【原神】リオセスリについてブログ調に語りたい!!

無敵時間はなく隙だらけだけど体力を回復する昇竜拳!!

みなさんこんにちは、横島先生と申します。

「敵にヒットしても確定反撃を受ける昇竜拳持ちキャラ」であるリオセスリ侯爵を仲間に加えることができたでしょうか。

大量の敵を前にして「がら空きの腹部」を見せる優雅なキャラクターではありますが、打たれても体力が回復するので問題ありません。

今回は『副業月収50万の多くを原神にぶっこんでいる全キャラ勢の筆者』が、攻略サイトにはない個人的なアプローチで評価していこうと思っています。

とにかく(魈さんのように)癖が強いため、使いこなすためにはキャラクターに対する深い理解が必要となります。

この記事を読めば(多分)リオセスリを使いこなせることができると思います!!

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

  1. 自傷キャラですが、実はそんなに難しくありません!!
  2. 溶解反応を重撃に乗せることを意識しましょう!!

この記事は3分程度で読み終わりますので、さいごまでお付き合いいただければ幸いです。

リオセスリって簡単に言うとどんなキャラ?

リオセスリの性能を(強引に)一言で説明すると「HPを消耗しながら通常攻撃を強化し、失ったHPを強化重撃で回復する、氷元素を駆使する自己回復型アタッカー」となります。

ちょっと意味がよく分からないと思いますので、ちょっとだけ詳しく説明します。

元素スキル中は自傷しながら火力アップ

感覚的には「宵宮」のよいところと、「魈」の悪いところを組み合わせたような内容となっております。

・「元素スキルの効果中」&「HPが上限の50%」を超えている場合に限り、通常攻撃を敵に当てる度にHPが減少するが火力が上がる。

といった効果です。

ver4.xが自傷環境であるためHP減少はメリットにもなりうるのですが、残念ながらリオセスリ単体としてはあまり大きな恩恵を受けていないように感じています。

もちろん、自傷することによって火力が上がるという能力を持っているのですが「自傷なんか無くして、その分無条件で火力上げてくれればいいよ」という感覚が否めないキャラクター設計となっております。

(このあたりの感覚は魈の元素爆発と似たようなものです。)

とはいえ、往年の釣り漫画の名作「釣りキチ三平」でも「敢えて折れそうな釣り竿で釣りをするのも一興」と言っておりますので、こういった「ハードモード」的な要素が好きなプレイヤーにはたまらない要素なのかもしれません。

なお、リオセスリを使う上で、ここだけは覚えておいていただきたいのですが、元素スキル中の通常攻撃1回での自傷ダメージは「HP上限の4.5 %」という数値です。

通常攻撃1ループが5連撃ですので、

・通常攻撃1ループだと「22.5 %」の自傷ダメージ

・通常攻撃2ループだと「45.0 %」の自傷ダメージ

ということになります。

リオセスリを使いこなすうえで、これらの数値は「超重要」ですので、きっちり抑えておいてください。

感覚的には「通常攻撃1ループなら30%回復1回でケア可能」、「通常攻撃2ループなら30%回復1回ではケアできないが、2回ならケア可能」といった把握でもオッケーです。

重撃でHP回復(出来る時もあるし出来ない時もある)

(イラストはイメージです。)

固有天賦の能力により、リオセスリは条件を満たした上で敵に重撃を当てるとHPが回復します。

能力の内容自体は単純なのですが、きっちり把握していないと損をすることが多いので注意が必要です。

まず「発動条件」ですが、

・リオセスリのHPが上限の60%未満となった時に「恩典の戒め」を獲得。

・「恩典の戒め」状態で重撃を敵に当てるとリオセスリのHPが回復する。

・「恩典の戒め」獲得は5秒に1回のみ。

となっております。

ここで1点、誤解を招きやすいポイントとして「重撃を当てる際にリオセスリのHPが60%未満である必要はない」という点です。

つまり、一旦HP60%未満になって「恩典の戒め」を獲得してしまえば、その後リオセスリのHPが60%以上となっても「恩典の戒め」が消えるわけではありません。

仮にリオセスリのHPが99%であっても「恩典の戒め」を獲得していれば重撃でHPを回復することが可能です。

そのため、「一瞬でもHPが60%未満になればよい」うえに「元素スキル中の通常攻撃の自傷ダメージが大きい」ため、久岐忍のような強力なヒーラーと組んでも問題なく「恩典の戒め」を獲得することが可能です。

また、「恩典の戒め」獲得や重撃によるHP回復は元素スキル効果中でなくても問題ありません。

元素スキルの依存度が高いキャラクターであるため勘違いしがちですが、重撃によるHP回復は元素スキルとは関係ないことは覚えておくとよいと思います。

一方、重撃についてもう1点押さえておきたいポイントは「恩典の戒め獲得は5秒に1回のみ」という点です。

リオセスリの通常攻撃1ループ(5連撃)の所要時間は「おおよそ2.5秒」であるため、通常攻撃2ループで恩典の戒めのリキャスト時間が経過することとなります。

ですので、(無凸)リオセスリを使ううえでの基本ムーブは「通常攻撃2ループ⇒重撃」ということになります。

この基本ムーブは超重要ですので覚えておきましょう。

重撃だけでは回復量は足りない

(イラストはイメージです。)

前述の内容のおさらいではありますが「重撃だけではHP回復が足りない」です。

その理由は単純であり、

・基本ムーブは「通常攻撃2ループ⇒重撃」

・通常攻撃2ループで減少するHPは45 %

・重撃で回復するHPは30%

であるため、基本ムーブをおこなう度にリオセスリのHPが差し引き「15 %」ずつ減っていくことになります。

敵からの被弾を考えれば、さらにHPはカツカツとなります。

しかも、リオセスリの元素スキルによる通常攻撃の強化条件が「HPが50%を超えているとき」なので、回復が間に合わないとリオセスリの火力が極端に減ることとなります。

そのため、基本的にはヒーラーによってHP回復をサポートしてあげる必要があります。

(シールダーでは対応できない点に注意が必要です。)

一方、この問題を一挙に解決するのが「リオセスリの1凸効果」です。

1凸すると元素スキル効果中に通常攻撃を1ループすることで「恩典の戒め」を獲得するため、基本ムーブが「通常攻撃1ループ⇒重撃」となります。

こうなると自傷ダメージ「22.5 %」に対して、重撃の回復量が「30.0 %」であるため、リオセスリのHPを50%超で維持することができます。

更に、4凸効果によって重撃の回復量が「50.0 %」になれば、さらに盤石となります。

リオセスリを1凸すれば、「ヒーラーを外してシールダーを入れても運用できる」と覚えておけばよいでしょう。

通常攻撃が氷元素ダメージ

法器キャラクターなので当然ではあるのですが、リオセスリは(元素スキルを使わずとも)通常攻撃が氷元素ダメージです。

この点が宵宮との大きな違いとなります。

宵宮は元素スキルの効果時間が切れると「通常攻撃が物理ダメージ」となり、急激にポンコツキャラクターと化します。

一方、リオセスリに関しては、元素スキルの効果時間が切れても「通常攻撃が氷元素ダメージのまま」となるため、火力は落ちるものの宵宮ほどではありません。

元素スキルの効果時間が切れても敵を強引に倒しきれるのがリオセスリの強み(運用のしやすさ)と言えます。

おすすめの凸数

原神におけるキャラクターの凸数には、大別すると「ダメージ量に影響を与える凸」「使用感に影響を与える凸」の2種類があります。

(もちろん、両方に影響を与える凸も存在します。)

基本的には「使用感に影響を与える凸」の方が重要な凸効果と言えます。

例えば、「元素スキルの射程が大きく広がる八重神子の2凸効果」や「重撃の使い勝手が大きく変わる胡桃の1凸効果」などが挙げられます。

そして、リオセスリに関しては「1凸」が使用感に大きく影響を与える凸数となっております。

1凸の恩恵が非常に大きく、

・「恩典の戒め」のリキャスト時間が実質半分(5秒⇒2.5秒)になる。

・元素スキルの効果時間が4秒延長(10秒⇒14秒)される。

といった使用感が劇的に変わる効果となります。

前述のように「恩典の戒め」のリキャスト時間が短くなることにより、リオセリス単体でHP回復が回るようになります。

また、元素スキルのリキャスト時間16秒に対して効果時間が14秒となるため、ほとんどの時間帯で通常攻撃の火力がアップします。

2凸以降は純粋に火力が上昇する凸効果であるため、とりあえずは1凸を目指すことをオススメします。

おすすめの武器

リオセスリに適した武器の要因は以下となります。

・メインアタッカーであるため会心率および会心ダメージは重要。

・通常攻撃と重撃がダメージソースとなるため、これらに特効があるとよい。

・基礎攻撃力や攻撃%アップも重要。

これらを加味すると以下の武器がオススメと言えます。

凛流の監視者(星5武器)

基礎攻撃力:674

会心率:22.1 %

武器効果:攻撃力+16%。現在のHPが増える、または減る時、通常攻撃ダメージ+16%、重撃ダメージ+14%。継続時間4秒、最大3層まで。この効果は0.3秒毎に1回のみ発動可能。3層まで重ねた時、攻撃速度+8%。

リオセスリのモチーフ武器だけあって最適と言えます。

特に武器効果が偉大で、リオセスリであれば光の速さで武器効果を発動できるうえ、通常攻撃・重撃ダメージを大きく盛れる点が評価が高いです。

完凸すると武器効果が(無凸の)倍になるのですが、実質「氷元素ダメージ+96 %」という意味の分からないバフ量となります。

(何気にヌヴィレットの方はこの武器をうまく使いこなせるのではないかという噂は内緒・・・。)

リオセスリを強く使いたいのであれば(課金武器であることを差し引いても)無凸でもよいので十分に引きに行く価値はあると思います。

ただし、汎用性はかなり低く、基本的には(自傷設計の)フォンテーヌキャラ限定武器となっている点には注意が必要です。

トゥライトゥーラの記憶(星5武器)

基礎攻撃力:674

会心ダメージ:44.1 %

武器効果:通常攻撃の攻撃速度+10%。元素スキルを発動した後の14秒間、下記の二つの効果を発動する。1秒毎に通常攻撃の与えるダメージ+4.8%。通常攻撃が敵に命中するたびに、通常攻撃の与えるダメージがさらに+9.6%、この効果は0.3秒毎に1回のみ発動可能。効果継続時間中、これらの方法を通じてアップできる通常攻撃のダメージは最大48%まで。キャラクターが退場する時、該当効果が解除される。また、再び元素スキルを発動すると、既存の効果はリセットされる。

放浪者のモチーフ武器であるものの、リオセスリとの相性も抜群です。

基本的に「元素スキル発動⇒通常攻撃連打」のムーブとなるため、武器効果は容易に発動することが可能です。

武器効果の継続時間が「14秒」である点も、リオセスリの1凸効果とベストマッチです。

また、リオセスリは氷の元素共鳴(会心率アップ)の恩恵も受けやすいため、武器のサブ効果で会心ダメージを上げられるのはバランスがよいです。

一方、こちらの武器も汎用性はかなり低く、活用できるのは放浪者とリオセスリくらいとなっております。

四風原典(星5武器)

基礎攻撃力:608

会心率:33.1 %

武器効果:移動速度+10%。出場中は4秒毎に元素ダメージ+8%、最大4重まで。キャラが退場または戦闘不能まで有効。

基礎攻撃力は(星5武器の中では)おとなしめであるものの、アタッカーにとっては重要な会心率を大きく盛れるのは魅力的です。

四風原典と氷の元素共鳴があれば、会心率に困ることはほとんどなくなると思われます。

リオセスリはメインアタッカーであるため、武器効果の発動も比較的容易です。

一方、武器効果が最大になる16秒間はさすがに長すぎであるため、使いこなすというほどではありません。

とはいうものの、恒常星5武器であるため凸できる可能性も高く、有力な武器候補と言えると思います。

果てなき紺碧の唄(星4武器)

基礎攻撃力:565

元素チャージ効率:30.6 %

武器効果:通常攻撃または重撃が敵に命中した6秒間、通常攻撃のダメージ+8%、重撃のダメージ+6%。この効果は最大3重まで、0.3秒毎に1回のみ発動可能。

星4武器の中ではピカイチの相性です。

武器効果の発動が容易であるうえ、完凸時に最大まで重ねた時の効果量が「通常攻撃ダメージ+48 %、重撃ダメージ+36 %」と星4武器としては驚異のバフとなっております。

リオセスリの初実装と同時期に開催されているイベントで入手できるため、きっちりと完凸で入手しておきたい武器です。

おすすめの聖遺物

もう「ファントムハンター1択」としか言いようがありません。

・ファントムハンター2セット効果:通常攻撃と重撃のダメージ+15%

・ファントムハンター4セット効果:現在のHPが増える、または減るとき、会心率+12%、継続時間5秒、最大3層まで重ね掛け可能。

4セット効果の発動条件がリオセスリにとっては非常に容易であり、光の速さで最大の3層まで溜めることができます。

リオセスリにとっては実質「氷元素ダメージ+15%、会心率+36%」となる聖遺物であるため、メインアタッカーとしては装備しない手はありません。

なお、ファントムハンターの厳選が済んでいない方は「氷風を彷徨う勇士4セット」でも代用可能です。

・氷風を彷徨う勇士2セット効果:氷元素ダメージ+15%

・氷風を彷徨う勇士4セット効果:氷元素の影響を受けている敵を攻撃した場合、会心率+20%。敵が凍結状態の場合、会心率は更に+20%。

敵が凍結していればファントムハンターよりも優秀なのですが「凍結させたいような強敵は凍結耐性がある」というのが原神の仕様なので、残念ながら「会心率+20%」として考えるのが吉です。

なお、通常攻撃が氷元素であるため「氷元素の影響を受けている敵」の方の条件は達成しやすいです。

ただし、重撃に溶解反応を乗せるような編成では、敵が常に炎元素の影響下になりがちなので条件を達成しにくいという点には注意が必要です。

おすすめのキャラクター・パーティ編成

通常攻撃がメインとなるアタッカーであるため、「夜蘭」や「行秋」とは好相性です。

(凍結反応が起こせる点も評価が高いです。)

一方、火力の高い重撃で溶解反応を発生する編成も強力であるため、敵に頻繁に炎元素を付着させる「香菱」との相性もバツグンです。

香菱をパーティに入れる際には、炎の元素共鳴を活かしつつ、ヒールと攻撃力バフを兼ねることもできる「ベネット」も有力な候補となります。

リオセスリは「攻撃力依存」のメインアタッカーであるため、ベネットのバフとは非常に相性がよいです。

おすすめのキャラクターやパーティ編成につきましては別途記事を作成する予定ですので、完成しましたらこちらにリンクを張らせていただく予定です。

仕様は複雑だけど理解すれば実は単純な強アタッカー

天賦の説明文を読んでいると複雑そうで頭が痛くなってくるキャラクターではありますが、実は仕様を理解してしまえば基本ムーブを繰り返すだけで強力なダメージを叩き出せます。

そのため、この記事を参考にして、自分に合ったムーブを見つけるようにしましょう。

一方、リオセスリの実装段階においては「神里綾華との差別化」が不十分ではないかとの意見がプレイヤーから出されていました。

両者とも「通常攻撃や重撃での氷元素ダメージ」を出し、「持続時間のある強力な元素爆発」を持っているという共通点があるためです。

大きな差別化要因としては「リオセスリには自傷&回復能力がある」という点ですが、リオセスリ実装時点ではその特徴がうまく活かせてないような気がします。

今後「パーティメンバーの自傷または回復によって支援能力が向上するサポーター」などが実装されると、神里綾華との違いも明確になってくるものと思われます。

また、カタログスペック的には似ている2人ですが、実際に使ってみるとリオセスリのHP管理は思いのほか面白いです。

神里綾華にはない溶解反応による重撃ダメージの爽快感もあり、これからの研究で更に差別化がおこなわれるかもしれません。

運よく仲間にすることができましたら、是非とも活躍させてあげてください。

では、本日はここまでとさせていただきます。

ではでは。

ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei