【ポケモンユナイト】難しいけど超強力!ミミッキュのコツ&立ち回り解説!

上方修正でさらに強力に!!

10/19にバランス型として実装されたミミッキュ。

当初から猛威を振るっており、特に「かげうち」の連続KO性能の高さに注目が集まっていました。

バランス型でありながらスピード型のような動きができることから、「ゲンガーの上位互換」と言われることも多かったですね。

ただ、そんなミミッキュですが、実は勝率のデータが波紋を呼んでいます。

というのも、実装当初から勝率が47%前後となっており、ワースト10に入り続けているのです。

ワースト10の他のキャラは環境に合っていなかったり、下方修正で性能が落ちてしまったりと納得のデータであることが多いのですが、ミミッキュは性能が低い訳でもなく、環境に合っていないとも言えないため、このデータは正直不思議でした。

という中で筆者も不思議に思っていたのですが、使っていくと何となく理由が分かってきました。

とにかく難しいんですよね…。

操作難易度ももちろんですが、戦い方や突っ込むタイミング等、戦術面の判断もすごく難しくて、最初はどうすれば勝てるのかが結構理解しにくかったです。

また、勝てるときは圧勝レベルまでいけるのに、負けるときは大敗してしまうこともあり、「なぜ勝てたのか」「なぜ負けたのか」の分析がしにくい、というのもありました。

他のキャラだと、圧勝できだしたら「使いこなせるようになってきたな」と思えるのですが、ミミッキュはそういった点で他のキャラと少し違ったので、キャラ理解もしにくかったです。

そういった理由で、勝率がなかなか上がってこないのかなと思います。

筆者も実際使い始めの頃はなかなか勝てなかったのですが、使いながら考えることを繰り返しているうちに何となく分かってきて、大体50戦ぐらいで勝率6割に到達することができました。

そこで今回は、ミミッキュを使うときのコツや考え方、立ち回りについて解説していきたいと思います!

筆者自身もまだ「完全に理解できた」とは思っていないのですが、使い始め~今までで分かったことや意識したことを共有することで、これから使い始める方や、使っているけどなかなか勝てないという方の参考になればと思っています!

使い方に悩んでいる方はぜひご覧ください!

※この記事を執筆中の11/13に、なんとアップデートで上方修正がもらえました!

今回紹介している「シャドークロー」が非常に強くなったので、ぜひ使ってみてください!

  1. ミミッキュの性能は「スピード型とバランス型の中間」!
  2. 役割は「後入り」!「かげうち」を生かした連続KOを狙おう!
  3. 「かげうち」の射程距離アップは、最初はあまり気にしない!

この記事は7分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

事前準備:技や持ち物等の基本情報をザックリ紹介!

技は「かげうち」「シャドークロー」がおすすめです。

「かげうち」は長距離の飛びつき+恐怖効果、敵をKOした時の待ち時間短縮が強力で、「シャドークロー」は待ち時間の短さから何度も撃つことができるため、ダメージを与えやすくなります。

「トリックルーム」や「じゃれつく」も悪くないですが、「トリックルーム」は攻撃技ではないため味方依存になりやすく、「じゃれつく」もダメージは高いものの「シャドークロー」より回転率が良くないことからトータルのダメージ量で劣ってしまうため、基本的には「かげうち」「シャドークロー」のセットで良いと思います。

※11/13のアプデにより「じゃれつく」が非常に強力になりました!

特に瞬間火力の高いスピード型等の攻撃を透かすことができるということで一気に「じゃれつく」型が増えました。

ただ、「じゃれつく」は対複数にそれほど強くなく、集団戦では「シャドークロー」に劣ってしまうため、現在も基本的には「シャドークロー」を選ぶのが良いとされています。

持ち物は「ちからのハチマキ」「ピントレンズ」「するどいつめ」がおすすめです。

技→通常攻撃という流れをよく使うので、通常攻撃に追加ダメージが入る「ちからのハチマキ」や「するどいつめ」は非常に相性が良いです。

また、ミミッキュはレベル5から技にも急所判定があるようで、その急所のダメージが結構大きく、またミミッキュは技・通常攻撃ともに多段ヒットであることから、「ピントレンズ」で急所率や急所ダメージを上乗せしておくと長期戦でも勝ちやすくなります

他にも、火力アップ目的の「もうこうダンベル」や「じゃくてんほけん」、耐久力向上の「きあいのハチマキ」や「エオスビスケット」等も使いやすいので、最終的には使いながら自分に合ったものを選択すると良いかなと思います。

バトルアイテムは「なんでもなおし」がおすすめです。

ミミッキュは妨害に強くなく、耐久力も高い訳ではないので、特に集団戦中に妨害で止められてしまうと一気に厳しくなります。

そのため、その弱点をカバーできる「なんでもなおし」が使いやすいです。

レーンは中央エリアがおすすめです。

とにかく早くレベル7になりたいですし、序盤のラスヒ力もそこまで高くないので、中央に行って早い時間から活躍できるようにするのが無難です。

ただレーンでも決して弱い訳ではないので、学習装置持ちのキャラがレーンに来てくれたら、そのレーンに行くのもアリだと思います。

メダルは攻撃系のキャラなのでいつも通り茶+白がおすすめです。

コツ1:まずは特徴を知ろう!

ミミッキュはバランス型のポケモンですが、「かげうち」によって離れた敵にも突っ込めるため、スピード型のような動き方もできます

ただ、ミミッキュはあくまでバランス型のポケモンなので、一瞬で出せる火力という点ではやはりゲンガー等のスピード型に比べると少し低くなっています。

そのため、スピード型のような「集団戦で敵の後衛アタッカーを、HP満タンの状態から一瞬でKOする」という動きをミミッキュで行おうとしても、一撃で倒すにはダメージが少し足りず、KOしきれずに反撃を受けてしまう、ということが多いです。

また、逆にバランス型らしく前を張ろうとした場合も、ミミッキュは敵をKOした時しか回復できないため、耐久性能が足りなくてすぐに倒されてしまいます

このようにミミッキュは、良く言えば「スピード型とバランス型の両方の要素をもっている」、悪く言えば「中途半端」という性能になっています。

この「スピード型とバランス型を足して2で割ったような性能」が、ミミッキュの難しさの要因になっていると言えます。

ミミッキュの基本的な動き方や立ち回りを考える上で、この特徴を知っておくことはとても大切なので、ぜひ覚えておいてください!

コツ2:集団戦は「後入り→連続KO」を狙おう!

まずは最も重要になる集団戦の立ち回りから考えていきましょう!

コツ1でも書いたように、ミミッキュには後衛を倒すにはダメージが足りず、前を張るには耐久力が足りない、という弱点があります。

そんなミミッキュですが、「『かげうち』の恐怖状態」や「『シャドークロー』による範囲への攻撃と継続火力」、「KOした時に回復できるため連続KO性能が高い」といった強みもあります。

弱点をできるだけ抑えつつ、この強みを最大限生かすには、「後入り」という戦術が非常におすすめです。

「後入り」はその名の通り、味方に先にある程度戦ってもらい、敵のHPが少し減ったところから集団戦に参加するという戦術です。

前を張る必要がないため耐久力はあまり必要ではないですし、「かげうち」の待ち時間短縮効果は味方が倒しても有効なことから、味方と合わせやすい「後入り」はミミッキュに非常に相性の良い戦術と言えます。

加えて、「後入り」であれば敵を一方的にKOしやすいことから、ミミッキュの強みである連続KOにも繋げやすいため、上手くいけば敵を全員KOすることも可能です。

ミミッキュは「シャドークロー」+通常攻撃の継続火力によって、ディフェンス型であっても半分ぐらいのHPなら比較的早くKOできるので、開戦は味方に任せつつ、味方が削ってくれた敵に向かって「かげうち」で突っ込む、という流れで動くと活躍しやすいです。

逆に体力満タンの敵に突っ込んだ場合、耐久力の低さからミミッキュの方が返り討ちに遭いやすいので、基本的に敵の体力が減ったタイミングで突っ込むようにしましょう。

コツ3:無理に後衛アタッカーを狙うのはNG!

もう1点、集団戦について考えていきます!

筆者は冒頭から「ミミッキュにはスピード型の要素もある」「ゲンガーと似ている」と書いています。

とすると、集団戦の立ち回りとして「後衛アタッカーのように耐久力の低い敵を先に狙った方が良いのではないか」と思う方もいるのではないでしょうか。

実際に筆者自身も、ミミッキュを使い始めた頃はこの動き方をしていました。

しかし、筆者がこの動き方をしていた頃は全く勝てませんでした

理由としては主に「瞬間火力の低さ」「離脱手段のなさ」にあります。

これにより、敵のHP満タンの後衛アタッカーに突っ込んだ場合、削りきれずに返り討ちに遭ってしまったり、敵の後衛アタッカーは倒せても他の敵に囲まれてしまって自分も倒されてしまったり、という状況が生まれてしまいます。

この状況になると味方が不利になってしまいますし、そもそも「かげうち」の待ち時間短縮や「シャドークロー」の範囲攻撃を生かした連続KOというミミッキュの最大の強みを発揮できません。

そのため、この立ち回りをしたいのであれば素直にスピード型を使った方が良い、というのが、色々試した上での筆者の結論となります。

とはいえ、もし味方にスピード型がおらず、敵にジュナイパーやフシギバナといった優先的に倒さなければならない長距離射程+高火力アタッカーがいた場合、そんなことは言っていられないこともあります。

その場合は、敵の前衛と味方が戦い始め、敵の前衛と後衛アタッカーとの距離が離れた隙を狙って、ユナイト技も込みで一気に倒しきるのがおすすめです。

後衛を狙うのが絶対にダメなのではなく、「無理をしてでも毎回」狙うのは良くないというだけなので、敵や味方の構成等によって臨機応変に動けるのがベストです。

状況に味方の動きや戦い方によって立ち回りを切り替えられるのもミミッキュの良いところなので、状況を上手く生かしながら戦うようにしましょう。

コツ4:1ガンクは「勝つ」よりも「負けない」ことを意識しよう!

次は序盤の立ち回りについてです。

ミミッキュはレベル5で「シャドークロー」、レベル7で「かげうち」を覚えます。

ミミッキュの場合はこの2つの技が揃ってからが本番で、かつ「かげうち」の待ち時間短縮や回復の性質上、敵をKOすることが必要であることから、敵よりもレベルで上回っておくことが大切になります。

裏を返せば、もし序盤で不利になってしまった場合、1人で状況をひっくり返すのはすごく難しいということになります。

そのため、レベル5で迎える1ガンクは、負けるリスクを背負って無理に勝ちに行くのではなく、負けないことを意識して動くようにしましょう

最低限自分が倒されなければOKと考え、なるべくリスクを冒さないように立ち回る方が、後半に繋げやすくなります。

もちろん攻め込んではいけない、という訳ではないですし、勝てるなら当然攻めた方が良いので、敵のキャラや人数、味方の動き等も見て、勝てそうなら積極的に攻めましょう。

ちなみに、「かげうち」の前段階の技である「ひっかく」は、1段階目しか移動ができません。

そのため、適当に「ひっかく」を使ってしまうと、敵から攻め込まれたときの逃げ手段がなくなってしまいます

そこで、チルタリスの取り合い後の逃げや攻めを見越して、取り合いの段階では「ひっかく」を使わずに残しておくのがおすすめです。

1ガンクで負けないことは試合の中で結構重要なポイントになるので、ぜひ覚えておいてください!

コツ5:単独での無駄な戦闘は避けよう!

主に中盤~終盤の立ち回りについてです。

ミミッキュは、敵に突っ込むのは得意なのですが、戦闘から離脱するのが非常に苦手です。

また、複数の敵に囲まれて生き残れるほどの耐久力もありません。

そのため、オブジェクト戦や野生の取り合いのように戦闘が必要な場面以外は、基本的には戦闘を避けた方が良いです。

もし敵が1人でうろついていたとしても、突っ込んでKOしようとしたら敵に援軍が来て返り討ちに遭ってしまった、というケースが結構あります。

特に中央担当の場合はレベルが敵より上になるので、自分が負けてしまうと敵に経験値を多く与えてしまいます。

そうなるとせっかく序盤で有利をとっても台無しになってしまいますし、もし自分が勝てたとしても、レベルが下の敵を倒してもそんなに効果はないので、必要な場面以外はあまり戦闘をしないようにしましょう。

ちなみに、オブジェクト戦等以外にゴール防衛も必要な戦闘には入りますが、複数の敵からミミッキュ1人で防衛するのは困難です。

なので、もし味方がいない場合は、あまり無理をせず倒される前に離脱するのが無難です。

コツ6:「かげうち」の射程距離は意外と罠?

最後は技について、勘違いしやすいポイントを紹介します。

「かげうち」の突っ込み性能や恐怖状態、KO時のHP回復については触れましたが、もう1つ「壁や草むらを挟むと射程距離が伸びる」という仕様があります。

これを利用すればとてつもなく距離を出せる場所もあるので、特に実装当初は「いかに長距離で撃てるか」が重要視されることもありました

しかしこの考え方は、ミミッキュに慣れていない人にはとてつもなく難しいものになっていました。

そもそもミミッキュは耐久力が高くないので、射程距離の長さを生かして敵に突っ込んだとしても、即座に返り討ちに遭ってしまいます

また、「かげうち」は直線形の技となっていて横幅が狭いので、そもそも遠ければ遠いほど敵に当たりにくくなっています

すなわち、遠距離から「かげうち」を当てるということはまず技術的に難しく、もし当てることができたとしても、結局返り討ちに遭ってしまうので意味がない、ということになります。

筆者も使い始めの頃に思っていたことなのですが、もしこれから使おうとしている方で「『かげうち』はとりあえず長距離で当てれば良いんだな」と思っている方がいたら、それは大きな落とし穴なので、ぜひ知っておいてください!

ちなみに、「かげうち」の射程距離を生かせる場面としては「味方が戦っている集団戦に参戦する時」や「野生(特に敵側)を狩る時」が多いかなと思います。

前者はミミッキュ単独での戦闘ではないので「後入り」のような形が取れますし、後者は様子を見ながら敵側の野生を取りやすく、中央にいるヤジロン等の野生を使えば離脱もしやすいです。

こういった場面以外は射程を伸ばさなくても戦えることが多いので、特に使い始めのうちは無理に距離を伸ばそうとせず、敵に当てることを意識するようにしましょう。

おわりに

今回はミミッキュのコツについて解説しました。

ミミッキュは難しいキャラではありますが、連続KOがハマったときはとても気持ちいいです。

勝率が低かったせいか上方修正ももらえたので、この機会にぜひ使ってみてください!

以上、ぴかっちでした!

この記事を読んでくれた皆さんが、ポケモンユナイトをより楽しんでくれると嬉しいです!