ついにヒシアケボノが実装!気になる性能は…?
全国900万人くらいのトレーナーの皆さん、こんにちは。
9月10日のガチャ更新で、新たに星3育成ウマ娘「ヒシアケボノ」が実装されました!
短距離に適性を持つ育成ウマ娘は2021年4月15日に実装された「カレンチャン」以来、約5か月ぶりの実装となります。
チーム競技場における短距離のメンバーに悩むトレーナーさんにとっては大注目の今回のガチャ。
しかし直前に開催されたサポートガチャで登場した「ライスシャワー」を追いかけ、盛大にジュエルを散らしたお兄さまお姉さまが多数いらっしゃると推察されるこのタイミングでの育成ガチャ、正直回さずにスルーしようかな…と考えてしまいがちだと思います。
そこで今回はそんな悩めるお兄さまお姉さまのために、新規実装されたヒシアケボノの性能について解説していきましょう。
この記事を読めばきっとあなたもヒシアケボノが引きたくなること請け合い!キミもボーノボーノしないか?
- ヒシアケボノは貴重な短距離適性を持つウマ娘!
- やや発動条件が複雑な分、強力な固有スキルで先頭を捉えろ!
- 次のヴァルゴ杯でも採用の余地あり!
- 短距離に悩んでいるなら絶対に引くべき!困っていないなら様子見も一手
ヒシアケボノの性能解説
適性・成長率
ヒシアケボノの適性は芝・短距離orマイルとなっています。
そして成長率はパワーに20%、根性に10%。
極めてスピードの重要度が高い短距離、マイルを主戦場とする彼女にスピードの成長率がないのが少し気になりますが、スピードは優秀なサポートカードが多数存在し、URA因子等による因子でも比較的カバーがしやすいステータスです。
さらにパワーの成長率が高く、数多くスピードトレーニングをこなす中で並行してパワーのステータスアップも期待できることを考えると、成長率は自身の適性や想定される育成環境と噛み合っているとも言えます。
また後に解説するように、育成の難易度があまり高くないことも合わせると、総じて非常に育てやすいウマ娘となっています。
覚醒スキル
ヒシアケボノは覚醒レベル3で新レアスキル「準備万全」(「仕掛け準備」の上位互換)、レベル5で先行専用のスタミナ回復スキル「食いしん坊」を取得できます。
「準備万全」は「レース中盤にゴールに向けて準備を整える」という文言からは効果が読み取りづらいですが、速度がアップするスキルになっています。
「食いしん坊」は脚質「先行」限定ではあるものの、発動タイミングの関係で数ある回復スキルの中でもかなり優秀なスキルです。
短距離・マイルでの出走が主となるヒシアケボノには必ずしも必要ではないスキルのように思えるかもしれませんが、実はスタミナはこの後解説する固有スキルの発動に大きく関わる要素なので、余裕があれば取得したいところです。
固有スキル
こちらがヒシアケボノの固有スキル。
「レース中間」「好位置」「少し疲れてくる」と条件はやや多めとなっています。
そして効果については「気合を入れなおして大きく前へ踏み込む」との文言でですが、端的に言えば速度アップのスキルです。
では、スキル発動の条件について、実際のレース中の画像を基に見ていきましょう。
コースの5割を少し超えたあたり、順位が3位での発動を確認。
後ろの順位では、18人中9位での発動を確認。発動はやはりコースを5割超えたあたりとなっていました。
その後も何度かレースで検証しましたが、スキル発動条件については
「レース中間」=コースの4割〜6割のところ
「好位置」=3位〜上位50%以内の順位(18人なら9位、12人なら6位、9人なら5位以上)
「少し疲れてくると」=スタミナが一定以下で発動。正確な基準は不明だが、スタミナが倍くらい違っていても発動タイミングがあまりずれなかったのでかなり緩めと思われる。
といったところかと思います。
なお、自身の覚醒スキル「準備万全」やアオハル杯で取得可能なレアスキル「アガってきた!」等は同じく中盤での速度アップスキルになっているので、これらを同時に発動させられれば非常に強烈な追い上げを見せることができます。
理想としてはスキル発動のタイミング付近までに3位を確保し、発動時に一気に先頭に抜け出したいところですね。
育成について
育成目標
ヒシアケボノの育成目標は上の画像の通りです。
短距離・マイル以外へのレースは目標になっていません。
ヒシアケボノのマイル適性はBなので、因子継承でAまで引き上げた方が育成はスムーズに進みます。
また、レースボーナス値にもよりますが、目標レースだけの出走だと、全て1着でも最初の固有スキルレベルアップ条件(シニア級2月前半時点でファン数6万以上)を達成できない可能性があるので、必要に応じて目標外のマイルGⅠレースに出走しましょう。
最初のファン数条件さえ満たせば、後は目標レースで1着を取ることで2回目(シニア級4月前半で7万人)、3回目(シニア級12月後半で12万人)の条件は達成できると思います。
育成方針について
因子継承で「逃げ」「差し」の適性をAにすることはできますが、固有スキルや覚醒スキルの関係上、脚質についてはもともと適性のある「先行」での育成を行うべきでしょう。
距離適性については、マイル因子が1つでもあれば適性がAになるので、こちらはぜひ継承させたいところです。
その他の因子については、パワー>スピード>スタミナの順にオススメです。
サポートカードについては、スピードタイプ、パワータイプを中心にした編成が良いでしょう。
ヴァルゴ杯で使える?
この時期のガチャとなると、気になるのが今月下旬開催予定のチャンピオンズミーティング「ヴァルゴ杯」で力を発揮できるかどうか。
結論から言うと、固有スキルが発動できればかなり強いと思います。
チャンピオンズミーティングは3人のトレーナーさんが3人ずつ自慢のウマ娘をを出走させる9人制のレースなので、固有スキルを発動するためにはヒシアケボノは3~5位の位置につけている必要があります。
しかし、仮に3人全員が逃げウマ娘を編成した場合、それだけで既に4位以下になる可能性が極めて高くなります。
残りの全員が「差し」「追い込み」であれば良いのですが前々回のレオ杯(ヴァルゴ杯と同じくマイルレース)では先行エルコンドルパサー、先行オグリキャップといったウマ娘を出走させるトレーナーさんが多く、これらのウマ娘に位置取りで負けると6以下に沈む可能性は大いにあるのが悩みどころ。
特にアオハル杯実装により先行~追い込みで強力なウマ娘を作りやすくなっている今、この「好位置」での位置取り争いは熾烈を極めることが予想されます。
ただ逆にそうした状況により全体的に逃げウマ娘の編成を避ける傾向に進むことで、結果的にヒシアケボノに追い風となる状況が生まれる可能性もあるので、ヴァルゴ杯を見据えた育成も全然アリだと思います。
中盤の速度アップスキルによりスパート前に先を行くウマ娘を捉えるような運用ができれば、思わぬ台風の目になる可能性がありますね!
結局引くべき?
さて、ここまでヒシアケボノの性能や育成について解説してきました。
ここで耳をすませば、皆さんの心の中のタマモクロスの声が聞こえてきそうです。
「話が長いねん!引くべきなんかそうでないんかはっきり言ってくれや!」
ちなみに筆者は生粋の東北人なのでタマちゃんのセリフは全てイマジナリー関西弁です。
もし本物と違っていても数々の因子厳選という苦行試練を超えてきた皆さんの寛大な心で許してください。
で、結論なのですが、短距離で勝てないなー、一度メンバーを変えてみたいなーと感じることが多いなら引くべきです。
ダートほどではありませんが、短距離もなかなか出走候補が少ないステージであり、チーム競技場の魔境到達点であるCLASS6でもメンバーはサクラバクシンオー、カレンチャン、キングヘイロー、エアグルーヴ、マルゼンスキーの採用率が大半を占めます。
そしてこれらのウマ娘は固有スキルが発動しにくかったり、固有スキルと覚醒スキルが噛み合っていなかったり、短距離との相性が必ずしも良くなかったり…と一癖抱えている子がほとんどです。
そんな中、覚醒スキル及び固有スキル、適性といった要素が全て短距離に有利に働く(もしくは不利に働かない)ヒシアケボノは現時点では稀なウマ娘であり、短距離に悩んでいるなら入手を大いに検討すべきウマ娘です。
また、ヒシアケボノは全国のお兄さまお姉さま方が血を吐く思いで入手したパワーサポートの「ライスシャワー」とも相性は良いので、せっかくの機会、余裕があるならチャレンジしても良いのではないでしょうか。
というわけで、今回の記事はここまでとさせていただきます。
ヒシアケボノ入手を検討しているトレーナーさんに少しでも有益な情報が届けられていれば幸いです。
それでは、皆さんに良きトレーナーライフが訪れますように。
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