【ポケモンSV】トドロクツキ(くらいつくTOD型)徹底考察・育成論

【ポケモンSV】トドロクツキ(くらいつくTOD型)徹底考察・育成論

  • 相手を倒すことではなく、相手を倒さないことが勝利へと繋がる

相手を倒さないことで得られる勝利

そう、通常であれば相手を倒すことが勝利への条件ですが、倒さないことが勝利に繋がることもあります。

本記事では、トドロクツキのくらいつくを生かしたTOD型を紹介いたしておりますので「んほぉ~トドロクツキたまんねぇ~」「もっと知りたいなトドロクツキのこと」という方はぜひ参考にしていただければと思います。

  1. トドロクツキ育成論に関して
  2. 役割対象ポケモンに関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください!

トドロクツキ(くらいつくTOD型)とは?

  • くらいつくで相手の交代を封じ、時間切れ間近で相手を倒す型のことを指します

くらいつくの効果で逃げられないことを良いことに、りゅうのまいを最大まで積んで全抜きするのももちろん良いですが、予期せぬテラスタル・構築・技構成 といった事故を防ぐために、今回はTODに持ち込んで確実に勝つ型を紹介します。

トドロクツキ育成論

タイプ
ドラゴンあく
特性
こだいかっせい
特性「こだいかっせい」は、にほんばれ状態、もしくはブーストエナジーを持っているとき、自身のステータスの中で1番高い能力が1.3倍(すばやさのみ1.5倍)になる特性です。
今回の型では、個体値を以下のように調整することで普通では上昇することのない「ぼうぎょ」が上昇します。
A個体値・・・11以下
S個体値・・・21以下
種族値
H105A139B71C55D101S119
おすすめの性格
ずぶとい
おすすめの努力値
H252B252S4
実数値
H212A134B135C75D121S135
A個体値・S個体値を下げ、性格をずぶといにすることで、普通では決して上昇することのないBが特性こだいかっせいで上昇します。
HB・・・A無振りキョジオーンのしおづけをみがわりが2回耐える
S・・・4降りで最速70族抜き(キノガッサ意識)
持ち物
ブーストエナジー
にほんばれ と異なり交代するまで能力上昇は永続です。
テラスタル候補
ゴースト苦手なかくとう技を無効化でき、くらいつくを使用しても交代することができます。
キョジオーンなどのてっぺき+ボディプレスにも対応できます。
どく
苦手なかくとう技・フェアリー技を半減で受けられ、どく状態にもなりません。
技候補
物理技
くらいつく(必須)火力のないポケモン・起点作りのポケモンをハメてTODに持ち込みます。
使用したポケモンも交代できないので、使用する際には注意。
スケイルショット技スペースが厳しいですが、採用するとすれば、きあいのタスキ対策になるスケイルショットがおすすめです。
変化技
りゅうのまい対戦時間終了間近に相手を1匹倒したあと、2匹目のポケモンに確実に負けないために全積みしておきます。
ちょうはつ
のろい・おみきやげ などで自主退場されると逆に起点にされる可能性があるので、その対策などに役立ちます。
みがわりB上昇によりみがわりが相手の攻撃を耐えられることがあります。
状態異常・しおづけ 対策としても有効です。
はねやすめPPが少ないので、使いどころに注意が必要です。
ねむるはねやすめ ではPPが足りない可能性があるので、場合によっては ねむる 推奨です。
状態異常対策・PP節約として優秀です。
にらみつけるPPが多いのでTODと相性が良いです。
ヘイラッシャに有利に立ち回れる技のひとつです。

仮想敵

ポケモン解説
ドヒドイデ
恐らく、くろいきり・ひやみず のあるドヒドイデをトドロクツキで突破することはできませんが、ドヒドイデもトドロクツキを突破することはできません。

TODの勝敗基準である総HPでの決着になるかもしれませんが、HPが多いトドロクツキのほうが若干有利です。

ヘイラッシャ
通常、トドロクツキを安定して受けるために選出されるヘイラッシャですが、この型のトドロクツキにはハメられてしまいます。

ヘイラッシャのA無振りじしんで、HB252トドロクツキのみがわりは壊せません。

キョジオーン技構成が しおづけ・ボディプレス・じわれ といったキョジオーンは絶好の鴨です。

唯一ゴーストテラスタルで交代・のろい という対抗手段はありますが、タイプ一致くらいつく の前では大した脅威ではありません。

【ポケモンSV】トドロクツキ(くらいつくTOD型)徹底考察・育成論 まとめ

  • くらいつくは相手を積みの起点(詰みの起点)にする技
  • 相手の起点作りポケモン・火力のないポケモンをハメることができる
  • この戦術が通用するのは一部のポケモンに限られるので汎用性には欠ける

というわけで、今回はらいつく」を利用したTOD型のトドロクツキを紹介いたしました。

ただ相手を倒すだけがポケモン対戦の戦術ではありません。

ときとして、倒さないことが勝利に結びつくということをどうか頭の片隅に留めておいてくださいね。