【ポケットモンスターSV】動物図鑑には確かに載っていない、ポケモンの秘密「新訳ポケモン図鑑」Ver.04グルトン系統

君はまだ本当のポケモンを知らない・・・

「はじめまして! ポケットモンスターのせかいへようこそ!」
「わたしのなまえは○○みんなからはポケモンはかせとしたわれておるよ」

みなさんが初めてこのセリフを見聞きしたとき、この○○は誰でしたか?

オーキド博士?オダマキ博士?あれウツギ博士は?

(実はウツギ博士は、このセリフ言えてないんです)

今でも愛されているポケットモンスター、縮めてポケモン。

当初151匹だったのも、いつの間にか1000匹を超えその数だけの物語(背景)があります。

そのポケモンの背景やデザインをもとに、新訳ポケモン図鑑を作成していく、そのような記事です。

今回は第4回グルトン系統を紹介します。

  1. グルトン系統のモチーフはイベリコ豚?!
  2. 序盤から性別で見た目の変わるポケモンは初
  3. グルトン系統の安定した戦闘スタイルは特性にあり

≪この記事は3分程度で、読むことができます!!≫

グルトン系統とはどのようなポケモン?

グルトン系統は、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」に登場するノーマルタイプのポケモンです。

グルトンは豚のような外見を持ち、どこか親しみのある愛嬌が特徴です。

「ぶたポケモン」として紹介されており、その名前の通り、豚の姿をしています。

進化するとパフュートンというポケモンになります。

初登場は第9世代で、ゲーム内では最初の草むらで出会うことができるポケモンいわば「チュートリアルポケモン」の1ぴきです。

ノーマルタイプのポケモンはその汎用性の高さから、さまざまな戦闘でも活躍することが期待されます。

図鑑説明

≪グルトン≫

スカーレット図鑑説明
一日中エサを探す。優れた嗅覚を持つがエサ探し以外に使わない。
バイオレット図鑑説明
選りすぐりのエサしか食べない。体から虫ポケモンが嫌うハーブのような 香りを放つ。

≪パフュートン≫

スカーレット図鑑説明
(オスのすがた)きめ細かく艶やかな肌が自慢。尻尾の先端から凝縮した香りを放つ。

(メスのすがた)花のような香りを振りまく。筋肉が発達した脚は軽く5メートルを飛び越える。

バイオレット図鑑説明
(オスのすがた)全身から甘く妖艶な香りを漂わせてメスのポケモンたちを骨抜きにする。

(メスのすがた)きれい好きで几帳面。フローラルな香りをまとってまわりのポケモンたちを癒す。

分類変化

グルトンこがもポケモン
パフュートンレッスンポケモン

高さ変化

グルトン0.5m
パフュートン1.0m

重さ変化

グルトン10.2㎏
パフュートン120㎏

グルトン系統の背景・インスピレーションを徹底考察

この章では、グルトン系統におけるデザイン的な背景やインスピレーションといった、いわゆる元ネタをご紹介します。

ネーミング

≪グルトン≫

グルトンの名前の由来は、主に「グルメ」と「トン(豚)」を組み合わせたものです。

「グルメ」は美食家を意味し、グルトンは図鑑説明からも美味しいものに目がないキャラクターとして描かれています。

また、「トン」は豚の鳴き声や豚を示す音で、グルトンの豚のような外見と特性を反映しています。

≪パフュートン≫

グルトンの進化形であるパフュートンは、「パフューム(香水)」と「トン」を組み合わせた名前です。

この名前は、パフュートンが香りを使った特性を持つことに由来しています。

また、進化に伴い外見が洗練され、香水を連想させるようなデザインになっています。

これらのネーミングは、キャラクターの特性や外見を反映したユニークで覚えやすいものであり、ポケモンシリーズにおける創造性豊かなネーミングの一例と言えるでしょう。

デザイン

グルトン系統のデザインは、主に豚を元としているのは言うまでもないでしょう。

グルトンのデザインは、特にイベリコ豚に似ています。

イベリコ豚はスペインの有名な豚の品種で、美味しい肉が取れることで知られています。

これは前述した、グルトンの名前にも反映されており、美食家(グルメ)と豚(トン)を組み合わせたネーミングになっています。

また、グルトンの進化形であるパフュートンは、豚のデザインにさらに香水のインスピレーションが加えられるように工夫を加えています。

さらに、グルトン系統のデザインには、イベリコ豚や、ポップカルチャーで描かれるかわいらしい豚のイメージも取り入れられています。

全体として、グルトン系統のデザインは、実在の動物とファンタジー要素を巧みに組み合わせたものと言えます。

パフュートンの特性は性別によって異なる

パフュートンは、進化前のグルトンから進化するポケモンであり、性別によって特性が異なるユニークなポケモンです。

パフュートンには性別により、それぞれ異なる特性と外見を持っています。

オスのパフュートンは「とれないにおい」という特性を持ちます。

この特性は、直接攻撃でダメージを受けたときに相手の特性をとれないにおいにするというものです。

特性ミイラに似ているものがあります。

一方、メスのパフュートンは「アロマベール」という特性を持ちます。

この特性は、自分と味方のポケモンが「メロメロ」や「アンコール」といった状態異常技の影響を受けなくなるという防御的な特性です。

メスのパフュートンは、より洗練された外見で、エレガントで防御的な見た目を反映しています。

この性別による特性の違いは、パフュートンをより戦略的に使うための要素となっています。

ゲーム本編での扱い

この章では、グルトン系統のゲーム内での扱いを紹介します。

最初に捕まえる可能性が高いポケモン

グルトンは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場する第9世代のポケモンで、プレイヤーが最初に捕まえる可能性が高いポケモンとして設計されています。

ゲームの序盤、特に初心者向けに、グルトンはプレイヤーが初めて遭遇することが多いポケモンの1つです。

その愛らしい外見と親しみやすいデザインは、プレイヤーに強い印象を与え、捕まえたいという気持ちを引き出します。

ゲームの初期段階で出現頻度が高く、捕獲の難易度も低めに設定されているため、グルトンは多くのプレイヤーが最初に手にする可能性が高いポケモンとなります。

序盤ノーマルタイプポケモンとしての役割と特徴

グルトン系統(グルトンとパフュートン)は、第9世代『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するノーマルタイプのポケモンです。

ノーマルタイプのポケモンは、シリーズを通して多様な役割を果たしてきましたが、グルトン系統もその例外ではありません。

まず、グルトンは序盤で捕まえやすく、歴代ノーマルタイプポケモンと同様プレイヤーに親しみやすい存在として登場します。

ノーマルタイプの特性である多様な技の習得能力を活かし、様々なバトルで柔軟に対応できるのが特徴です。

グルトンの進化形であるパフュートンは、性別によって特性が異なるため、戦略の幅を広げる要素となっています。

歴代序盤ノーマルタイプポケモンとの比較

歴代のノーマルタイプポケモンと比較すると、グルトン系統は特に序盤の安定した戦力として評価されています。

例えば、第3世代のジグザグマなども序盤で捕まえやすく、多様な技を覚えることでプレイヤーに重宝されてきました。

同様に、グルトン系統もプレイヤーにとって使いやすく、進化後のパフュートンも特性によって異なる戦術が楽しめるため、高評価を得ています。

さいごに

今回読んでいただいたことでさらにポケモンへの愛は深まったでしょうか。

次回の投稿もお楽しみに。

もしよろしければ、他の記事もあわせてご覧ください。

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ライター紹介

H.YAJIMA
フリーライター兼ラジオパーソナリティをしております。
今までお堅い記事ばかり書いておりましたので、自分の好きなものが書けることうれしく思います。ポケモン大好きで、ホラー弱めな体質です。

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