【ACE COMBAT7 SKIES UNKNOWN】理不尽?超難易度?ミッション14「ケープ・レイニー強襲」攻略

今回解説するのは、「ACE COMBAT7 SKIES UNKNOWN」のミッションのひとつ、「ミッション14:ケープ・レイニー強襲」です。

エースコンバットといえば、広々とした空を航空機でダイナミックに操縦して敵と戦う…というイメージが強いのですが、この「ケープ・レイニー強襲」では、そうしたイメージとは少し違った難しさにチャレンジしなければなりません。

初見でこのミッションに挑んだ方は、「難しい!」「何度やってもクリアできない!」と嘆いたこともあるのではないでしょうか。

このミッションを完全攻略できるように解説します。

  1. 序盤の峡谷突破は機体の工夫と高度に注意
  2. ヨー機動の活用でより安定した飛行に
  3. 基地攻撃は時間との勝負!複数攻撃できる兵器を使う

狭い峡谷を敵の目をかいくぐり飛行する前半

「ケープ・レイニー強襲」は、全体で2段階に分かれているミッションです。

まず前半は、夜中に敵の飛行場を奇襲するために、敵基地にこっそりと接近するというミッションです。

ただ夜の空を飛ぶというだけではなく、敵のレーダーの目をかいくぐるため、切り立った崖に両側を挟まれた「峡谷」の中を飛行する必要があります。

初心者はまずここが第一関門となることでしょう。

味方地上部隊が全滅しないように基地を攻撃する後半

敵の目をかいくぐり、峡谷の中を抜けて敵基地にたどり着いたら、今度は味方の地上部隊を援護する役割が待っています。

一刻も早く敵基地の守備隊を沈黙させないと、味方の地上部隊は次々と撃破されてしまいます。

味方の地上部隊が苦戦している敵は何か、効率的に破壊するにはどうするかという順番付けもしながら攻撃を行い、かつ自分も撃墜されないように立ち回る必要があります。

峡谷を突破するための大事なポイント

「ケープ・レイニー強襲」ミッションの前半にあたる峡谷を突破する段階では、「敵のサーチライトに発見されない」こと、「峡谷に激突しない」こと、「指定高度を越えないこと」という3つの条件を守る必要があります。

敵のサーチライトをかいくぐろうとして岸壁に激突してしまったり、岩を避けようとして指定高度を越えてしまったりして、何度もミッション失敗になってしまうこともあるでしょう。

この峡谷は、ポイントを押さえると攻略しやすさが格段に上がります。

前半のサーチライトは「高度」を使ってやりすごす

サーチライトを避けるには、高度を上げすぎないことで避けられるものが多くあります。

というのも、序盤は水平方向へのサーチライトが主で、この水平方向のサーチライトはおおむね300~400程度の高度を照らしています。

そのため、200~300程度の高度を飛行していればサーチライトを避けやすいのです。

ウェイポイント3からは垂直方向と、ヘリコプターによる「移動するサーチライト」が追加されるため低高度を飛んでいるだけではやりすごせませんが、それでも300~400程度の高度がもっとも監視の目が濃いことは共通しています。

どうしてもさらに高度を上げて回避する場合には、600に到達しないよう注意しましょう。

機体は「速度」より「機動力」

自分のお気に入りの機体でミッションをこなすことができるのがエースコンバットの魅力ですが、ときにはミッションに合った機体を選ぶことも重要です。

たとえば、空対空戦闘に特化している戦闘機として、日本の航空自衛隊にも配備されている「F-15J」などは、敵航空機との戦闘では大きく活躍してくれます。

しかしながら、低速で低高度を飛行するミッションには不向きです。

このような場合、機体のスペックでは「SPEED」よりも「MOBILITY」と「STABILITY」の高い機体を選びます。

また、パーツでは、速度を落としてもストール(失速)しづらくなるパーツを搭載すると攻略しやすくなります。

ダイナミックな機動を避けてヨー機動を活用する

通常、航空機同士での戦闘ミッションでは操縦桿を大きく傾けて敵のミサイルを避けたり、敵の後方をロックするなどの機動を行います。

しかし、この「ケープ・レイニー強襲」のように左右の幅が狭い進路ですと、ちょっとした岩や岸壁を避けるために機体を傾ける旋回(ロール)をすると、機体が左右に大きく振られてしまいます。

結果的に、意図した以上の進路変更となってしまい、サーチライトに発見されてしまったり、岸壁に激突してしまうケースもあります。

本来は滑走路への着陸や空母への着艦の際に使うような繊細な機動である「ヨー機動」を活用しましょう。

これは機体の水平を保ったまま、スライドするように左右に移動します。

ただし、急角度での旋回には向かないため、ロールが必要な角度を見極めて使い分けましょう。

敵基地攻撃のための大事なポイント

難しい操縦が求められる前半部分を超えると、いよいよ敵基地の攻撃に移ります。

この敵基地攻撃では、敵地上部隊が一斉に自機をめがけて攻撃してくるうえに、一定数の敵を倒すと敵の増援が来るため、非常に慌ただしい戦闘となります。

ここでもいくつかのポイントを押さえることで、敵基地の攻略がスムーズに行えます。

対地攻撃は複数攻撃できる兵器を選ぶ

エースコンバットで機体の標準装備となっているミサイルは、同時に2発まで発射できます。

しかしながら、敵基地では標的の数が多く、1ボレーで2発ずつの攻撃では効率的な攻略ができません。

そこで、「4AGM」や「8AGM」などの「複数攻撃ができる誘導兵器」を選択するのがおすすめです。

「RKT」も複数のロケット弾をまとめて発射でき、指定エリア内の敵を一掃できるのでおすすめですが、対象が固まっているエリアに適切に照準する自信がなければ誘導兵器のほうが無難です。

地上に駐機している航空機は優先的に狙う

峡谷突破の必要性があることから、この「ケープ・レイニー強襲」では、速度が遅く対地攻撃が得意な攻撃機が選定されやすい傾向にあります。

そのような場合、苦手とする相手は高速・高機動力の戦闘機です。

実は、敵基地の攻撃を開始した時点では、まだ大部分の敵航空機は地上に駐機しています。

この状態ですと、敵航空機はまともな回避ができないため、容易に撃破できるのです。

つい戦車や対空砲に目が行きがちですが、敵航空機は地上にいるうちに撃破しましょう。

機銃で撃破しやすい標的を把握する

標準装備として活用できる機銃ですが、標準ミサイル・特殊兵装のリロード中に機銃を活用できると、より敵の撃破効率は高まります。

ただし、機銃には撃破しやすい敵とそうでない敵がいます。

おおむね、「TANK(戦車)」や、「駐機している航空機」は機銃よりもミサイルで撃破するほうが効率的です。

一方で、「SEARCH LIGHT(サーチライト)」、「AAGUN(対空砲)」、「SAM(対空ミサイル)」、「AH-64D(ヘリ)」などは機銃でも数発当てれば撃破できます。

1回の接敵で複数の兵器を切り替えて、できるだけ多くの敵を撃破すると失敗は避けられます。

最後に

ケープ・レイニー強襲は、操作性の面で全ミッションの中で最初にぶちあたる「難関」です。

しかし、ここで得たヨー移動のスキルや、適宜減速しながら障害物を避ける機動は、最後のミッションの場面でも役に立つ重要なスキルとなります。

何度も失敗すると諦めたくなってしまうかもしれませんが、焦らず進路を把握し、適切な機体とパーツの選択、最小限の動きで回避するよう心がけて攻略してみましょう。