「三大歪みゲー」のひとつ、「ガラージュ」がスマホ版でリリース!

ハマる人はハマる「ガラージュ」が、スマホで遊べる!

奇妙なグラフィックと音楽とシナリオでコアな人気を得ていた「ガラージュ」が、スマホで遊べるようになりました。

めでたい!

そして、出来る事なら興味を持つ方が、遊んでくださる方が増えると欲しい!

そんな強火のファン心理からですが、ちょっと紹介させてください。

  1. プレミアがつき10万という価格で取引されていた作品が、クラウドファンディングによりスマホ版でリリース
  2. 独特な世界観で有名なゲームが、さらにボリュームアップ!
  3. 手探り感が面白い
  4. 買って損はしないけれど、年齢制限は守りましょう

是非とも遊んでいただきたい、ということで「攻略」という記事ではありません。

特に今回は紹介というか前置きに重きを置いたお話です。

記事としては5分程度で読んでいただけるかと思いますので、「名前は聞いたことあるけど……」という方は是非!

「三大歪みゲー」って?

そもそも「三大歪みゲーって何?」という方がほとんどだと思います。

「クーロンズゲート」、「BAROQUE」、そしてこの「ガラージュ」が挙げられるのですが……

どれも独特な世界観であったり、昔のゲームで尚且つ当初の販売本数が少なかったりと、「ガラージュ」に至ってはパソコン版が10万で取引されるようになっていました。

もしかすると、ネットの実況動画や解説動画で作品のタイトルだけでも目にした人も多いかもしれませんね。

スチームパンクのような、「ドグラマグラ」のような世界

誰かに「ガラージュ」の説明をして欲しい、と言われたら。

私は「グラフィックはスチームパンク、雰囲気はドグラマグラ」と答えることがあります。

まあ、スチームパンクというジャンルも色々あるので、一番浸透しているであろう単語として使っているんですけどね。

出てくるキャラクターは画像の通り、多数の人が可愛いと思うようなデザインではありませんし、音楽も不思議なものばかりです。

だからこそ、好きな人はものすごく刺さるんですよ。

移動して、釣りをして、住人の話を聞いて

で、「何をするゲームなの?」と聞かれてしまうと「細かな探索を楽しむゲーム」というのが一番しっくりくるのかなあと思います。

とはいえ、油断しているとマップのあちこちにあるプレスマシンに潰されたり、活動出来るエネルギーが足りなくなってゲームオーバーしたりします。

なので、バランスを取りながら探索していくというのが必要不可欠です。

ゲーム内には様々なキャラクターが存在しており、その個性豊かなキャラクターと交流していくことでヒントを掴み、先へ進んでいくんですね。

釣りが結構難しい!

様々なゲームで釣りってありますよね。

このゲームにも釣りはあります。

というか、ゲームのシステム上、釣りをしないといけないんです。

釣るのは「蛙」ということなんですが、多種多様の見た目をしており、中には「これはどう見ても蛙じゃない!」というものもありますが、蛙です。

ただ、結構難しいので慣れてからがゲームの本番といってもいいかもしれません。

シナリオも増えているし、探索が飽きない

今回、スマホ版がリリースされるにあたってエンディングが増えていたり、全体的なボリュームがアップしているそうです。

そういう意味ではスマホ版で完成に至ったゲームなのかもしれませんね。

年齢制限は守りましょうね!

さてさて、この「ガラージュ」ですが買い切りタイプであり、しかもお値段がまさかの「610円(税込み価格)」という破格のお値段になっていますが……忘れてはならないのが「年齢制限」ですね。

この作品、歪みゲー、奇ゲーと呼ばれるのも納得の「好きな人は好きだけれど、苦手な人もいる」タイプのゲームなのは間違いないんです。

あとはその……グロテスクだったり、画像にモザイクかけてもちょっとどうにもならないかなあというような所もあったり。

「自分の精神年齢は18歳以上だから!」と言って、年齢制限のある作品に触れようとする気持ちは分かります。

でも、もしそれが問題になった時に非難されるのはゲームを制作していらっしゃる側の方々です。

それが辛くてゲーム制作を止めてしまったら、世に出るはずだった名作が出なくなることになりますよね。

また、年齢制限があるということはそれだけ「人を選ぶ作品ですよ」という意味でもあります。

だから、人によっては「ちょっと苦手だなあ」という場面に出くわすこともあるかもしれません。

奇ゲーというのは、面白いけど楽しめる人とそうではない人がいるものなので、「自分の楽しめる作品を知っているかどうか」という意味でも年齢制限があると思ってください。

クラウドファンディングで支援された方々に、心からの感謝を

今回の記事の最後に、絶対に書かなければならないと思っていたのが「支援された方々への感謝」です。

勿論、ゲームというのは制作者の方がいてこそですが……制作者の方が制作に打ち込めない状態では作ることは難しいですよね。

実は私もクラウドファンディングの話を聞いて「よし!」と財布の紐を開けたんですが……もうその時には募集金額を上回っていて、募集も締め切られていました。

熱意のあるファンの方々が相当な額を出資してくれたからこそ、スマホ版はリリースされたんです。

話題になっているからという興味本意だったかもしれませんし、パソコン版も持っているという人もいたでしょう。

それでも、その人達のおかげでボリュームアップした「ガラージュ」を遊べるんです。

そうした方々に、お礼を言える場所って少ないんですよね。

なので、ここで支援された方々にただの作品のファンとしてお礼をして、今回のお話はここまでに。

次回は、もう少しゲーム内容に踏み込んだお話をしていきますね!