【徹底解説】霊獣ランドロス育成論|ポケモンSV

はじめに

ランドロス

アタッカー、受け、起点作り

優秀な特性・種族値を持つポケモンは何から何までこなすことができます。

今回は、そのまさに何でもできるポケモンの1匹として霊獣ランドロス(以下ランドロス)のさまざまな育成論を簡単に紹介したいと思います。

「ランドロスを対策したい!」「ランドロスの育成論を知りたい!」「もっと知りたいなランドロスのこと」と言った方は参考にしていただければ幸いです。

結論から申し上げると、ランドロスのオススメの型は以下のとおりです。

  1. こだわりスカーフ型
  2. こだわりハチマキ型
  3. とつげきチョッキ型
  4. 物理受け型
  5. 起点作り型

今回の記事は5分ほどでお読みいただけますが、あまりゆっくり読み過ぎるとTODで時間切れになりますのでご注意ください。

ランドロス育成論 オススメの型

こだわりスカーフ型

「こだわりスカーフ型」の強みは、特性「いかく」で相手のAを下げつつ、先制「とんぼがえり」で有利対面を作り出せることにあります。

最速であれば、S150族(マルマインなど)まで抜けるので、相手が「こだわりスカーフ」「ブーストエナジー」ではない限りは先制で行動できるはずです。

ただし、特性の発動順で「こだわりスカーフ」を持っていることが相手に悟られる恐れがあるというデメリットもあります。

  • 先発に出して対面操作しやすい
  • 最速スカーフでS150族まで抜くことができる
  • 特性の発動順で「こだわりスカーフ」を持っていると悟られる可能性がある

こだわりハチマキ型

もともと、火力が高いランドロスですが、さらなる火力で相手に負荷をかけていくのがこの「こだわりハチマキ型」です。

A種族値145から繰り出されるタイプ一致「じしん」はさすがの火力で、タイプ相性が半減のポケモンでも受け出しできないほどの火力を誇ります。

「こだわりハチマキ」から繰り出される「じしん」がどれほどの威力なのか、イメージが沸きやすいようにダメージ計算を用意したので、参考にしてみてください。

※ランドロスは無補正A252、防御側は耐久無振りで計算しています。

キノガッサ83 ~ 98 (61.4 ~ 72.5%) 確定2発
マスカーニャ
93 ~ 109 (61.5 ~ 72.1%) 確定2発
ガブリアス
144 ~ 171 (78.6 ~ 93.4%) 確定2発
  • 並み程度の耐久であれば、タイプ相性が半減でも「こだわりハチマキ+じしん」は受けられない

とつげきチョッキ型

特性「いかく」と「とつげきチョッキ」により物理・特殊ともに受けることができるのがこの「とつげきチョッキ型」です。

無振りランドロスでも、タイプ不一致4倍弱点程度なら耐えられるようになります。

  • 特性「いかく」とあわせて、物理・特殊ともに安定して受けられるようになる

物理受け型

「物理受け型」の強みは特性「いかく」で相手のAを下げることができるので、ランドロスへの接触回数を増やすことで「ゴツゴツメット」のダメージを蓄積させることができることにあります。

基本は相手の物理技に対して受け出し、相手の交代に合わせて「とんぼがえり」で有利対面を作り出す動きをします。

  • 物理受け型では「ゴツゴツメット」が多く採用されている

起点作り型

起点作り型は「ステルスロック」「がんせきふうじ」で後続のサポートをすることを目的とします。

起点作り型は確実に行動できるように耐久に努力値を振る傾向があるので、火力はどうしても落ちてしまいます。

場を整えたあと、そのままランドロスが居座ってしまうと、逆にランドロスが相手に起点にされることもあるので、「とんぼがえり」をあわせて採用する傾向にあります。

  • 特性「いかく」で相手の交代を促しつつ、「ステルスロック」「がんせきふうじ」で後続のサポートをする
  • 自主退場技がないので、場を整えたら速やかに交代したほうが良い場面もある

まとめ

  • 特性「いかく」で相手の交代を促しつつ、とんぼがえりでサイクルを回すことを得意とする「こだわりスカーフ型」
  • 圧倒的な火力で、相手の受けを許さない「こだわりハチマキ型」
  • 特性「いかく」とあわせて物理と特殊の両受けを実現する「とつげきチョッキ型」
  • 特性「いかく」+「ゴツゴツメット」で相手にダメージを与えていく「物理受け型」
  • 「ステルスロック」「がんせきふうじ」を生かした「起点作り型」

ランドロスの強みはここ!

物理受け、特殊受け、アタッカー、起点作りと何から何までこなせる器用さがあり、型が豊富であることがランドロスの強みです。

ランドロスが活躍している理由はここ!

特性「いかく」による流し性能が優秀で、相手を引かせることで「ステルスロック」や「とんぼがえり」が刺さりやすくなります。

クラベル
この記事がみなさまの対戦構築の参考になれば幸いです。そして、順位を上げてキモイー気分になってください。

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