スパロボ登場作品の変遷と進化~天元突破グレンラガン~

スパロボ登場作品の変遷と進化【天元突破グレンラガン編】

スーパーロボット大戦シリーズ(以下スパロボ)に多数出演している作品は
・時代の変化
・演出の進化
・登場人物の変化
によって立ち位置や扱いが変わったり、表現に進化が見られたりします。

その出演作の中から、進化の象徴と言っても過言でもない作品「天元突破グレンラガン」を紹介します。

ちなみに今回の記事をザックリまとめると!

  • 『シモン』はスパロボのシナリオでもど真ん中を張れる!
    またシナリオもスパロボにそのまま持ってこれそうなスケールの大きさ
  • 中盤までは中途半端な性能
    しかし終盤になると最強クラスに進化!
  • スパロボへの出演が少ないのは「存在感が強すぎる」
    そして「シナリオがバランスブレイカー」だから!

この記事は、3分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!

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天元突破グレンラガンとは?

人が地中で生活する時代、穴掘り『シモン』と言われている少年が
小さなドリルとガンメンというマシンを見つけた時から物語が始まり
やがて地を破り、天をつき、宇宙、銀河を突破していく、一大スケールの作品です。

当初は兄貴分の『カミナ』に頼りきりでしたが…彼が命を落とすと、熱い男として成長

地上での文明構築を勝ち取り、落下してきた月を食い止め
人類滅亡を防ぐために、仲間たちと共に銀河の中心に殴り込みます

スケールで言うと、この作品単体でスパロボのストーリーを大まかに網羅できるくらいの話です。

スパロボにてストーリー上での扱い

初登場時は、TV版の初期からのストーリーの登場です

スパロボシリーズのお約束で、『カミナ』は生存するかと思われましたが、やはり命を落としてしまいました。

『カミナ』のキャラが強烈すぎたゆえでしょうか
確かに彼がいると、主人公の『シモン』が成長する絵が見えない感じはありますね。

そして彼の死を乗り越えて、『シモン』は大きく成長します。

あどけなさの残る少年はやがて成長し、

風格ある青年、そしてリーダーへと成長しました

最近のスパロボ作品のテーマには「進化」があげられることが多く
特にストーリーの最終段階、皆が絶望しかけている時にそれを打破する頼もしい存在としての描写が多いように感じます。

かつて憧れていたアニキ(カミナ)、彼は全ての人を引き付ける魅力を持った
おそらく生きていれば確実に歴史に名を残していたであろう漢でした。

しかし物語を通じてシモンはそれを超えました

その結果、スパロボのストーリー上でもど真ん中を張れる男となった、そのように思います。

『グレンラガン』の性能面、使い勝手

序盤から中盤は中途半端ユニットでいることもあります

ですが、終盤は確実に最強クラスに進化してきます

火力がかなり高いうえに、戦艦と一体化したり、超進化することによって
・戦艦以上のHP
・スーパーロボットの火力
を兼ね備えた、移動要塞のような趣が出てきます

射程が短い事と、燃費がかなり悪いので、特に中盤までは突出させずに運用し
終盤は精神コマンドで回復できることも多いので、やりたい放題やれます。

下手すると単騎でステージクリアしかねない勢いです

補給が尽きるとしおしおになってしまうので、調子に乗りすぎは厳禁です。

『グレンラガン』演出、描写の進化

「グレンラガン」の上の部分の「ラガン」には機体掌握機能がついており
ドリルでドッキングすることによって、さまざまな機体と合体ができます

登場作品自体は多くないのですが、機体のバリエーションが多いため、ガンガン進化しています。

最初は『ラガン』

これが当初の機体「ラガン」です。

『グレンラガン』に合体

合体して「グレンラガン」になりました。

ここからどんどん進化していきます

『天元突破グレンラガン』

タイトルの通り、「天元突破グレンラガン」に進化してもまだ止まりません

『超天元突破グレンラガン』

最終的にさらなる進化を遂げ「超天元突破グレンラガン」になります!

ロゴが出るくらいの優遇っぷりです

HPも驚きの2万越え!

演出の迫力は動画を見てもらった方が良いと思うのでこちらをどうぞ

見るだけで熱くなってきますね!

意外と出演作品は少ない理由とは?

人気や性能、ストーリーの関与の仕方から考えると
常に中心にいてもいいはずなのに、意外と出演作品が少ないです。

その理由とは?

『他作品と比べて圧倒的に存在感が強すぎること』

が原因なのではないでしょうか?

どんな困難も、どんな因果もはねのけてしまう強さが持ち味の「グレンラガン」と仲間たちですが
スケールがあまりにも規格外すぎるがゆえに、出すと全てをもっていってしまうというリスクがあります。

シナリオの方がバランスブレイカー

燃費が悪いなどの問題があるため、バランスブレイカーとまでは言えませんが
シナリオに関しては、確実にバランスブレイカーといえるので、この辺りが問題になっているのかもしれません。

この辺のバランス感が、レギュラーの『ゲッターロボ』との違いかなと感じています。

しかしあまり悲観する必要はありません

「スケールのでかい話になると確実に出番がある」

ある意味で、バンプレストオリジナルを除く
版権物唯一のスパロボシリーズのジョーカーと言える位置に上り詰めたのではないでしょうか

シリーズ内だけで、他作品のクロスオーバーを一切しなくて
これだけの存在感を出しているスーパーロボットは他に類を見ないです。

真打はバタバタせず出番までじっくりと待つ

そんな存在になったと言えるでしょうか。

まとめ

圧倒的な存在感とスケール感を持ち、すべての作品を食いかねない為に、出演作品が伸びにくいですが
出た時には誰よりもスーパーロボットをしている傑作です。

最近だと「スーパーロボット大戦X」での出演があります。

ぜひプレイしてみてください!

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