おもしろい?つまらない?ケモノが主役のオープンワールド『バイオミュータント』を評価してみた

バイオミュータントっておもしろいの?

皆さんはバイオミュータントというゲームをご存じでしょうか?

知らない人のために簡単に説明すると、荒廃した地球でケモノが戦うアクションゲームとなります。

まさにケモナー好きにはおすすめのバイオミュータントですが、「実際のところ、おもしろいの?」や「バイオミュータントの特徴や魅力を知りたい!」といった意見が出るかと思います。

そこで今回は、実際にプレイした筆者がバイオミュータントの特徴や魅力を紹介。

最終的におもしろいのかを評価したいと思います。

この記事さえ読めば、バイオミュータントのことが理解できますので、ぜひお付き合いください。

  1. 舞台は荒廃した地球
  2. 人間味のあるケモノたち
  3. アクションがかっこいい
  4. 武器のカスタマイズが楽しい!
  5. ケモノたちが喋らないといった不満点もある…

この記事は5分ほどで読み終わります。

バイオミュータントのストーリー

まず、バイオミュータントを知らない人のためにストーリーをざっくりと解説します。

舞台は、開発企業のトクサノール社の行き過ぎた開発で、自然環境と文明が破壊された地球。

この地は生命の樹が中心となり、生命を維持しています。

そして、独自の勢力を持つトライブと呼ばれる組織が6つ存在。

トライブは生命の樹を守る派や破壊する派で考えが相違しています。

主人公は、各トライブを団結させるのか、滅ぼすのかの選択を、トライブとの交流で主人公は選ぶことになります。

物語の最後に、主人公は生命の樹を守るのか、破壊するのかどちらを選ぶのでしょうか。

選択次第でエンディングが分岐します。

次からはバイオミュータントの特徴について迫っていきます!!

自分好みのケモノが作れる!

バイオミュータントを始めるに当たり、最初にやることはキャラメイクになります。

種族や毛皮の色や柄、能力値、耐性を自由に変更可能ですので、脳筋ケモノや知能の高いケモノを作ることが可能!

能力値によって顔のバランスが変わり、腕力が高いと体が大きい分頭が小さくなり、逆に知性が高いと頭が大きい分体が小さくなります。

また、最初に選ぶクラスも様々!!

デッドアイ・コマンドー・サボター・センチネル・サイフリークの中から選べます。

自分の好きなようにケモノを作成し、冒険できるのは非常に魅力的ですね。

荒廃した地球を冒険できる

バイオミュータントは、オープンワールドを謳っており、世界の作り込みがすごいです。

破壊された車や人の気配がない建物、遊具といった人が住んでいた形跡が残っています。

ストーリーを楽しみつつ、景色に心打たれながら世界を巡るのも楽しみの1つ。

また、水上バイクや四足歩行のケモノに乗ることもでき、移動の幅が大きいです。

人間味のあるケモノたち

荒廃した地球に住み着くうちに、ケモノたちは人間のように突然変異。

バイオミュータントのケモノたちは、2足歩行が当たり前で、前足で武器を扱うようになっています。

それだけでなく、居住空間である家の構築やコミュニティの作成といった人間らしい生活を送っている様子をゲーム内で垣間見ることができます。

また、飲んだくれのケモノや機械いじりが好きなケモノといった人間味のあるケモノたちに出会えることも!

そんなケモノたちに出会うことを目的に世界を回るのもおもしろいですよ。

アクロバットなアクションがカッコいい!

主人公は、幼少期に母親からカンフーのような武術ワン・フーの訓練を受けています。

そのため、アクロバットな動きで相手を翻弄しながら攻撃ができちゃいます!

また、主人公は剣と銃を装備した万能型!!

近距離でも遠距離でも攻撃が可能になっています。

武器も近距離はナイフや棍棒といった片手武器から両手武器を扱い、遠距離武器はハンドガンやアサルトライフルといった単発銃や連射銃を扱えます!!

もちろん、武器を持たずにワン・フーでも戦闘可能!

戦略の幅を広げつつ、臨機応変に戦えますので、飽きることはありません。

武器ごとに扱えるスキルもありますので、強力なスキルで敵を倒す爽快感は……たまりませんよ(笑)

また、攻撃をタイミングよく避けるとスローになり、アクション映画さながらの演出が見れます。

カスタマイズが楽しい

バイオミュータントの醍醐味と言っても過言ではないのが、カスタマイズ要素。

道中に拾える部品で、防具や武器を好きなように改造できます!

見た目も反映されるので、個性を活かした武器を使用可能!!

ただ、拾える部品には運要素が絡んでおり、良い部品がでないこともあります…

それでも好きなように武器をカスタマイズできるのは魅力的。

愛着を持った武器が強くなっていくのは、使っていて楽しくなりますよ。

また、防具の種類も数多くあり、好きな防具でおしゃれを楽しむこともできます。

自キャラを可愛くもカッコよくもできちゃいますので、好きな服装で冒険しましょう。

擬音フォントが微妙…

ここからは、バイオミュータントをプレイしていて違和感を持った部分を紹介します。

まず、戦闘中に表示される擬音が微妙に感じました。

アメコミを意識しているのか、技を使用した時や銃をリロードする時にアメコミ調のフォントで擬音が表示されます。

これがダサく感じてしまいました…

また、戦闘中に表示されることもあり、邪魔に感じてしまいました。

この表示はシステム設定でオフにできるので、邪魔に感じる場合はオフにしておくことをおすすめします。

オートマトンがわずらわしく感じることも…

突然変異したケモノたちでも人の言葉は話せません。

そのため、ケモノの言葉の翻訳はバッタのロボット・オートマトンがやってくれます。

それだけなら十分良いのですが、オートマトンは「〜だそうだ。」や「〜と言っている。」との言葉尻で話してくるので、非常に回りくどく感じました。

また、現代人なら知っている道具を回りくどく説明してきます…

あまりの回りくどさに、ケモノたちが人の言葉を話す形でも良かったのではないかと思えてしまうほどです。

加えて、専門用語を出してくるにも関わらず、説明や解説もしてくれないので、置いてきぼり感が半端なかったです。

戦闘中でもオートマトンが言葉をかけてくるので、集中力が削がれてしまうこともありました。

しかも、擬音を言葉に発しているので、オートマトンいらなかったんじゃないかなと思ってしまいました。

バイオミュータントの評価

世界観や設定はおもしろいのに、色々と惜しい作品

バイオミュータントは、世界観や設定が刺さる人には刺さります!

また、ケモノたちが主役のゲームも少ないので、ケモナーにはたまらない作品かと思います。

しかし、プレイして数時間は単調の戦闘や武器や防具のカスタマイズができないといった不満点が出るのは否めません。

それでもプレイしていくうちに、覚えるスキルや使える武器が増えていき、戦闘の幅が広がります。

そこから段々と楽しくなっていくので、バイオミュータントはある種のスルメゲーかと思われます。

この記事を読んで、バイオミュータントに興味がでた人は、ぜひプレイしてみてください!

ハマると非常におもしろいですよ。

ライター紹介

さる
FF14やドラクエ10、PSO2といったオンラインゲームを現役でプレイ中。たまにロストアークもプレイ。他に、switchやPS5のゲームもプレイしています。ただ最近は、インディーズゲームの魅力にハマり、常に面白いインディーズゲームを探しています。
皆様には、埋もれている面白いゲームの紹介やプレイ中のゲームの攻略情報を届けていきます!