GOD OF WAR RAGNAROK発売!!
本作は、2018年に発売された【GOD OF WAR】から数年後の世界を描いた、続編にあたります。
その爽快感溢れる戦闘と、神話を元に描かれた壮大なストーリーから、多くのファンから人気を集めるシリーズです。
また本作は、The Game Award 2022 の Game Of Year 部門にノミネートされる等、注目を集めています。
そこで今回は!GOD OF WARシリーズの最新作【GOD OF WAR RAGNAROK】について、前作プレイ済みの筆者が、その違いや魅力についてレビューしていきたいと思います!!
ちなみに、筆者のプレイ状況は以下の通りです。
- プレイ環境:PS5
- プレイ時間:20時間程度
- 収集物:ほどほどに収集
本記事は前作をプレイした方向けになります。前作未プレイの方は、下記の記事を参考にしていただければと思います。
【GOW ラグナロク】前作未プレイでも楽しめるのか徹底レビュー! – キャラゲッ! (chara.ge)
本記事をザックリ言うとこんな感じ!
- 本作の概要と魅力について
- 前作との違いについて
- プレイした感想
本記事は7分程度で読み終わりますので、是非最後まで読んでいってくださいね!
本作のストーリー概要
時が経った今、あれからどのように世界やキャラクターが変化したのか、書いていきたいと思います。
来る終末の日【ラグナロク】
主要キャラクター
アトレウスは、心身共に大きく成長を遂げています。背は頭一つ伸び、声変わりもしています。戦闘においては、日々の訓練もあってか、弓の扱いは一級品です。更には食料調達のため、一人で動物を狩りに行ったりと、クレイトスの心強い相棒となっています。しかしながら、年頃もあってか自身をまだ未熟者と思っている父に対し、少々苛立ちを隠せない様子です。あるシーンでは「クソオヤジ!!」と吐き捨てる姿もww
知の巨人ミーミルは、相変わらずのおしゃべり好きです。クレイトス親子たちとの生活にもだいぶ慣れてきており、頭を置ける専用の場所も作ってもらえたりと、より親しい仲になっているようです。
女神フレイヤは、息子バルドルをクレイトス達に殺されて以来、2人を追い続ける復讐の鬼と化しています。フレイヤを助けるため仕方なく手をかけたとは言え、息子を殺されたことによる怒りの業火は尚燃え続けています。
フルドラ兄弟も健在です。ぶっきらぼうの兄ブロックと、きれい好きの弟シンドリ、前作通り武器装備や便利グッズで、クレイトス達を手助けしてくれます。今回では2人の旧友が登場する等、彼らのバックグラウンドに関して深堀りされる部分もあります。
本作では主神オーディンと雷神トールも登場します。ある日彼らは、クレイトス親子の元を訪ね和平を持ちかけてきます。悪事の限りを尽くしてきたことを知っているクレイトス達は、その誘いを断固拒否します。それを聞いたトールは、腰に提げた雷槌ミョルニルを振りかざし、彼らに襲い掛かります。
ゲームシステムの変更について
爽快なアクションはそのままに、ゲームシステムの面では前作から大小様々な変更点あります。ここでは中でも、大きく変更された主な部分について触れていきたいと思います。
フィールド上のギミック
前作のフィールドギミックと言えば、投げ斧による機械の起動、冥界のいばらの破壊、ノルンの宝箱の解除等が主でした。それに加え、本作はブレイズ・オブ・カオスを使った崖や対岸への移動、高い段差からの奇襲、障害物の排除も行えます。またこのギミックを利用したパズル要素もでてくるので、移動中も終始飽きさせない演出が施されています。
クレイトスのアクション
前作同様、氷の斧リヴァイアサン、炎の二刀ブレイズ・オブ・カオス、盾と格闘の近接戦闘です。ルーンアタックもあり、経験値で強化するという面は変更ありません。ただコンボにはアレンジが加えられており、前作のルーンアタックを織り交ぜた攻撃も存在します。
スキルのシステムは大きく変わっています。以前は得た経験値を消費して習得と強化どちらも行えました。しかし今回はスキルの習得は経験値、強化は使用数を重ねることで高まっていきます。またその習熟度が最大に達すると MOD が付与でき、攻撃を当てた際にプラス効果が付きます。これによってより戦略的に戦闘のカスタマイズが行えます。
使用キャラと従者の追加
本作ではクレイトスだけでなく、アトレウスをプレイアブルキャラとして操作可能です。クレイトスの豪快でパワフルなスタイルとは異なり、弓矢での遠距離攻撃の他に、弓で直接殴りつけたり回し蹴り等の体術を行ったりと、相手を翻弄しながら戦うスタイルです。
また従者も追加されており、アトレウスの他にブロックやシンドリ、フレイヤ等も共に戦ってくれます。この従者ですが、経験値は個々に得られる仕様に変更されており、「クレイトスに使いすぎて、アトレウスに充てる分がなくなっちゃた!」ということがないので、個人的には嬉しい変更点でした。
サブクエストのボリュームアップ
前作もサブクエストはかなりのやりこみ要素がありましたが、今回はそれを上回ったボリュームとなっています。中には専用ステージと言えるほど、エリアを割合で占める大規模なサブイベントも存在します。内容自体も本編に直接的に関わってくるものもあることから、「寄り道」と言うにはあまりに濃いです。勿論クリアしなくとも本編は進められますが、ストーリーをより楽しんだり、旅に有益なアイテムも獲得できるので、サブイベントは挑んで決して損はないでしょう。
プレイしてみての感想
冒頭でも書きました通り、筆者は前作クリア済です。それを踏まえ、クリア済のユーザー目線、かつ個人的に感じたことを述べていきたいと思います。
プレイアブルキャラが増えた!!すごい!!
これが一番嬉しかったです。実は筆者、過去発売された God of War ~ God of War Ⅲ もプレイしています。これまで操作できるキャラクターがクレイトスのみだったので、ここで別のキャラクターが使用できることに軽い感動を覚えました。勿論シリーズ毎に操作感の変更など行われ、プレイヤーがマンネリを感じないよう、様々な趣向を凝らしていたことは重々わかっていました。しかし、違うキャラが操作できることにより、そのキャラ視点で物語を辿ることができるのは、素直に良いなと感じました。
手で感じる「もの」の質感
幸運にも PS5 を手に入れられた方は、是非 PS5 で本作をプレイしてほしいです。本作は移動中やアクション中、イベントシーン中等、コントローラーが実にリアルに振動します。例えば鎖を掴んで上り下りする時。鎖を握る際、金属がカチャカチャと音を立ててこすれ合うイメージがあるかと思いますが、そうであろう感覚がコントローラー越しに伝わってきます。ただ振動するのではなく、リアルな質感を感じさせる振動なので、より臨場感が味わえるかと思います。
ちょっと不便なマップ
前作はマップに若干の見づらさを感じましたが、本作でもそれをぬぐい切れていないと、個人的に感じました。以前は山、森、鉱山といった大まかな表示のみで、どんなフィールドになっているかまではわかりませんでした。今回はそれがある程度詳細にはなったものの、開けられない宝箱や、見逃したオーディンの鴉が、どこにあるかまではマッピングされない仕様でした。本シリーズは「そういえば、あそこにあれあったな」と思い出す楽しみもありますが、後で取りに行きたい人にとっては、少々不便を感じるかもしれません。
さいごに
【GOD OF WAR RAGNAROK 】は、冒頭でも述べた通りゲーム業界で注目されている期待作です。筆者自身も20時間程プレイしていますが、とてもワクワクしながらプレイしています。所々に回収されていく伏線もあるので、今後の展開がとても楽しみです!クレイトスとアトレウスは、来る「ラグナロク」にどう立ち向かっていくのか、続きに期待しながら2人の今後を見届けたいと思います!!
ライター紹介
- 主にアクションゲームが好きなゲーマーです。メトロイド、ゼルダ、バイオなど2D3Dなんでもござれ!一度ハマってしまうと、1日中ゲームに費やす事もしばしば…読者の方に好きなゲームの魅力を知っていただくべく、執筆しております。是非読んでいただけますとと幸いです。