はじめに
どうも、武純です。
任天堂スイッチを入手して、いくつか今どきのゲームを購入してプレイしてみたのですが、今ひとつピンと来るものがないのですね。
派手なエフェクトを効かせたアクションゲームが多く、それなりに楽しめるのですが、あまり没入したくなるゲームがありません。
今さらマリオカートとかやりませんし。
まぁ私もいい年なので、感性が古くて今の時代についてこれていないのかもしれません。
それで、ちょっと古い懐かしいゲームで遊んでみようと思い、スクウェア・エニックスのファイナルファンタジーVI/ピクセルリマスター版(長いので、以下 FF6PR と略します)を買って、序盤から中盤をプレイしてみました。
ファイナルファンタジーVI はオリジナルはスーパーファミコン版で、1994年に発売されました。
もう、かれこれ30年前のゲームなのですね。
個人的には、ファイナルファンタジー6 は、スーパーファミコンで発売された J-RPG の中ではベストの名作だと考えています。
さすがにコマンド選択式の RPG は時代がかっていますが、ピクセルリマスターは今の家庭用ゲーム機のスペックに合わせて改良しています。
ピクセルリマスターは、2D グラフィック(ピクセル)の表現力を強化したものです。
ピクセルリマスターは I から VI までセットになったものをまとめ買いできるのですが、今回は VI だけバラで買いました。
I から V はファミコン・スーパーファミコン時代にやり尽くしたからです。
- システムやストーリーはオリジナルを踏襲
- 経験値・ギルなどが最大 4倍のブーストモードを搭載。ヌルゲーになるかと不安になるが、それは杞憂
- ダンジョンはかなり難解。攻略本や攻略サイトの参照は必須か?
- 30年前のゲームだが、今の大人も楽しめるゲームになっている
この記事は約 3 分で読めますので、ぜひ最後まで目をお通しください。
FF6PR の改良点
FF6PR はいろいろ改良されています。
主なところでは、モンスターを倒した時に得られるギル・経験値・魔法習得値を、オリジナルの4倍に設定できるブーストモードが加わりました。
それじゃすぐレベルが上がってヌルゲーになってしまうよ、という懸念もありますが、後述の通り杞憂です。
私は 4倍ブーストモードにしました。
逆にブーストしないモードも選べて、縛りプレイができるようにもなっています。
ブーストモードは不毛なギル稼ぎやレベル上げのような単純作業から解放されて、よりストーリーに没入しやすくなったと前向きに評価したいですね。
マッシュの必殺技は、スーパーファミコン版ではストリートファイター2 の波動拳・昇竜拳のようなキー操作を必要としました。
しかし FF6PR では上部にキー操作ガイドが表示されるので、慌てずに操作すればキー入力すれば楽に必殺技が出せます。
これは、アクションゲームが苦手な私にはうれしい改善点です。
また、オートセーブ対応になっていますので、セーブせずに進んで全滅して後戻りが発生、というストレスからは解放されます。
ストーリーはスーパーファミコン版のものと同じ(当たり前)ですが、すっかり昔のことは忘れているので、新鮮な気持ちでプレイできました。
ただし、PSP 版リメイクにあったような、追加ダンジョンの要素などは省かれています。
あくまでオリジナル準拠です。
ファイナルファンタジーなので、ストーリーが一本道になるのは仕方がない。少なくとも前半は一本道。
世界崩壊後の後半ではかなり自由度が高くなります。
再プレイして感じたのが、結構ダンジョンが複雑だなぁということ。
パズルゲームのような難解な仕掛けが多くあり、初見だと悩むはずです。
私は、1994年に発売された攻略本を未だに持っているので、チラチラ見ながらプレイしています(邪道ですみません)。
スーパーファミコンでプレイした時はこんなに悩んだっけ? 記憶がないです。
謎解きが難しいと感じた方は、Amazon で攻略本の古本を入手するのもよいでしょう。
あるいは、ネットの攻略サイトの情報を参照するのも考えましょう。
FF6PRの目玉、オペラは感動!
前半戦の山場、オペラの上演。
スーパーファミコン版ではチープながらもサウンド機能を使って「オー、マリア」とオペラの台詞をしゃべらせていて、これはすごい、と感心しました。
FF6PR では、フルコーラスをボーカル付きでちゃんと歌ってくれるので感激です。
ブーストモードはヌルゲー化にならない
確かに経験値 4倍のブーストモードにすると、最序盤の戦闘はヌルゲーになります。
しかし、中盤から後半以降は敵も強くなり、敵の攻撃パターンを読んで弱点を突く、というファイナルファンタジー特有の戦術性が必要になってきます。
特に中ボスである 八竜との戦いでは、ブーストモードでレベルアップしてもギリギリ勝てるかどうか、なので全くヌルゲーではありません。
ゲームバランスの調整がうまく働いているのでしょう。
あと、オートバトルは単純で、一つ前の戦闘のコマンド選択をなぞるだけです。
ドラクエの AI 戦闘ほど賢くありませんので、私はオートバトルは使いませんでした。
ダンジョンは鬼門!チートも仕方ない?
30年ぶりにプレイしましたが、セリスのオペライベントや魔獣アルテマウェポンとの戦いなど、断片的な記憶は残っています。
しかしダンジョンの構成などはすっからかんで忘れています。
それにしてもダンジョンの作りがとてもトリッキーで、難解なパズルのようです。
試行錯誤しながら進めましたが、かなり難しいです。
ダンジョンそのものはそんなに広くないのですが、なかなかパズルの謎を突破できずに立ち往生し泣きそうになりました。
前にも述べましたが、攻略本の古本の入手、もしくは攻略サイトのネタバレ参照も考えましょう。
攻略本にも攻略サイトの情報にも頼らずに、ダンジョンの謎を解こうとする場合には、コンフィグでエンカウント OFF に設定できます。
雑魚敵にエンカウントしなくなるので、思う存分時間をかけてダンジョンを探索できます。
育成のバリエーションは少ない
キャラクターはそれぞれ性格付けがなされていて、他の RPG にあるようなクラス分けがあるように見えます。
ただし、レベルが上がってくると、ほとんどのキャラクターが物理攻撃・魔法攻撃の両方が使える魔導剣士として活躍できるので、育成での性格付けは難しいです。
皆ほとんどの魔法を覚えてしまうし。
育成面での自由度は高くありません。
まとめ
30年前のゲームですが、FF6PR は攻略しがいのあるダンジョン、ドラマチックな(少々臭い)ストーリー展開、戦術性を考え抜くバトルなど、大人がプレイしても楽しめるゲームになっています。
ブーストモードも、遊びやすさを考慮したものと評価できます。
スクウェア・エニックスのリメイク商法には批判も多く、FF6PRも完成度としてはまだまだ改善の余地があるのだと思います。
ネットのレビューにも辛口なものが多いです。
しかし、そこまで言うほど悪いかなぁ? というのが正直な感想です。
今の若い人たちにFF6PRがウケるかどうかはわかりませんが、かつてオリジナル版をプレイしたことがあるおじさんには刺さるリマスターだと考えています。
少なくとも、元は取れた。楽しい時間が過ごせた、と思っています。
このぶんだと、FF2 も FF4 もピクセルリマスター版を買うかなぁと思います。
それではまた。
ライター紹介
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「Raid: Shadow Legends」は、基本プレイ無料のターン制アクションRPG。
なんと、ストーリーを手掛けたのは全米脚本家組合主催の賞にノミネートされ「アサシン クリード シンジケート」を制作した Paul C.R. Monk 氏。
また声優陣も「Mass Effect」「ウィッチャー3」などで活躍するベテラン海外声優陣が担当!
300以上のプレイアブルキャラクターが登場し、それぞれスキルや属性、装備品などの組み合わせ方により全く違った戦闘スタイルへと変化できるのが特徴です。
そんな奥深いストーリーと育成要素、そして戦略的なコマンドバトルが見事に融合して生まれた本作。
課金要素もありますが、もちろん無料でも十分楽しめます!(私は無料派)
レビューも驚異の4.5(5.0満点)! 編集部もみんなハマってます!
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