【DARK SOULS REMASTERED】2022年ゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた『ELDEN RING』!その礎となった伝説のゲーム『DARK SOULS』の魅力について語る!

大人気死にゲーの魅力はここだ!!

2022年、フロム・ソフトウェアから発売された「ELDEN RING(エルデンリング)」

ゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)に輝き、世代を代表するゲームとして一世を風靡しました。

そんな ELDEN RING と同じフロム・ソフトウェアが手掛けた、精神的前作とも呼べるアクション RPG ソウルシリーズ。

今回はその中でも初代「DARK SOULS(ダークソウル)」について、当時プレイしていて衝撃を受けた点・魅力を解説していきます!

  1. 自由度
  2. マップの繋がり
  3. 雑魚敵にすら油断できないレベルデザイン

この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!

そんなことできちゃうの!自由すぎる仕様に驚愕!

そもそもゲームの自由度と聞いてまず何を思い浮かべますか?

探索の自由度・戦闘の自由度など色々あると思います。

しかし筆者が DARK SOULS で初めて体感した自由度は、ある意味で想像の遥か先のことでした。

え!俺と戦うんですか!? NPC を自由に倒せる驚きの体験

なんとなく。

なんとなーく無害な NPC に向かって攻撃を繰り出す。

ゲームをプレイしているとよくあることですよね!!

しかしそれは攻撃が当たらない、こちらの攻撃はシステムによって受け付けられない。

そういうお決まりを信じているから出来ることなんです。

それをこの DARK SOULS というゲームは教えてくれました。

もうお分かりですよね。

このゲームは無害な NPC に対しても、こちらの攻撃が通ってしまうんです!

これにはいい意味で、不可侵条約をいきなり反故にされたようなショックを受けました。

こんなゲームありなの!

ホントに殺っちゃっていいの!

時間にして5分くらいは悩んだと思います。

出来るならやっちまえ!

……………………それからどうなったか。

強い、ひたすらに当時の筆者より強かった彼にボコボコにされ続ける時間。

本来なら安息の地であるはずの最初の拠点が地獄と化しました。

しかし、段々と攻撃タイミング、回避タイミングを見極め、相対できる時間が増えていく。

操作精度も向上していき、少し、また少しと敵の HP バーを削れるようになっていく。

そうしてやっとの思いで青ニートと呼ばれる彼を倒した時は、拳を突き出し、雄たけびを上げ、魂から震えあがりました。

そのとき思ったのです。

「これがダークソウルなのか」

と。

こうして宿敵を乗り越えた時、筆者は DARK SOULS というゲームに心底ドハマりしたのでした。

こことここが繋がるのか!パズルのようなマップに感動

なかなか一筋縄ではいかないこのゲーム。

ただでさえ敵が強い上に、目的地も一切表示されない。

一度死んでしまうとまた最初の地点からやり直し。

そんなシビアな世界に心を折られてしまったプレイヤーも多いはず。

ボスを倒して何物にも代えがたい達成感を味わう。

それが DARK SOULS の一番の魅力であることは疑いようもないのですが、それ以外にもう一つ、果てしない達成感を味わえるものがあります。

それは、「ショートカットを開通した瞬間」です。

実家のような安心感!ただいまはとっても温かい

立ちはだかる困難を片端からなぎ倒していく。

しかし順調に思えたとしてもリソースは尽きてくるもの。

DARK SOULS で言えば、エスト瓶(体力回復アイテム)・魔術等の使用回数でしょうか。

そんな時、真にプレイヤーに立ちはだかる敵といえば。

不安、焦燥。

迷いが生じれば切っ先は鈍る。

焦りが生じれば無謀を起こす。

己の未熟さ故に狩り取られる訳です。

そんなプレイヤーの心を支えてくれる存在。

それが拠点であり、篝火なのです。

篝火とはこのゲーム唯一の休息地点であり、不可侵の砦です。

……もっとも、不可侵と呼ぶには余りに脆い城ではあるのですが、それでもプレイヤーの拠り所であることは疑いようもありません。

そしてこの DARK SOULS の篝火は、毎回新しいものが迎えてくれるとは限りません。

新たな攻略地点から、前に使っていた拠点へと繋がる。

未知の冒険ですり減った心を、見知った寝床が迎えてくれる。

あの感覚は、実際にこのゲームをプレイしてみないことには分からないのではないでしょうか。

あえて例を挙げるなら。

まだ一人じゃ家にも帰れない幼い頃。

泣きじゃくりながら途方に暮れていた自分を、安心できる誰かが見つけてくれた。

そんな感覚に近いのかもしれません。

嘘だろ……強すぎる雑魚たち

筆者は5歳くらいの歳からゲームをしておりました。

そして DARK SOULS をプレイしたのは17にもなる頃。

友人たちの中でも相当に上手く、自身のゲームスキルに対する自信もありました。

なので思いもしなかったのです。

自分が、何度も何度も、道中の雑魚敵に蹂躙されることになるなど。

難しいゲームだということは知っていました。

「へーどれくらいのもんなのか楽しみだわ」

想像を軽く凌駕してきました。

故に、

「このゲーム面白すぎるだろ!」

燃えました。

強い!厳しい!が、理不尽ではない絶妙な難易度

一体一体の敵が強い。

そして配置がいやらしく、数も多い。

これホントに突破できるのかよ……。

出来るんです。

初めてこのゲームをプレイした時。

初めてのエリア、未知の敵に遭遇した時。

かつてない絶望を感じるでしょう。

しかし、必ず穴がある。

つけ入るべき隙がある

だからこそ面白いし、次こそは、次こそはと、延々トライを繰り返してしまう「中毒性」を生むのです。

それこそがフロム・ソフトウェアの業、といって差し支えないでしょう。

先ほど述べた篝火に関してもそうです。

毎度毎度、物資が尽きてきたところで丁度、図ったかのように篝火が配置されているのです。

本当に、全てを見透かされてるようで恐ろしさすら感じます。

が、その絶妙なバランス感覚故に、この DARK SOULS というゲームは、理不尽の一言では片付けられない、「神懸かった高難易度死にゲー」として名を馳せた訳です。

さいごに

筆者が感じた DARK SOULS の魅力をひたすらに伝えてきました。

既プレイの皆さんが、再びロードランの地に足を踏み入れる切っ掛け。

そして未プレイの皆さんが、この DARK SOULS という最高のゲームを遊んでみようと思う切っ掛けになれたら幸いです。

困難は大きく、立ちはだかる壁は高い。

だからこそ、乗り越えた時の快感は至福を極めている。

ここでしか味わえない興奮を、より多くの人に味わってもらいたい。

ただそれだけです。

……ではいつか、この血に塗れた、希望の地でお会いしましょう。