレギュラーハンターたちを始末してきた強敵です。

彼らはゲーム序盤から登場し、前作で自爆したゼロのパーツを所持して各ステージにランダムに出現。

戦って勝つことでゼロのパーツを獲得でき、ゼロのパーツを獲得できたかどうかで今後の展開が変化するようになっています。

ここで、カウンターハンターの3人についてご紹介しましょう。

セイバーとスピードが武器のアジール

冷静沈着で敬語を使うも性格は残忍。

サーベルを使ってこれまでエックスが所属するイレギュラーハンターの隊員を始末してきました。

エックスに対してはシグマを倒したことから警戒を強めており、自分たちの計画の妨げになると考えています。

圧倒的な攻めのバイオレン

巨体を活かした怒涛の攻撃を得意とし、とくに鉄球を縦横無尽に振り回す攻撃は軌道が読みにくく威力も高いです。

ライフアップが十分にそろっていないとあっという間にやられてしまいます。

性格は粗暴で自信家。エックスについては「大したことない」と息巻いており、その自信にそぐわない実力を持っています。

戦闘メカに乗り込む老人の正体は?サーゲス

老人のような見た目をした謎の多いカウンターハンター。

本体の戦闘力は高くないものの、自ら戦闘メカを作りそれに乗り込むことで多彩な攻撃を仕掛けてきます。

エックスに対してはその実力を認めつつもどこか余裕を見せていますが、2回目の戦いでは意味深なセリフを残します。

そのセリフから、ある天才科学者の姿が思い浮かびます。

『ロックマンX』からさらに進化したパワーアップパーツ

前回の戦いの後にライト博士に返還されたヘッド・アーム・ボディ・フットの各パーツ。

これらは戦いのデータをもとにアップデートされ、新たな性能を獲得しました。

ここからは各パーツの性能についてご紹介します。

隠されたアイテムや秘密の場所を探せ!

前作のヘッドパーツは特定のブロックを壊せる性能を持っていました。

しかし、特定のブロックはアイテムの隠し場所に設置されているため使用する機会が限られました。

加えて、ヘッドバットで敵を直接攻撃ができるわけでもありませんでした。

つまり、「隠しアイテムを取る」ための付属品という扱いだったのです。

そこで、ロックマンX2のヘッドパーツはその前段階である「隠しアイテムの場所を探す」ことに特化したアイテムトレース性能を獲得しました。

ヘッドパーツ取得後は頭部からレーダーを照射してアイテムが隠されている場所を発見できるようになります。

怪しい場所にはとりあえずレーダーを使ってみることで隠しアイテムや秘密の場所をより見つけやすくなりました。

ダブルチャージで大ダメージ!

前作の「スパイラルクラッシュバスター」は強力でしたが、一撃で敵を仕留めきれないという課題を抱えていました。

その答えとして誕生したのが「ダブルチャージショット」です。

通常のチャージショットのあとにさらに強力なチャージショットを放つことができるようになりました。

さらに、二発目のチャージショットはボスが攻撃を受けた際に発生する無敵時間を無視してダメージを与えられるというメリットも存在します。

これにより、弱点武器を使わずともボスを倒しやすくなっています。

必殺・ギガクラッシュ!

ボディパーツは敵の攻撃(飛び道具)を受けることでエネルギーに変換・蓄積。

そして貯まったエネルギーを一気に放出する大技「ギガクラッシュ」が使えるようになります。

これはステージ中で雑魚敵に囲まれてしまった場合に真価を発揮し、敵を一掃してピンチを切り抜けるのに適しています。

ボス相手にはあまりダメージを与えられませんが、ボスにかっこよくトドメをさしたいときなどに使ってみるのもおすすめです。

ほかにも空中での飛距離をアップさせるなど攻撃以外の手段としても使えます。

エアダッシュでさらなる機動力を!

ダッシュが標準装備されたことで、フットパーツには新たな性能が付与されました。

それがエアダッシュです。

エアダッシュはジャンプした後にダッシュができるようになり、小さい敵なら頭上を通り過ぎて無視することもできます。

さらに、とある武器のチャージを使うことで飛距離を圧倒的に伸ばすことができるようになります。

さらに、先のギガクラッシュを使うとその間に武器の際チャージができるのでそれでさらに飛距離を伸ばすといったこともできます。

全てのバランスがかみ合った『ロックマンX2』をぜひ遊ぼう!

『ロックマンX2』は序盤からスピード感のあるアクションを楽しめ、中盤・終盤もだれることなく一気に駆け抜けることができるゲームです。

まさにロックマンXというシリーズを体現した作品といっても過言ではない高い完成度を誇り、終盤はファン垂涎の戦いもあります。

さらに、前作以上に『ロックマン』シリーズとのつながりも匂わされ、考察や想像の余地が大きく膨らみます。

何度もプレイしている方も、初めてやるという方も、ぜひ細かいところも見ながらプレイしてみてください。

気が付いたら2周目、3周目へと入っていることでしょう。

 

ライター紹介

政喜
ゲームとバーチャルアイドルとバイクが好きなライターです。好きなゲームのジャンルは2Dアクションで、ロックマンシリーズは今でもハマっています。最近やっているゲームは『マリオカート8DX』『ロックマンX アニバーサリーコレクション』『ロックマンXDiVE』などです。キャラクターの深掘りをしてゲームの魅力を発信したり、読んだ方から「このゲームやってみよう」と思ってもらえたりするような記事を書いていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。