話題のバルダーズ・ゲート3ってどんなゲーム?

はじめに

圧倒的な自由度とシナリオで、一生遊べるゲーム、バルダーズ・ゲート3が遂に日本にやってきました。

何がこんなにも世界中の人々を熱狂させるのか、その魅力を語っていきたいと思います。

この記事を読むと、以下が分かります。

  1. 何が出来る、どんなゲームなのか?
  2. ゲームの世界観

この記事は5分ほどで読み終わりますので、是非最後まで読んでいってください。

バルダーズ・ゲート3とは?

バルダーズ・ゲート3は Larian Studios が開発したゲームです。

広大な剣と魔法のファンタジー世界を、自分で選択・作成した種族、職業を持ったキャラクターで自由に冒険できます。

シリーズの3作目ですが、前作をプレイしていなくてもまったく問題ありません

どんなゲーム?

とにかく自由

この言葉につきます。

どこに行っても良い

一応メインストーリーはあるのですが、その通りに進める必要なんてありません

広い世界を自由に冒険できます。

美しい風景やそこかしこに置かれて植物や生物、建物などの作りこみは素晴らしく、飽きさせません。

道を歩くと、次々にイベントが起きます。

目的地に進んでいたはずが、イベントを追っかけていたいたらいつの間にか知らないところで知らない物語を体験していたということも多々あると思います。

クエストの選択肢は何を選んでも良い

そこで出会うさまざまな人や事件に対して、どう振舞うかもまた自由です。

どちらかに肩入れしてもいいし、何もせず去っても良いです。

どちらも気に入らなければ、どちらも倒してしまう事だって出来てしまいます。

選択肢は無数にあり、それぞれの結末がちゃんと用意されているので、安心して進めてください。

1回ですべてのイベントを観ることは不可能で、何回も何回もクリアして、何回目かの異なるエンディングをみてから、分かることもあるでしょう。

やればやるほど深くハマっていく、そんなスルメゲームなのです。

主人公も自由

主人公はあらかじめ用意されている7名オリジンキャラクターと、本当に一から作成するパターンと選べます。

オリジンキャラクターはそれぞれにストーリーを持っていて、大きな目的がありますが、それを進めなければならないということもありません。

7名のオリジンキャラクターを紹介します。

アスタリオン

エルフのバンパイア。

長い間主人に虐げられてきて、やっと解放された。

彼の目標は復讐であり、そのために行動することになる。

種族:エルフ

クラス:ローグ

プレイスタイル:盗賊ポジションなので、戦闘でも弓やアイテムを駆使して幅広い戦術を試せるでしょう。

また、普段のクエストを進めていく中で、カギの掛かった扉や宝箱からアイテムを得られます。

人々との会話の中でも、盗賊ならではの交渉術で有利に事を運べるでしょう。

レイゼル

オープニングで出てくる敵役のタコ星人(マインドフレイヤー)に敵対する種族の戦士。

マインドフレイヤーを滅ぼす使命がある。

種族:ギスヤンキ

クラス:ファイター

プレイスタイル:

脳筋です。

強力でスピーディな攻撃で、敵を圧倒できます。

ギスヤンキは異星人なので、宇宙についての知識や専用魔法があり、こちらはマインドフレイヤーを追うのに役に立ちます。

ゲイル

優れたウィザードとして、魔法の女神に愛されていたようだ。

その後、大きな失敗をしてすべてを失ってしまった。

種族:ヒューマン

クラス:ウィザード

プレイスタイル:さまざまな魔法を駆使して、戦闘でも交渉でも役に立ちます。

しかし、すべての魔法を習得して駆使することは不可能なので、役割を明確に分けた方が良いかもしれません。

例えば、攻撃魔法を重視するなら交渉や精神操作は他の人に任せないと、すべてを一人で行うのは困難です。

シャドウハート

聖職者特有の強い信仰心を持っている。

とある使命のために自身の記憶を失っているが、使命を果たすのに疑問はない。

種族:ハーフエルフ

クラス:クレリック

プレイスタイル:

戦闘と治療と両方が出来るクラスで、パーティにいると安定します。

戦闘でも前衛を任せられますし、アンデッド相手なら武器の特性、魔法の特性で無双できます。

ウィル

辺境の刃と呼ばれるほどの英雄。

弱きを助けるその行動は素晴らしいが、彼自身は何かを追っている旅路の途中である。

種族:ヒューマン

クラス:ウォーロック

プレイスタイル:事件に首を突っ込み、自身の正義を貫くプレイがもっともらしいと言えるのでは無いでしょうか?

戦闘が得意で、耐久力もあるので、前衛に居れば安定します。

行動順が遅いのが気になりますが、盾役としては優秀です。

カーラック

地獄で10年奉仕させられた後に脱出し、復讐を誓っている。

種族:ティーフリング

クラス:バーバリアン

プレイスタイル:すべてを力でねじ伏せるという単純な進め方が良い方はお薦めです。

戦闘では高い攻撃力で殲滅し、交渉でも威圧を使って道を開けさせる。

自身のやりたいことを力を背景にやりたい放題できる、そんなプレイが良いのではないでしょうか?

ダークアージ

竜が人型になったような種族です。

記憶を失っており、時折沸き起こる残虐な衝動に耐えています。

種族:ドラゴンボーン

クラス:ソーサラー

プレイスタイル:

竜の外見で手を血に染めるみたいなことを言っていますが、職業はソーサラーなので魔法職です。

多彩な攻撃魔法で敵をなぎ倒せます。

魅力も意外と高くて、交渉事も得意なようです。

そして是非、中二病全開な彼のイントロダクションを聞いてあげてください。

カスタムキャラクター

ある程度目的を持ってやりたいなという人はオリジンキャラクターがお薦めですし、自分でストーリーを自由に進めたい方、自分のキャラの背景が固まっていて、それでプレイしたい方は最初から作成してください。

キャラの作成も、種族職業から始まり、容姿を自由に変更できます。

戦闘

戦闘はターン性のバトルになります。

順番に敵味方のキャラクターが行動していき、1人のキャラクターは1ターンの行動で「移動」「アクション(攻撃やアイテムの使用など)」を行います。

戦闘フィールドに敵味方が配置され、キャラクターは移動し、近接武器や遠距離武器で攻撃したり、アイテムを使う、魔法を使った後に、再度移動することが出来ます。

戦術性は高く、物陰から頭を出して射撃し、その後物陰に隠れたり、誰かの盾として前面に出て敵の攻撃をブロックするフォーメーションを獲ったり、二手に分かれて効率よく敵を殲滅したり、本当に自由にフィールドを使って行動が可能です。

魔法

魔法は攻撃したり、回復したり、状態異常を掛けたり治したり、そんな一般的な魔法だけではありません。

交渉のために相手の心を読んだり、魅了したり、戦闘以外で使う魔法も多いです。

これらを組み合わせて有利な状況を作って行けることも、バルダーズ・ゲート3の魅力です。

ゲームの世界観

バルダーズ・ゲートには原作があります。

もともとはダンジョンズ&ドラゴンズというゲームの世界です。

このゲームは、戦闘だけでなく、プレイヤーが様々な行動、判断を自由に口頭で決められる、テーブルトークRPGの一つです。

バルダーズ・ゲートもその世界観を受け継ぎ、戦闘だけでない自由な選択肢が売りの一つです。

基本的には剣と魔法の世界なので、一般的なファンタジーとなりますが、たまに惑星とか宇宙人とか出てきますが、知らなくてもゲームは全然楽しめますので、ご安心ください。

さいごに

最初はとっつきにくいかもしれませんが、専門用語は途中でなれますし、進めていくと分かるようになります。

それより数千数万の物語の結末を、自分の進め方で確認できる魅力は普通の RPG にはありません。

あっという間に数十時間が立ってしまうくらい、夢中になれるゲームです。

是非、やってみてください。

ライター紹介

Office Nobu
Office Nobu
ゲームを愛するエンジニア。
ゲームを買う金を稼ぐために、エンジニアをやっている人。
じっくりしつこく、ゲームを楽しんでます。

主戦場はStarmで、以下のゲームがお気に入りです。
オープンワールド系( ARK / Skyrim / Fallout / Witcher )
歴史シミュレーション(信長の野望/三国志/太閤立志伝/ Hearts of Iron)
その他( Wizardry / Civilization / Lunatic Dawn )