ガンダムVSシリーズはいつから始まった?今までの作品を振り返ってみよう!

ガンダムVSシリーズはいつから始まった?

今回紹介するゲーム

今や知らない人の方が珍しい、超人気作品である『ガンダム』

その作品内に登場する、様々な機体を操作し、爽快アクションで対戦する『ガンダムVS』シリーズをご存知ですか?

最新作でいえば、アーケード版の方で「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2」が2018年10月30日に稼働開始。

そして、家庭用でも2020年7月20日に「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON」が発売されました

今回は、そんな大盛り上がりの「ガンダムVSシリーズ」を原点から振り返ってみましょう!

ちなみに、今回の記事をざっくりまとめると!

  • ガンダムvsの始祖『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン』
    ゲームのクオリティ、原作再現度ともに最高レベル
  • 「SEED」がメインの『連合vs.Z.A.F.T.』
    最新のシリーズにシステムが近くなってきた作品
  • ガンダムがコロニー落とし?ガンダムお祭りゲー『ガンダムvs.ガンダム』
  • 最新に続くシリーズ『エクストリームバーサスシリーズ』

この記事は3分で読み終わりますので気軽に最後まで読んでみてくださいね!

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『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン』

2001年3月 機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン

ガンダムVSシリーズの原点は、2001年に稼働した『連邦VS.ジオン』、通称『連ジ』です。

この頃は、最近の作品とは違い、格闘をキャンセルしたり派手な武装を撃ち合うという様なものではなく、相手の一つ一つの行動の隙を的確に狙っていくスタイルのゲームで、今とはまた違ったアクションが楽しめました。

しかし、初代故の「機体の少なさ」や「戦闘におけるバランスの悪さ」、「ハメ技」など荒い部分は多く手放しには褒められない作品である事も事実でした。

一方で、シンプルで奥深いボタン操作(当時は格闘ゲームが主流だったため、複雑なコマンドが当たり前となっていた)や、高い原作再現度から当時の人気は凄まじく、ゲーセンを衰退から救ったとまで言われています。

【連邦VS.ジオンの小話】
この作品を知っている人の多くはアッガイダンス(射撃ボタンをタイミングよく連打するとアッガイが踊っている様に見えるテクニック)という小ネタの影響でアッガイに萌えを感じているとかなんとか…。

2001年9月 機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX

前作、『連邦vs.ジオン』のアップグレード版で、初めて家庭機版が発売された作品。

宇宙での戦闘や、敵陣営を使用できる鹵獲システムが実装されました。

2003年9月 機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズ

時代をグリプス戦役に移し、機体も一新された作品。

また、現在の「覚醒システム」の原点である「ハイパーコンビネーション」が実装されました

この頃は、僚機がいないと発動できないなど、まだ荒削りだった印象です。

2004年8月 機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズDX

前作、『エゥーゴvs.ティターンズ』のアップグレード版

ハイパーコンビネーションの代わりに「覚醒システム」が実装

  1. 攻撃重視の『強襲』
  2. 機動力重視の『機動』
  3. 機体が爆破される時、一部武装を引き換えに体力25%の状態で復活する『復活』

の3つから選べました。

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.

現在のvsシリーズに少しだけ近づいたのが、この『連合VS.Z.A.F.T.』、通称『連ザ』です。

「ブーストダッシュ」、「チャージショット」、「シールドガード」、「レバー入力格闘」などの様々な要素が追加され、近年の作品から「キャンセル行動」を無くした様な作品になりました。

「キャンセル行動」がないとは書きましたが、ステップをジャンプでキャンセルする「ステキャン」だけは当時もありました。

実際の戦闘では、ブーストダッシュとステキャンを駆使して闘うのが主流でした。

他に大きな変更点としては…

今まではペア編成は同じ陣営でなくてはいけないという制限がありましたが、今作は、好きな陣営でペアを組める様になっている点や、覚醒が一種類のみになっている点が挙げられます。

連合VS.Z.A.F.T.の小話
この作品のフリーダムガンダムは、ハイマットフルバースト時に、ロックオンした相手を複数ロックオン表示する演出がありました(原作のマルチロックオンの再現)。

2006年6月 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.ll

『連合VS.Z.A.F.T.』から、時代を「第2次連合・プラント大戦」に移し、新たにDESTINY作品の機体が追加されたアップグレード版。

覚醒が再び3種類になり、「パワー」、「スピード」、「ラッシュ」から選べる様になりました。

特に「スピード」は、全ての行動をダッシュでキャンセルでき、現在のシステムの源流にもなっています

機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダム

2008年3月 機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダム

『ガンダムVS.ガンダム』は、今までの作品とは違い、初代ガンダム〜ガンダムSEED DESTINY(OO作品からエクシアがゲスト出演)までの、主人公機とライバル機が争うお祭り作品になっています。

また、「コストオーバーシステム」や「武装の変更」など、現在のバトルシステムの基盤となるシステムも新たに追加されました。

他にも「覚醒システム」の代わりに、各作品ごとに名シーンを再現した、超範囲攻撃を行える「Gクロスオーバー」が導入されています
(ガンダムならコロニー落とし、∀ガンダムなら月光蝶など)。

一方で、各機体間のバランスは悪化しており、特に行動キャンセルが無かったこの時代に、唯一キャンセルができる武装を持つ『フリーダムガンダム』は一部のゲームセンターで、選択禁止になるほどの凶悪な強さを誇っていました。

しかし、この凶悪な機体が、次作からの基盤になったと考えると、一概に黒歴史とは言えないかもしれません

ガンダムVS.ガンダムの小話
凶悪機体で有名なフリーダムガンダム。実はガンダムvsシリーズで唯一DESTINY枠での出演で、パイロットもDESTINY時代のキラ・ヤマトである。そのため、本機体の性能も相まって、DESTINY時代のフリーダムが好きな人には唯一無二な作品になっている。

2009年3月 機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダムNEXT

圧倒的な強さを誇り、批判を浴びたフリーダムの登場から一年。

カプコン(この当時はまだカプコンが開発をしていた)が出した答えが「全機体が行動をキャンセルできる様にする」でした。

これにより、今までの作品とは比べ物にならないほどのスピード感が生まれ、ゲームに反射神経を求られるものへと進化していきました

【ガンダムvs.ガンダムNEXTの小話】
アーケードのラスボスとして『ストライクフリーダムガンダム』が登場するのですが、高速マルチロックビーム、低コストは即死レベルのトランザム斬りの様な突進技、凶悪性能のミーティア、更にピンチになると機動力アップ武装「SEED」の常時発動などの超性能により多数のプレイヤーにトラウマを植え付けました。

2009年12月 機動戦士ガンダム ガンダムvs.ガンダムNEXT PLUS (PSP専用ソフト)

「ガンダムVS.ガンダムNEXT」のアップグレード版。

追加機体が多数収録されてる他、ユニコーンのパイロットのバナージ・リンクスが初登場しました。

機動戦士ガンダム エクストリームバーサス

2010年9月 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス

現在の、エクストリームバーサスシリーズの記念すべき第一作が、この『エクストリームバーサス』です。

新たに、格闘をステップでキャンセル(通称虹ステ)ができる様になったり、ブーストを使い切ると着地硬直が入るオーバーヒートが追加されました。

最新作まで殆どこのシリーズで、以降の作品と同じ様な戦闘システムになっております。

ですが、エクストリームバースト(覚醒)は1種類のみでした。

また、システム以外でもゲージデザインが変更できる様になったり、プレイヤーナビが導入されたのもここからです。

【エクストリームバーサスの小話】
新しく追加されたプレイヤーナビ、ほとんどが各作品のヒロインだったのですが、なぜかギレン・ザビが追加されてプレイヤー達は度肝を抜かれてました。

2012年4月 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト

エクストリームバーサスシリーズの二作目。

『エクストリームバースト』が、一気に攻め込む「アサルトバースト」、じっくり攻める「ブラストバースト」の2種類に。

また、パイロットやプレイヤーナビの衣装変更が可能になりました。

2015年12月 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フォース(Vita専用ソフト)

エクストリームバーサスの3作目であり、初の携帯機オリジナル作品

新モードでは、機体6機と戦艦1隻を率いて戦えます。

2014年3月 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト

エクストリームバーサスの4作目(アーケード版では3作目)。

エクストリームバーストが、再び1種類のみになりましたが、代わりに「EXオーバードライブ」が導入されました

「EXオーバードライブ」とは…

格闘性能を向上させる「Fドライブ」

射撃性能を向上させる「Sドライブ」

のどちらかを選ぶもので、エクストリームバーストとは別に発動できるのです(同時発動も可能)。

2016年3月 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON

エクストリームバーサスシリーズの4作目(アーケード版では4作目)。

2020年8月現在、家庭用では最新作

「EXオーバードライブ」を廃止となりました。

その代わりに、エクストリームバーストが、射撃重視の「Sバースト」、格闘重視の「Fバースト」、回避重視の「Eバースト」の3種類から選べる様になりました。

2017年7月 GUNDAM VERSUS

エクストリームバーサスシリーズとは違い、完全オリジナルシリーズの作品。

グラフィックの向上のほか、3vs3バトルや、5vsボス機体などの追加モードがありました。

その一方、機体数が大幅に減少しました。

2018年10月 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2

エクストリームバーサスシリーズの6作目(アーケード版では5作目)であり、2020年8月現在稼働中の作品。

筐体と基盤を新しくしたことで、グラフィックが大幅に向上しました

また、「エクストリームバースト」は、前作の3種類に加え、機動力重視の「Mバースト」、味方の補助に特化した「Lバースト」が追加されています。

2021年春稼働予定 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト

新たな機体、新たなシステムなど、様々な進化を遂げ、この春最新作が稼働予定です!

ガンダムVSシリーズのまとめ

ガンダムVSシリーズの歴史、皆さんはどこまで知っていましたか?

新しい作品になるごとに爽快感がプラスされ、原作を再現した技が増えていったりと、ガンダム作品を知っていればそれだけ楽しくなります。

これからガンダムVSはどう進化していくのか、楽しみですね!

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