JUSキャラクター解説「キルア」編
今回遊ぶゲーム
今回は、3DSで発売された『ジャンプアルティメットスターズ』にてメインキャラを解説していきます!
この記事では、作中に登場するキャラクターの中でも
「長いリーチ」と「素早い動き」を併せ持つテクニカルな強キャラ『キルア』を解説していきます!
テクニカルで難しくはありますが、奥深いキルアの魅力に気付いていただけると嬉しいです!
ちなみに今回の記事をザックリまとめると!
- 『キルア』は中距離からの牽制&近接での素早いコンボで戦う「テクニカルキャラクター」
攻撃が優秀で、どんな相手でも戦闘のペースを握りやすい - 弱点は「基礎体力の低さ」と「不遇気味の”知”属性」という点!
「必要なときに仲間やサポートに頼る」のが熟達する早道 - 他のキャラのノウハウが通用しない部分も盛りだくさんな『キルア』
独特の強みや素早いコンボを堪能できるキャラクター
この記事は、5分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!
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『キルア』基本データ
▼登場作品 HUNTER × HUNTER(著:冨樫義博) |
▼原作でのキャラクター設定 伝説の暗殺者一家である、ゾルディック家の三男坊。暗殺者としての才能は「歴代のゾルディック家の中でもトップ」と称されるほどすさまじい本人は”普通の子供”としての生き方に強く憧れ、ゾルディック家を家出している。 実家から出た後、「暇つぶし」として受けたハンター試験でゴンと出会い、親友となった。アビリティの効果から誤解されがちだが、実家の財政状況は悪くなく、むしろかなりの資産家。 にも拘らず「コインの効果減少」が付いているのは、「セレブ一家に育ったせいで、まっとうな金銭感覚が身についていないから」だと思われる。 |
▼攻撃属性 知 |
▼体力基本値 4コマ:136 5コマ:152 |
▼アビリティ 「家庭の事情」 ・”毒”無効 ・”帯電”無効 ・”コイン”による必殺魂回復効果が低い(デメリット) |
▼相性補正(受) ・ゴン(出典『HUNTER × HUNTER』) ・クラピカ(出典『HUNTER × HUNTER』) ・ロビン(出典『ONE PIECE』) |
▼相性補正(与) ・ゴン(出典『HUNTER × HUNTER』) |
『キルア』通常技性能
▼弱 出の早い手刀で攻撃します。出が早く威力もそこそこありますが、リーチが短いため、かなり接近しないと当たりません。 とはいえ、基本的に優秀な技であることに変わりはありません。”強”系統の攻撃に特殊な仕様があり、コンボがつなげやすいキルアにとって、コンボの起点となる攻撃は重要となります。 動きの素早さもあって、接近手段に困ることは少ないキャラですので、コンボの起点として練習しておきましょう。 |
▼横弱 真横方向にヨーヨーを伸ばして攻撃します。”伸ばし”と”戻り”で2回攻撃判定があり、”戻り”の方には、相手を少しだけ引き寄せる効果があります。威力は低めですが、”弱”攻撃としては異常な程に長いリーチと、そのリーチに反した隙の少なさを誇る、キルアの立ち回りの起点となる技だと言えます。普通に牽制として使うも良し、あえて躱させてサポートコンボを決めるも良しと、非常に幅広い使い方ができる攻撃です。 キルア使いを目指すなら、まずはこの技をマスターすることから始めましょう。 ただし、独特の性能を持つ分、他のキャラなら決まるコンボルートが使えなかったりするので、その辺りは要練習です。 |
▼上弱 上方向に軽くヨーヨーを放り、”〇”を描くように振るって攻撃します。リーチは短めですが、上方向や背後までカバーできる、優秀な範囲を持つ攻撃です。 とはいえ、対空などに使うにはリーチに不安が残るため、基本的には”弱”からのコンボパーツとして使っていきましょう。 |
▼空中弱 ハンマーパンチで相手をダウンさせます。見た目通りにメテオ効果があるため、場外に押し出した相手に狙うのも効果的です。 ”横強”からの最速入力をするとコンボがつながるため、崖際に陣取る相手に”横強”で奇襲を仕掛け、そのままリングアウトを狙うのも有効でしょう。”出が早いメテオ技”という時点で優秀ではありますが、その分リーチにはあまり恵まれていません。 気軽に振りすぎると、逆にリングアウトに追い込まれることもありますので、攻撃の距離感はしっかりつかんでおきましょう。 |
▼強 電気を纏わせたヨーヨーのダブルループで、前方を攻撃します。連打することで攻撃回数が増加しますが、その分攻撃中に隙を晒すため、乱戦では気を付けて使いましょう。キルアの”強”、”上強”、”空中強”攻撃は電撃属性がついており、ヒットした時の怯み時間が長いという特長を持っています。怯み時間が長い分、強力なコンボをつなげやすいキャラですので 当てただけで満足せず、その後のコンボを考えて行動しましょう。 相手の怯み時間を見越して強力なコンボを選択するのが、出来るキルア使いへの第一歩です。 |
▼横強 前方に大きく跳躍し、接触した相手を手刀で薙ぎ払います。移動距離が長く、ダッシュとも空中ダッシュとも違う軌道で奇襲をかけられる、かなり優秀な奇襲攻撃です。 手刀のヒットから最速入力で”空中弱”に繋がりますので、崖際に陣取る相手にぶつけて、リングアウトを狙うのも良いでしょう。 また、”強”からこの攻撃にもつなぐことができますので、コンボパーツとしても有効です。また、ガードされても距離次第で相手の後ろ側に回り込めるため、基本的には有利を取りやすく、気軽に振っていきやすい技となっています。 COMや初心者~中級者相手であれば、乱発してるだけで勝てるレベルの優秀な攻撃ですが 上級者はこの攻撃を見切って、しっかり反撃してくる場合がほとんどですので、対人戦での連発は控えましょう。 |
▼上強 ヨーヨーを真上に放り、鋭く弧を描くように引き戻して攻撃します。引き戻し時に十字キーの左右入力で軌道の変更ができるため、背後にも対応可能な優秀な技です。”放り投げたヨーヨー”、”引き戻しの軌道”、”引き戻したヨーヨー”それぞれに攻撃判定があり、最高で3ヒットしますが、技の範囲が上方向に寄っているため、地上にいる相手にそのまま当てに行くのは、隙もあるため少々危険です。”上弱”で打ち上げた後の追撃や、対空技として使う、どちらかと言えば防御寄りのイメージで使う技だと言えるでしょう。 |
▼空中強 斜め下にヨーヨーを放って攻撃します。引き戻し時に十字キーの上下入力で、引き戻しの軌道を変えることが可能です。 少々後隙は大きいですが、リーチの長さがあるため奇襲性に優れ、軌道の変更で相手を幻惑することも出来る、やはり優秀な攻撃だと言えるでしょう。しかし、軌道変更の入力は意外とシビアなため、そこは練習が必要です。 また、”横強”から最速入力することで発動自体はしますが、”横強”をヒットさせた相手には繋がらないので、焦って入力を間違えないようにしましょう。 |
▼キャラチェンジ 踏み込んで、相手に直接電撃を叩き込みます。攻撃判定そのものは小さめですが、踏み込んでいく分総合的なリーチは長め。 しかもキャラチェンジ攻撃の中ではかなり出が早い方なので、割合積極的に振っていき、有利な相手を選ぶことができます。とはいえ、踏み込みの軌道は素直なため読まれやすく、乱発しすぎると手痛いカウンターを受けてしまうので注意が必要です。 |
▼ガード崩し 力を溜めてからの手刀で、前方を薙ぎ払う攻撃です。始動時の隙は大きめですが、見た目以上にリーチが長く、中距離キャラが得意とする間合いまで抉りこむことができます。連発するには向かない技ですが、キルアを使っていると、”強”などによる怯みを嫌って、中距離でガードを固める相手が多くなりますので、覚えておくと役立つ攻撃かもしれません。 |
▼タッチ 残像を出しながら、前方に一歩踏み込んで攻撃します。隙は小さめですが、キルアにしてはリーチが短めで、この技を狙って使う場面はあまりありません。 コンボパーツとして使うことも出来ますが、正直なところあまり使う機会のない技だと言えるでしょう。 |
▼キャラアクション オーラを電気に変えて自身に充電し、必殺魂を徐々に回復します。回復速度はかなり早く、優秀な必殺技を持つ代わりに必殺魂の回復効率が悪いキルアにとっては、中々優秀な効果を持つアクションです。キルアを使っていると、中距離からの牽制を嫌って、遠距離でガードを固め出す相手にもよく遭遇しますので、そんな時はこのアクションを使って必殺魂を稼ぎ、自分の立ち回りを強化していきましょう。 ただし、この系統のアクション全てに言えることですが、『悟空』3コマのようなプレイヤー指定のサポートコマや、『月 / リューク』3コマのような強襲には注意しましょう。 |
『キルア』必殺技解説
▼4コマ
肢曲 |
残像を出しながら歩いていき、すれ違いざまに相手からパワーの源を抜き出し、それを握りつぶしてダメージを与える攻撃です。 威力は低めですが、攻撃判定の発生がとても早く、パッと見だと普通の歩きと区別がつかないため、かなり奇襲性の高い必殺技だと言えるでしょう。 しかし、ガードされると攻撃が発動せず、「”抜き出し”→”握りつぶし”」の間に大きめの隙が発生してしまうため、この技を使って乱戦に突っ込んでいくのはとても危険です。しっかりと当てられる場面を狙い、なるべく乱戦から離れている敵を狙う。 ゾルディック家らしい、文字通りの”暗殺”を狙っていくタイプの技だと言えます |
絶 |
自分に”ステルス”状態を付与する特殊技です。 ”ステルス”の持続は大体2カウント程度。 基本的に優秀な技ですが、発動時に若干隙があるほか、アレンやサスケ、カカシなどにはアビリティのせいで見破られてしまいます。 |
▼5コマ
雷掌 |
4コマの必殺技、”肢曲”の強化版です。 残像を出しながら歩いていき、接触した相手に直接電気を流して、ダメージと”帯電”状態を与えます。 ”肢曲”の後隙がキャンセルされたほか、小さいながら周辺にも攻撃判定がでるようになったため、乱戦に向けて差し込んでも、ある程度は対応可能です。 吹き飛ばし効果も追加されたため、崖際に陣取る相手に当てに行き、そのままリングアウトを狙うのも有効でしょう。 |
落雷 |
跳び上がってから、足元に向けて落雷を落とします。 落雷にはダメージのほかに”帯電”効果がついています。 他にも独特の軌道で跳び上がって、足元に向けて落雷を落とすため、相手の急速接近へのカウンターとして狙うのも有効です。 剣心やサンジなどは、キルア相手にはまず間違いなく、接近してのラッシュを狙ってきますので、甘い接近にはこの技でカウンターを返し、一気にペースを握り返してやりましょう。 |
『キルア』の戦い方
キルアは、中距離からの牽制と、接近しての素早いコンボで戦う『テクニカルキャラクター』です。
異常なリーチを誇る”横弱”や、奇襲性の高い”横強”、ヒットストップの長い”強”系統のヨーヨー攻撃など
基本的な攻撃性能が優秀なため、どんな相手でも戦闘のペースを握りやすいキャラだと言えるでしょう。
また、通常技の性能が優秀なため、必殺技に頼らずに戦うことができるのもかなりの強み。
コンボルートも独特ですが、”強”を絡めたコンボがかなり繋がりやすくできているため
一発一発の威力は低めながら、総合的なダメージ効率はかなり安定したキャラだと言えます。
キルアの弱点
弱点は、基礎体力の低さと、不遇気味の”知”属性だということ。
相性補正を受けられるコマも、キルアの戦法と噛み合った効果とは言い難く
どうしても体力的には不利を背負うことになりがちです。
しかも不利な”力”属性には、ラッシュ力と移動力の強いサンジや剣心などがいるため
彼らを相手にするとどうしても不利を背負いがちです
サンジも剣心も対戦で人気の強キャラですので、遭遇する機会が多いのもキルアにとってはマイナスでしょう。
ですので、キルア自信の優秀な技性能を過信せず
「必要なときに仲間やサポートに頼る」という的確な判断を下すのが、キルア使いとして熟達していくための早道です。
やはりデッキメイクが一番重要になる
優秀な技性能ばかりに目をやり、組ませるバトルキャラやサポート、ヘルプを適当にせず
緻密にデッキメイクをすることが、結果的には一番重要だと言えます。
なまじ優秀な性能のキャラではありますが、だからこそ
「何ができて、何ができないのか」
「キルアを使って何がしたいのか」
を考えて戦法を組み上げていかねばならないのが、キルアの難しさであり面白さであると言える部分です。
VS『キルア』対策
キルアを相手にするにあたって、最も気を付けなければならないのは
”強”、”上強”、”空中強”の電撃ヨーヨー攻撃です。
当たった際のヒットストップが長いため、キルアに熟達しているプレイヤーにこれらの攻撃をあてられると
間違いなくコンボを決められて、一気に不利を背負うことになってしまいます。
しかし、それらの技だけを警戒していればいいかと言えばそういうわけでもなく
- ”横弱”による牽制からの固め
- ”横強”や”肢曲”
- ”雷掌”による奇襲
などなど、警戒すべき点は山のようにあります。
一気にラッシュで畳み込むのが対策!
ですので、防御的な対策を取るよりは
サンジや剣心などのスピード型の”力”属性キャラでラッシュを仕掛け
一気に畳みこんでしまうのが結局は一番の対策です!
また、”横強”からの奇襲を狙ってくる相手は
少しでも有利に立ち回るために「”横強”で背後に回れる距離」をキープしようとして来ることがほとんど
ですので、”横強”をガードしたら、なるべくリーチの長い攻撃を背後に向けて出してみましょう。
ガード押し返しを狙うのも有効です。
が、それよりも回り込まれることを見越して攻撃する方が結果的にリターンは大きいことが多いです。
慣れてきたら積極的に狙っていきましょう!
独特の優秀な技を持つキルアですが、”独特”である分、慣れてくると動きの癖がわかりやすく見えてくるキャラでもあります。
相手の狙いを読み、相手のしたいことを先んじて潰していくことが、キルアを相手にして勝利するための近道です。
おすすめヘルプコマ
ロビン |
アビリティは「オートガード」。ガード可能な状態で敵の攻撃を受けると、必殺魂を消費して自動でガードが発動します。 基礎体力が低いキルアにとって、防御性能を高めつつ体力もアップしてくれるこのコマは、かなり相性のいいヘルプコマだと言えます。 |
「コンボ」 |
代表的なコマは「桜庭」「ソフトン」。連続攻撃を決めることで、必殺魂がアップします。 ヒット数の多い技が多く、接近してのコンボと必殺技が強力なキルアは、このヘルプ効果を十全に活かすことができるキャラです。 |
「空中ダッシュ」 |
代表的なコマは「飛燕」「浦原喜助」。空中でのダッシュが可能になります。 移動力の高さを活かして、一か所に留まらずに立ちまわりたいキルアにとっては、攻撃にも防御にも活用できる万能ヘルプです。 |
3段ジャンプ |
代表的なコマは「デビルバット」「四不象」。3段目のジャンプが可能になります。 これについてのおすすめ理由は、上記「空中ダッシュ」と同様です。 |
おすすめサポートコマ
『トランクス』3コマ |
ジャンプアルティメットスターズのプレイヤーだった方には言わずと知れた、強サポートコマの一角です。 大抵のキャラとの相性が良いサポートですが、キルアとの相性はかなり良く、接近してきたラッシュキャラへのカウンターや、中距離に向けての高威力攻撃など、キルアの泣き所となるあらゆる場面で役に立ってくれます。 説明不要の強サポートではありますが、キルアとの相性はとりわけ抜群です |
『クラピカ』2コマ |
キルアの戦闘スタイルとの相性はそこそこですが、相性補正と強力な”攻撃封印”効果を持つサポートです。 発生が若干遅く、相手からは警戒されがちなサポートですが、相手を中距離で足止めしやすいキルアと組み合わせれば、無理なくサポート効果を活かすことが可能です。 とはいえ、無理してこのサポートを搭載するほどではないため、「相性補正を受けつつ、中距離牽制手段を増やしたい」という場合に、このコマの搭載を検討しましょう |
『ボーボボ』2コマ |
発生が早く、相手を拘束する時間の長い、”笑”属性の連続攻撃です。 剣心やサンジなど、接近を狙ってくる”力”属性ラッシュキャラの足止めに有効なため、できれば搭載しておきたいサポートだと言えます。 |
『ナミ』2コマ |
接近してくる相手にカウンターしつつ、消費の激しい必殺魂を回復できます。 移動距離もそこそこあるため、中距離から奇襲のつもり差し込むのも有効です。 ダメージがない分、拘束力や単体での撃破力は『トランクス』3コマに劣りますが、キルア自信を活躍させたり、ヘルプに「突撃」「爆発」などを付けている場合は、このサポートの方に軍配が上がります。 戦闘スタイルによって使い分けましょう |
『キルア』のまとめ
暗殺者としての才能と、年齢にそぐわない優秀な判断力で、原作でも多くの活躍を上げている知性派キャラ「キルア」。
素早い動きで相手を翻弄し
中距離からの牽制と急速接近からのコンボを使い分け
一気に相手を畳みこむ
その先頭スタイルは、まさに「暗殺者」と呼ぶにふさわしいスタイルだと言えるでしょう。
その一方で、複雑なコンボルートや距離感が重要になる立ち回りなど、他のキャラのノウハウが通用しない部分も盛りだくさん。
「スター」が集結する作品の中でも異質な「暗殺者」のため、仕方がない部分もありますが
独特の立ち回りを楽しむためには、まずは独特の操作感をマスターしなくてはなりません。
強キャラではありますが、誰でも使いこなせるわけではなく
むしろ熟達するには練習とセンスが必要な玄人向きのキャラが、キルアというキャラクターなのです。
是非とも「キルア」を選択肢に入れてみて、独特の強みや素早いコンボを堪能してみてください!
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