【SENGOKU DYNASTY】戦国時代の都市建設とサバイバルシミュレーションゲーム【評価】

はじめに

戦国時代の農民として暮らせるゲーム、Sengoku Dynastyをご存じでしょうか?

戦乱の時代を武将や兵士として戦い抜くゲームは数あれど、一人の農民として生き残っていく、新しいスタイルのゲームです。

クラフトあり、戦闘あり、オープンワールドで体験する戦国時代を肌で感じられる良作なので、是非是非紹介させてください。

この記事を読むと、以下がわかります。

  1. SengokuDynastyがどんなゲームかわかる
  2. クラフトや戦闘など、何が出来るかがわかる

大体5分くらいで読み終わりますので、最後まで読んでいってください。

どんなゲーム?ゲームの概要と主人公の背景

舞台は戦国時代。

主人公はただの農民です。

戦乱で村を焼かれ、「百姓の持ちたる国」があると聞き、そこを目指して旅をします。

やっとたどり着いた「百姓の持ちたる国」は、理想とは遠く、生きていくのにやっとの荒れ果てた土地でした。

でも、ここには搾取する領主はいません。

幸い、資源は豊富です。

建材になる木材や鉱物、食糧になる獣も多く生息しています。

この天地で生き延び、自分の村をつくりましょう

楽園は、そこにあるものではなく、作るものなのです。

背景

1565年-1580年の日本の戦国時代です。

この時期、加賀国(現在の石川県)では、一向一揆で守護職を追い出した本願寺宗徒たちによる幕府から干渉されない国がありました。

戦乱の世で侍に支配されていない国、それはいつしか「百姓の持ちたる国」として噂が広がっていきます。

しかし、本願寺始め寺社に支配され、侍の居ない空白地帯には賊がはびこり、各村は独自に生き残るすべを探り、対立も深まっていく…。

そんな中、主人公は新しい村を築かなければなりません。

また、1680年には織田信長により征服され、「百姓の持ちたる国」は終焉を迎えます。

SengokuDynastyで出来ること

クラフト

道具料理など、様々なものを作ることが出来ます。

石や木の棒を拾い、石の斧を作りましょう。

石の斧を使って大きな木を切りましょう。

大きな木から丸太を切り出し、建材を入手しましょう。

焚火調理鍋をつくって、山の中でキャンプも出来ます。

料理は肉があれば焼いて食べたり、スープにしたり出来ます。

その辺にはゴボウがありますので、採取して調理するのも良いでしょう。

建築

村を作るには、建物が必要です。

SengokuDynastyは様々な建物を好きな場所に建てられます。

住居や作業場、資材の貯蔵庫、寺や神社に関連するオブジェも建てられます。

看板や柵なんかも建てられます。

大量の資材と手間が必要ですが、大変な分だけ建物が建った時の達成感は最高です。

村づくり

住民の為の住居や、村として必要な作業所何かを用意すると、村としての機能が揃います。

準備が出来たらその辺の人を誘って村民として住んでもらいましょう

村民には、食糧や住居の面倒を見てあげる必要がありますが、仕事を割り振ることも出来ます。

採取や料理、制作など、さまざまな仕事をお願いすることが出来、村の発展は主人公だけが頑張るのではなく、村人全員で発展させていくことになります。

戦闘(狩り)

食糧を得るために、動物を狩り肉を入手することが必要です。

が代表的な武器ですが、簡単に作れて手っ取り早いのは槍です。

槍は突くのではなく投げるのが正しい使い方で、複数本用意して狩の対象にぶつけます。

一発で仕留められないケースもあるので、複数の槍を用意していくと良いでしょう。

狩の対象は、ウサギ、鹿、猪になるでしょう。

仕留めて肉にして、調理して食べましょう。

生肉でも食べられますが、お薦めしません。

評価

ARKなどのサバイバル系のゲームが好きな人ならハマると思います。

良いところ、悪いところをそれぞれ語りますので、参考にしてください。

良いところ

出来ることが多い

クラフト、建築、採取という基本的な動作と、村を発展させるというミッション、いくつかある他の勢力とのかかわりや取引など、多様な手段で自分の村を作っていくことができます。

チュートリアルが終わるまで9時間掛かりましたが、出来ることが多く、夢中になっている間にあっという間に終わりました。

時間泥棒です。

クラフトが細かい

クラフトで作成できるものも多い。

建築も段階を経て建てていくので、出来ていく過程を楽しむことが出来ます。

建物の配置や家具など、自分の拘りを実現できるのも良いですね。

景色が綺麗

基本は山の中なのですが、本当に日本の山中を再現しています。

オープンワールドの良さが出ていますね。

天気も良く変わり、晴や雨、嵐など、どんな天気でも変化を楽しめます。

日本っぽさが出てる

しっかり歴史検証をしているので、どの時代のどの場所か、どんな勢力が重要だったかが反映されていて、歴史好きなら没入感がすごいです。

マルチプレイもソロプレイも可能

みんなでワイワイ村を発展させても良いし、一人で孤高に村を作っても良いし、どちらも楽しめるのはARKに似ています。

悪いところ

UIが分かりにくい

ショートカットキーにどの装備がアサインされているか?作りたい建築物やアイテムが、どのカテゴリに登録されているか?慣れないと戸惑うことも多いです。

早期アクセスなので不具合がある

致命的な不具合は今のところないですが、ちょこちょこクエストがうまく完了できなかったりします。

今後のパッチで解消すると、開発からメッセージが出ています。

サイドストーリーなど追加のフレーバーコンテンツが英語

ゲームの世界観やアイテムの設定情報を解説した資料集がありますが、日本語版がありません。

今時はAIなどで画像から翻訳することも出来ますが、出来れば雰囲気を楽しみながら読みたいので日本語対応してくれると良いなと思います。

さいごに

早期アクセスですが、十分に作りこまれており、値段以上に楽しめます。

戦国時代をモチーフにした国盗りゲームは多いですが、農民として生きていくサバイバルゲームは新ジャンルです。

サバイバル系ゲーム好きなら、絶対に楽しめます。

是非是非、一緒に楽しみましょう。

ライター紹介

Office Nobu
Office Nobu
ゲームを愛するエンジニア。
ゲームを買う金を稼ぐために、エンジニアをやっている人。
じっくりしつこく、ゲームを楽しんでます。

主戦場はStarmで、以下のゲームがお気に入りです。
オープンワールド系( ARK / Skyrim / Fallout / Witcher )
歴史シミュレーション(信長の野望/三国志/太閤立志伝/ Hearts of Iron)
その他( Wizardry / Civilization / Lunatic Dawn )