【ポケットモンスターSV】動物図鑑には確かに載っていない、ポケモンの秘密「新訳ポケモン図鑑」Ver.06マメバッタ系統

君はまだ本当のポケモンを知らない・・・

「はじめまして! ポケットモンスターのせかいへようこそ!」
「わたしのなまえは○○みんなからはポケモンはかせとしたわれておるよ」

みなさんが初めてこのセリフを見聞きしたとき、この○○は誰でしたか?

オーキド博士?オダマキ博士?あれウツギ博士は?

(実はウツギ博士は、このセリフ言えてないんです)

今でも愛されているポケットモンスター、縮めてポケモン。

当初151匹だったのも、いつの間にか1000匹を超えその数だけの物語(背景)があります。

そのポケモンの背景やデザインをもとに、新訳ポケモン図鑑を作成していく、そのような記事です。

今回は第6回マメバッタ系統を紹介します。

  1. マメバッタ系統のモチーフは・・バッタでしょ、忍者モチーフなんです
  2. 序盤むしポケモンの変遷
  3. マメバッタ系統の戦闘スタイル

≪この記事は3分程度で、読むことができます!!≫

マメバッタ系統とはどのようなポケモン?

マメバッタ系統は、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」に登場するむしタイプのポケモンです。

マメバッタはバッタのような外見を持ちます。

「バッタポケモン」として紹介されており、ほぼ間違いないでしょう。

進化するとエクスレッグというポケモンになります。

初登場は第9世代で、ゲーム内では最初の草むらで出会うことができるポケモンいわば「チュートリアルポケモン」の1ぴきです。

むしタイプのポケモンは早い段階で進化できることから、序盤での旅でともに手持ちにて活躍することが期待されます。

図鑑説明

≪マメバッタ≫

スカーレット図鑑説明
第3の脚が 畳まれている。ピンチになると10メートル以上ジャンプする脚力を持つ。
バイオレット図鑑説明
ジャンプ力を活かして相手の攻撃をかわしながらダメージを与える戦い方が得意。

≪エクスレッグ≫

スカーレット図鑑説明
本気になると畳んでいた脚で立ち上がり決戦モードになる。短時間で敵を制圧する。
バイオレット図鑑説明
畳まれた第3の脚を使う決戦モードは体の負担が大きいため長くは続かない。

分類変化

マメバッタバッタポケモン
エクスレッグバッタポケモン

高さ変化

マメバッタ0.2m
エクスレッグ1.0m

重さ変化

マメバッタ1.0㎏
エクスレッグ17.5㎏

マメバッタ系統の背景・インスピレーションを徹底考察

この章では、マメバッタ系統におけるデザイン的な背景やインスピレーションといった、いわゆる元ネタをご紹介します。

マメバッタのネーミング

マメバッタの名前の元ネタは、昆虫の「バッタ」と「豆(まめ)」を組み合わせたものです。

バッタは、身近な草原や農地で見られる飛び跳ねる昆虫で、言うまでもなく日本では特に身近な存在です。

マメバッタは、小さくてかわいらしい姿から「豆」という形容詞が付けられたと考えられます。

また、「マメ」という言葉には、小さくて機敏であることを示す意味もあり、マメバッタの軽快な動きを象徴しています。

ポケモンシリーズでは、その特徴を反映し、バトルや冒険の中で活躍する姿をイメージしたものと考察できます。

エクスレッグのネーミング

エクスレッグの名前の元ネタは、英語の「ex」および「leg」という言葉の組み合わせに由来しています。

「ex」は、何かの外部や外側を意味する接頭辞として使われ、「leg」は「脚」を意味します。

これにより、「エクスレッグ」という名前は「外部の脚」や「特別な脚」という意味を持つようになります。

このネーミングは、ポケモンのデザインや特性を反映しており、特に強力な脚部を持つことや、それによって繰り出される強力な技や動きを暗示しています。

ゲーム中で、エクスレッグはその名前にふさわしい強力な脚技素早い動きを駆使してバトルで活躍します。

デザインの元ネタ

マメバッタ系統は、具体的に「イナゴ」を元にしていると考えられます。

イナゴはバッタ科の昆虫で、日本を含む多くの地域で見られます。イナゴはその特徴的な長い後ろ脚を使って飛び跳ね、草原や農地に生息しています。

マメバッタのデザインは、このイナゴの特徴を取り入れており、特にその跳躍力や軽快な動きを強調しています。

体長は種類によって異なりますが、通常は2~6センチメートル程度です。

特徴的な長い後ろ脚を使って高く跳び、短い距離を飛行する能力も持っています。

体色は緑色や茶色が一般的で、環境によって変わることがあります

食性は草食で、稲などの植物を食べるため、農業害虫としても知られています。

イナゴは集団で行動することが多く、大発生することもあります。

エクスレッグは忍者を意識している可能性?

エクスレッグには、忍者からのインスピレーションが明確に見られます。

忍者は日本の歴史や文化において隠密行動や諜報活動を専門とする存在であり、そのイメージは素早さや敏捷性、隠密性を強調しています。

エクスレッグのデザインも、この忍者の特徴を反映しています。

エクスレッグは細身で機敏な体型を持ち、その姿勢や動きは忍者の軽やかな動きを彷彿とさせます。

特に強力な脚部は、忍者の優れた跳躍力や速さを象徴しており、高速で移動したり高く跳び上がる能力を示唆しています。

また、エクスレッグのカラーデザインや装飾は、忍者が着用する黒や暗い色の衣装に似ており、隠密行動を得意とする忍者の特性を表現しています。

またお腹のXのマークも帯のように見えるのもこの根拠を裏付けます

さらに、エクスレッグの技や動きには、忍者が用いる様々な武器や戦術が反映されています。

ゲーム本編での扱い

この章では、マメバッタ系統のゲーム内での扱いを紹介します。

なお、マメバッタは最初のジム戦になるであろうカエデの手持ちポケモンの1匹です。

最初に捕まえる可能性が高いポケモン

マメバッタは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場する第9世代のポケモンで、プレイヤーが最初に捕まえる可能性が高いポケモンとして設計されています。

ゲームの序盤、特に初心者向けに、マメバッタはプレイヤーが初めて遭遇することが多いポケモンの1つです。

その愛らしい外見と親しみやすいデザインは、プレイヤーに強い印象を与え、捕まえたいという気持ちを引き出します。

ゲームの初期段階で出現頻度が高く、捕獲の難易度も低めに設定されているため、マメバッタは多くのプレイヤーが最初に手にする可能性が高いポケモンとなります。

また前述の通り、進化先のエクスレッグは忍者のような見た目であり、とても印象に残るデザインとなっています。

序盤むしタイプポケモンとしての役割と特徴

マメバッタ系統は、第9世代『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するむしタイプのポケモンです。

マメバッタ系統のポケモンは、むしタイプの序盤ポケモンとして高い攻撃力を持ちます。

むしタイプとして、エクスレッグは歴代むしポケモンで初めてのむし・あくタイプのポケモンです。

基本の技として、とびかかるふいうちなどの攻撃技を使いこなします。

むしタイプのポケモンとしては、種族値のバランスが良く、速度に特化しつつも一定の攻撃力などのコンセプトがしっかりしており、旅の終盤まで戦えるポケモンとして知られています。

さいごに

今回読んでいただいたことでさらにポケモンへの愛は深まったでしょうか。

次回の投稿もお楽しみに。

もしよろしければ、他の記事もあわせてご覧ください。

【ポケットモンスターSV】動物図鑑には確かに載っていない、ポケモンの秘密「新訳ポケモン図鑑」Ver.05タマンチュラ系統

ライター紹介

H.YAJIMA
フリーライター兼ラジオパーソナリティをしております。
今までお堅い記事ばかり書いておりましたので、自分の好きなものが書けることうれしく思います。ポケモン大好きで、ホラー弱めな体質です。

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