ドラゴンボール ゲーム龍の巻~六星球~

ドラゴンボールゲームの歴史 ~GB・GBC・GBA~

ドラゴンボールのゲームを紹介する、この『ゲーム龍の巻』。

第6弾は、前回から時代を一気に遡り、携帯型ゲーム機として初めて1億台を突破した『ゲームボーイ(通称GB)』。

そして、その系譜である『ゲームボーイカラー(通称GBC)』、『ゲームボーイアドバンス(通称GBA)』のドラゴンボールゲームを紹介していきます!

この記事を読めば、貴方も立派なドラゴンボール博士になれることでしょう。

ちなみに今回の記事をザックリまとめると!

  • GBながらドラゴンボールの名場面をふりかえれる2作品!
  • 日本未発売のドラゴンボールゲーは5作品も!
    カードゲームにクソゲーにバリエーション豊か
  • 『ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー』は良質なアクションゲーム

この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでって下さいね!

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GB・GBC・GBAでは何本発売された?

GBで発売されたのは『2本』、GBCで発売されたのは『1本』。

そしてGBAで発売されたのは『8本』となっています。

ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝

ドラゴンボールのゲームシリーズの中において、携帯用ゲームとして最初に産声を上げたのが、本作「ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝」です。

本作はタクティカルRPGとして、『孫悟空』の行動をコマンドで決定し敵を倒していくゲームとなっております。

悟空視点で進めるストーリー

シナリオはドラゴンボールZの開始前、つまり天界での修行からサイヤ人襲来までが対象になっています

ストーリーは、常に『悟空』の視点で描かれていきます

『悟空』の視点のみに絞った事が幸いし、原作の再現度はかなり高くなりました

プレイスタイルによって変わる悟空の能力

本作はRPGということで、『悟空』の成長要素もあります

パンチを主体にした攻撃を続ければ、パンチが強くなる。

キックを主体にした攻撃を続ければ、キックが強くなる。

など、プレイスタイルに応じて悟空の個性が出るようになっているのは評価点です

かつ、タクティクスRPGという名前の通り、運ではなく、状況に応じた行動を取る事で、危ない場面もしっかりクリアできるバランスの良さも評価されています

少しとっつきにくさがあるシステム

一方で、子供が遊ぶと考えると、少し難しいシステムであり、取っ付きにくいという面はどうしても否めません。

また、悟空を主軸にしたストーリー展開の為、他のキャラクターの扱いはどうしても悪くなりがちだったのもマイナス点です

特に『ピッコロ』の扱いは酷く、存在感を完全に殺してしまっています。

また一部のコマンドの性能、「界王拳」のリスクが効果に見合わないなど、細かい点において気になる点も、いくつか存在します。

ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝 総評

とはいえ、携帯用ゲーム機第1弾として完成度は良好

解像度が低いというハンデがありながら、大量の立ち絵によってドラゴンボールの世界を表現しようとした努力が見えます。

間違いなく、ドラゴンボールのゲームを手のひらサイズに圧縮する事に成功したと言えるでしょう。

ゲーム紹介

タイトルドラゴンボールZ 悟空飛翔伝
ジャンルタクティカルRPG
対応機種ゲームボーイ
発売元バンダイ
プレイ人数1~2人
発売日1994年11月25日

ドラゴンボールZ 悟空激闘伝

ゲームボーイのドラゴンボールゲーム2作目となるのが、本作「ドラゴンボールZ 悟空激闘伝」です。

前作「ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝」の続編として発売されました

大きく変更された戦闘システム

戦闘システムは、前作と全く異なったものを採用しました。

コマンド入力形式には変わりないのですが、入力を受け付ける時間に制限がかかり、時間切れになると戦闘が開始されます。

攻撃時には、「ボタンを押し続ける事で、気を消費する変わりに強力な攻撃が出せる」など、1つ1つの行動に介入要素が大きく増えました

前作からの改善点

本作は、前作の難点でもあった、『悟空』のみの視点で進行するシナリオが改善されました

操作出来るキャラクターに『クリリン』や『ベジータ』などが追加され、原作の流れを忠実になぞる事が出来るようになりました。

その上で、「もしも」のシナリオも追加され、より深くドラゴンボールの世界に入り込む事が出来ます

グラフィックも立ち絵を非常に多く使っており、プレイヤーを飽きさせない工夫がされていました。

雑魚も含めて、全てのキャラクターにしっかりと用意されており、原作再現のカットも多く描かれていました。

気になるところも

一方で、難点も存在します。

『悟空』は、前作と同じように、修行コマンドを実行する事でパラメータを上昇させる事が出来ます。

しかし、その説明が完全にデタラメで、説明どおりに選択すると狙ったパラメーターを上げる事が出来ません

また、イベントバトルで、いくつかのバグも存在しています。

突然オート操作になってしまったり、攻撃行動を行わない為ゲームの進行が止まるなど…。

戦闘システムのベースは問題ないのですが、一部バグのせいで強制的にゲームオーバーになってしまう点は残念な点でした。

ドラゴンボールZ 悟空激闘伝 総評

もし大きなバグもなく、一部のシナリオやシステムの矛盾などが発生していなければ、名作となっていただけ惜しい作品と言えます

ゲーム紹介

タイトルドラゴンボールZ 悟空激闘伝
ジャンルアクティブビジュアルRPG
対応機種ゲームボーイ
発売元バンダイ
プレイ人数1~2人
発売日1995年8月25日

ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち

ゲームボーイカラーソフトとして発売された、唯一のドラゴンボールゲーム、それが「ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち」です

ゲーム内容は?

本作のバトルシステムは、デッキに5つの役割を果たすカードを選択し、行動を起こすゲームです。

デッキに組み込めるカードは、探索中に獲得出来たり、戦闘に勝った時などに入手する事が出来ます。

その為、自身の好きなカードを詰め込む事ができ、いらないカードは存在しない、という状態に出来るのはメリットと言えます。

しかし突き詰めていくと、強いカードは攻撃・防御・必殺技のカードばかり。

補助カードや、移動カードは、どうしても使いづらいという印象でした。

また、デッキから引いてくるカードはランダム。

その為、「必要な場面で必要なカードが存在しない」という状況が、どうしても発生する為、運要素が大きいとところもデメリットでした。

戦闘描写も、味気ない演出、かつ冗長で非常にテンポが悪いため飽きやすいです。

優れているストーリーモード

一方で、ストーリーを追うという面では非常に優れていました

ドラゴンボールZのシナリオは全て収録されており、かつ名場面では迫力のある画像が表示されます。

その為、「どこでもドラゴンボールの名場面を振り返られる」という意味では非常に良い作品であったと言えます。

ゲーム紹介

タイトルドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち
ジャンルテーブルゲーム
対応機種ゲームボーイカラー
発売元バンプレスト
プレイ人数1~2人
発売日2002年8月9日

DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU

ゲームボーイアドバンスとして第1作品目となるのが、本作「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU」です。

とはいえ、日本では発売されておらず海外でのみの販売です

ゲーム内容は?

ストーリーはサイヤ人編・ナメック星編をカバーしています。

システム的には、2D見下ろし型のアクションRPGです。

アクションRPGという事で、フィールドを歩けば沢山の雑魚が存在します。

その雑魚を倒していく事で悟空はレベルアップし、成長していきます。

原作の名場面が動画で見られる!

本作は、一部シーンがドラゴンボールZのアニメの動画をそのまま見る事が出来ます

今まではどうしても一枚絵での表現だったのに対し、本作では動画で名場面を見る事が出来るのは大きなメリットです。

また、かめはめ波など一部の技には、声が入っているのもポイントの1つでしょう

それ以外のところは…

しかし、それ以外の点は全くもって褒められる点はありません…。

ただ適当に進めて敵を倒す。

ボス戦においては、相手の動きを止めることが出来る必殺技があるので、それを使って殴って逃げるを繰り返すだけ。

動画で描かれる名場面は、ほんの僅かで、あとはあっさり進行していきます。

ゲームに慣れている人ならば、クリアまで2時間強あれば終わってしまう程にボリュームが薄い作品です。

その為、評価も散々。

非常に残念な作品であったと言えるでしょう。

ゲーム紹介

タイトルDRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU
ジャンルアクションRPG
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元インフォグラム
プレイ人数1人
発売日2002年5月14日

Dragon Ball Z: Collectible Card Game

本作「Dragon Ball Z: Collectible Card Game」もまた、海外専売のゲームボーイアドバンスソフトとなります。

そして本作に関しては、情報が殆ど存在せず、筆者も手元にソフトが存在しない為、詳細な情報は不明です

なお、「Dragon Ball Z: Collectible Card Game」は、元はトレーディングカードゲームであり、2000年から発売されています。

その歴史も6年続いており、拡張パックが18個出る程当時は人気が高いトレーディングカードゲームでした

ゲーム紹介

タイトルDragon Ball Z: Collectible Card Game
ジャンルデジタルカードゲーム
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元 Score Entertainment
プレイ人数1~2人
発売日2002年5月29日

Dragon Ball Z: Taiketsu

ゲームボーイアドバンスのドラゴンボール作品としては3作目となる「Dragon Ball Z: Taiketsu」。

ですが、本作も日本国内では販売していません

最も、本作に限って言えば日本国内で販売しなくて良かったといえるかもしれません…。

それはなぜか?

その理由は、ドラゴンボール作品としてではなく

「GBAで発売された、どの格闘ゲームと比較しても、最も悪い完成度」

といえるほど残念な作品であるからです。

まず、操作性は最悪です。

特に必殺技の入力はとてつもなくシビアで、簡単に必殺技が撃てません。

次に、必殺技の性能が超性能なものが多いです

特に必殺技を撃っている間は、基本的に無敵になるので、出したもの勝ちです

本作特有のスカイバトルという、お互いが空を飛んだ場合、コマンドを入力する事で相手にダメージを与えるシステムが存在します。

ですが、入力を失敗しても何もペナルディが存在しない為、レバガチャをするだけで簡単に敵を倒せます

まだまだ続くここが変だよDragon Ball Z: Taiketsu

キャラクターの造形も変なものが多いです。

解像度は、GBCで発売された「ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち」よりも悪く

髪の毛の色も変だったり、ベジータの頭がやけに大きかったり…。

製作者の愛が一切感じられないほど、適当な作りである事が至る所で目に付きます。

その様な事もあり、「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU」の評価より、さらに悪い評価だったのが本作。

海外の批評サイトでは「アニメが原作のゲーム作品として最悪のゲームの1つが本作である」とまで酷評されました。

ゲーム紹介

タイトルDragon Ball Z: Taiketsu
ジャンル対戦型格闘ゲーム
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元Atari
プレイ人数
発売日2003年11月24日

ドラゴンボールZ 舞空闘劇

ゲームボーイアドバンスのドラゴンボール作品としては4作品目

そして、日本国内で発売されゲームボーイアドバンス初のドラゴンボ―ル作品が、この「ドラゴンボールZ 舞空闘劇」です。

ゲーム内容は?

本作は、基本3vs3のチームバトルです。

各キャラに、Lvが1から3まで設定されており、Lvの合計値が4になるように組み合わせます。

レベルが高い程、性能が上昇したり、必殺技が追加されます。

『悟空』の場合は、Lv2以上だと超サイヤ人になるなど、外見の変化も起きます。

使用出来るキャラクターは、14キャラと多くはありませんが、これは携帯用ゲーム機である事を考えれば仕方のない事でしょう。

キャラが少ない代わりに、各キャラクターのドット絵は悪くありません。

ドラゴンボールらしいバトルが楽しめる

また操作感も良好の為、プレイ中に気になる事は余りありません。

対戦バランスも、「防御が余り役に立たない」という点を除けば悪くありません。

上下左右を自由に移動でき、エネルギー弾を連射して逃げようとしても、ホーミングダッシュが存在するため簡単に逃げに徹するのは困難です。

その為、単調な戦いになりづらくスピード感もあるのでドラゴンボールらしい戦闘が楽しめます

IF展開も楽しめるストーリーモード

さらに特出すべきなのはストーリーモード。

ドラゴンボールZのストーリーを体験出来るのはもちろん、使用キャラクターそれぞれが主人公となる、IFストーリーも好評でした。

ファンなら誰もが考える「もしフリーザが悟空に勝っていたらどうなるのか」など、ファンが見たかった物語を見る事が出来ます。

ドラゴンボールZ 舞空闘劇 総評

以上の点もあり、本作は格闘ゲーム初心者でもとっつきやすく。

また、ドラゴンボールのファンアイテムとしても、非常に良い出来であった名作と言えるでしょう

ゲーム紹介

タイトルドラゴンボールZ 舞空闘劇
ジャンル対戦型格闘ゲーム
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元バンプレスト
プレイ人数1~2人
発売日2004年3月26日

DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKUⅡ

ドラゴンボールのGBAソフトの第1弾「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU」。

その続編として発売されたのが、この「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKUⅡ」です

本作は先に海外で発売されていましたが、1年後に日本国内でも販売されました

ゲーム内容は?

システムは特に変わる事もなく、「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU」と同様に、見下ろし型の2DアクションRPGです。

ただし、前作と違い、操作キャラクターが『悟空』だけではなく、『悟飯』や『トランクス』など使えるようになりました

隠し条件を満たせば『Mr.サタン』も使えるようになります。

ストーリーは人造人間編からセル編まで。

特に変なイベントもなく、原作に忠実なストーリーが進行する点は悪くない点でしょう。

しかし存在する気になる所

前作「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU」の悪い点はそのまま引き継がれています

基本的に単調、ボスもパターンに嵌めれば簡単に倒せる。

必殺技も、キャラによって性能差が激しい。

そもそも、恐竜を倒しまくってレベルを上げるZ戦士達…

DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKUⅡ

結果として、前作の悪い点はほぼ直されることがありませんでした。

悪い点だけが目立つ、残念な作品であったと言えるでしょう。

ゲーム紹介

タイトルDRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU II
ジャンルアクションRPG
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元バンプレスト
プレイ人数1人
発売日2003年6月17日(日本では2004年7月23日)

DRAGONBALL Z Buu’s Fury

悪評高い「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKUⅡ」の発売から約1年。

その続編としてゲームボーイアドバンスで発売されたのが、DRAGONBALL Z Buu’s Fury」です。

こちらも日本国内では販売しておらず、海外専売です。

ゲーム内容は?

本作は、「あの世一武道会」から「魔人ブウ編」をピックアップし、ストーリーが進行していきます。

ストーリー展開が原作に忠実なのは、これまでの「DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU」と同様です。

しかし、さすがに3作品目というのもあり、ボスキャラクターのパターンや種類はかなり増えました

(単調な戦闘システムは余り変わりませんでしたが…)

まだまだある改善点

移動速度の上昇によりスピード感が増した為、ストレスは低減されました

さらに!RPG要素として大事な成長要素もしっかり増えました。

レベルが上がる事にボーナスポイントを振り分ける事で特徴的なキャラクターを作る事が出来るようになりました。

アイテムの装備要素も増えた為、キャラクターの強化の為に装備品を集める要素も増加しています。

飽きが来ないように、コレクション要素や、隠しダンジョンもあります。

全てのコレクションアイテムを揃える事で、『ゴジータ』が使用できるようになるなど、ファンには嬉しいポイントをしっかり抑えていました。

DRAGONBALL Z Buu’s Fury 総評

以上の事から、「DRAGONBALL Z Buu’s Fury」は、三作品の中では一番マシと言われる評価を下されました

この調子で、さらに進化していければ良作になる可能性を秘めていました。

が、残念ながらこのシリーズは本作で途絶える事となりました。

ゲーム紹介

タイトルDRAGONBALL Z Buu’s Fury
ジャンルアクションRPG
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元インフォグラム
プレイ人数1人
発売日2004年9月14日

ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー

ゲームボーイアドバンスのドラゴンボール作品としては7作品目。

そして、日本国内では3本目であり、最後の作品なのが本作「ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー」です

ゲーム内容は?

本作は「Z」ではなく「無印」、つまり幼年期の悟空のストーリーを追体験していきます。

基本的には原作に忠実ですが、一部ストーリーは改変されています

システムは、「ゴチャバトル」と呼ばれる横スクロールアクションと、「タイマンバトル」と呼ばれる格闘ゲームモードの2つが存在します。

ストーリーモードでは、両方のシステムを行き来しながらプレイする事になります。

爽快なバトルを楽しめる「ゴチャバトル」

「ゴチャバトル」は迫りくる大量の雑魚キャラを悟空を操りパンチ、キック、そして必殺技でなぎ倒すのが爽快です

操作感も非常にシンプルで、一騎当千の気分を味わう事が出来ます。

ただ、ステージによっては、冗長な場所もあり飽きやすい点があるのはマイナスポイント。

ヒリヒリするバトルを味わえる「タイマンバトル」

一方「タイマンバトル」は、相手の体勢を崩す事で大ダメージを与えるのがポイントになっていきます

ただし、自身も防御しすぎると、体勢を崩し大ダメージを受ける事になるので、どれだけ上手く攻撃出来るかがポイントとなってきます。

「ゴチャバトル」と違い強敵ばかりなので、油断すると負けてしまいます。

ただ理不尽な難易度ではなく、しっかり取り組めば十分に勝てるバランスの良さが特徴的でした。

なお、ストーリーモードをクリアすると『クリリン』でのプレイが出来るようになったり。

隠しキャラを開放出来るようになったりと周回要素もしっかり兼ね備えています。

ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー 総評

以上の事から、本作「ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー」は、良質なアクションゲームとして十分に遊べる良作であったと言えるでしょう

ゲーム紹介

タイトルドラゴンボール アドバンスアドベンチャー
ジャンルアクション+格闘
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元バンプレスト
プレイ人数1~2人
発売日2004年11月28日

DRAGONBALL GT Transformation

ドラゴンボールの、ゲームボーイ作品として最後を飾る作品。

ゲームボーイアドバンスのタイトルとしては、実に8作品目となるのが本作「DRAGONBALL GT Transformation」です。

なお、日本国内では発売されておらず、海外のみの販売です。

ドラゴンボールGTを題材にした作品

本作は、タイトルにもある通り「ドラゴンボールGT」を題材にしたゲームです

そして、その出来というと…そこまで完成度は高くありません

基本的に出来る行動が「パンチ」や「キック」、そして気力を消費して放つ事が出来る「エネルギー弾」程度です。

大体の敵は、エネルギー弾を連射していれば勝てます。

そしてボスは、『悟空』より等身が高い為、悟空への攻撃が当たりづらくなっています。

一方プレイヤーの『悟空』は等身が低い事を利用して、エネルギー弾を連射するもよし、ハメ技もあるのでハメ技で倒すも良し…

バランスが非常に悪い作品でした。

GTの見どころ「超サイヤ人4」もでる!…が

一応、悟空が大猿に変身して暴れたり、超サイヤ人4になって『ベビー』と戦う事も出来ますが…。

超サイヤ人4になると等身が高くなり、強い技を持っているわけでもないので、却って難しくなってしまっていたりします。

ただ、ドラゴンボールGTを主体にしたゲームは非常に少ない為、コレクションアイテムとして本作は一定の需要がありました

ゲーム紹介

タイトルDRAGONBALL GT Transformation
ジャンルベルトスクロールアクションゲーム
対応機種ゲームボーイアドバンス
発売元アタリ
プレイ人数1人
発売日2005年8月9日

さいごに

ゲームボー~ゲームボーイアドバンスまでの、ドラゴンボールの携帯用ゲームは、日本国内より海外での販売が非常に多く目立ちました

これは、2000年前後において海外でドラゴンボール人気が絶大であり、その人気にあやかった物が多かったからです

しかしその完成度はどれも高くなく、残念な作品が多く生まれたのもまた事実です。

一方で、日本国内で製作され発売された作品はどの作品も良く出来ており、どの作品も十分に遊べる名作ばかりです

もし何処かで見かける事があれば、一度手にとって遊んでみるのをオススメいたします。

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