【ポケモンSV】アタッカーオーロンゲ考察・育成論|シングルバトル

はじめに

先入観、それはときに対戦に於いて大きな判断ミスを招くことになります。

今回はそんな先入観を利用したアタッカーオーロンゲの育成論を紹介したいと思います。

  1. アタッカーオーロンゲ育成論に関して
  2. 対策ポケモンに関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください!

アタッカーオーロンゲとは?

通常、オーロンゲと言えば、リフレクター・ひかりのかべ などで起点作りをしてくるという印象があります。

それを逆手に取って奇襲をかけるのがこのアタッカーオーロンゲなのです。

  • ドドゲザンなどの本来苦手であるポケモンに対して勝てるようになる。
  • オーロンゲの高いA種族値を存分に生かすことができる
  • 基本的には攻撃技3つ・変化技1つという技構成がオススメ

起点作りオーロンゲ育成論

タイプ
あくフェアリー
特性
いたずらごころ
種族値
H95A120B65C95D75S60
性格
いじっぱり
努力値
H212A244S52
実数値
H197A188B85C103D95S87
HB・・・いじっぱりA252ハッサムのバレットパンチを確定で耐えることができる。
A・・・H252ハッサムをほのおのパンチで確定1発で落とせる。
S・・・無振りハッサム抜き抜き調整
持ち物
こだわりハチマキH無振りのハバタクカミが ふいうち で確定1発です。
H252振りでも乱数で落とせます(148 ~ 175 (91.3 ~ 108%) 乱数1発 (50%))
こうこうのしっぽ
もともとすばやさは遅いので、自身にとってたいしてデメリットにはなりません。
主にトリックで相手に押し付けるために持たせます。
オボンのみ
ビルドアップ型の場合には特に役立ちます。
テラスタル候補
あく環境に多いゴースト技を半減で受けつつ、ふいうちの威力を上げられます。
はがね苦手なフェアリー・はがねタイプを半減で受けられます。
ほのお苦手なフェアリー・はがねタイプを半減で受けられます。
技候補
ソウルクラッシュA種族値120から繰り出されるソウルクラッシュは非常に強力です。
相手のとくこうを下げることで、確定数をズラすことができます。
じゃれつく
ソウルクラッシュよりも威力は高いですが、命中不安です。
かみくだく
あくタイプの一致技です。
ふいうち通常、起点作り型と思われるのであまり読まれません。
すばやさが遅いオーロンゲには非常に有益な技です。
けたぐり本来苦手であるドドゲザンに対して有効です。
H252ドドゲザンを乱数で倒せます(204 ~ 244 (98.5 ~ 117.8%) 乱数1発 (93.8%))
かわらわり
けたぐりよりも威力が安定します。
ドレインパンチ
けたぐりよりも威力が安定します。
ビルドアップとあわせて受けたダメージを回復することもできます。
ほのおのパンチ苦手なはがねタイプ・ハッサムに有効です。
れいとうパンチカイリュー・ガブリアスに対して有効です。
テラバーストほのお・はがねタイプなどが有力です。
ハッサムはもちろんのこと、いじっぱりA252振りテラバースト(はがね)でH252ニンフィアを確定1発で倒せます。
ビルドアップ
特性いたずらごころにより先制で積むことができます。
すてゼリフ不利対面の場合には、相手のこうげき・とくこうを下げつつ交代できます。
トリックこだわりハチマキ・こだわりスカーフを先制で相手に押し付けることができます。
相手が積み技が選択していた場合には交代を余儀なくさせます。
でんじはアタッカーでも でんじは を入れても損はありません。
ちょうはつオーロンゲを起点にさせないように相手の変化技を防ぎます。

対策ポケモン

ポケモン解説
ハッサム火力アップアイテムなしのハッサムのバレットパンチは確定で耐えられますが、こだわりハチマキ込みのバレットパンチはHB特化でもない限り耐えられません。
カイリューオーロンゲがこだわりハチマキを持っていても、じゃれつく・れいとうパンチともにマルチスケイル込みで確定で耐えることができます。

逆にH252振りだけのオーロンゲは、いじっぱりカイリューのしんそく@こだわりハチマキで乱数2発で倒せます(99 ~ 117 (49 ~ 57.9%) 乱数2発 (96.1%))

ヘイラッシャ物理耐久が高いヘイラッシャは、たとえこだわりハチマキを持っていようとたいしたダメージにはなりません。

ただし、トリックには注意したいところです。

※そのほか、物理受けポケモン、ミミッキュなどでも有利に立ち回ることができます。

まとめ

  • オーロンゲは起点作り型が前提であるため、アタッカー型は読まれにくい
  • 起点作り型に比べて、耐久力がないので、高い火力で1発で倒してしまおう

今回はアタッカーとしてのオーロンゲの育成論を紹介しました。

オーロンゲと言えば、壁張りのイメージがあり、出てきたオーロンゲがアタッカーであることを見極めることはまず不可能です。

「何より意表が突ける」の精神を大切にしてもらえると、もっともっとパーモット、戦術の幅が広がるかもしれませんね。

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