心優しき青いロボット「ロックマン」の魅力とは?

優しく強い…その名は「ロックマン」

誕生から35年以上が経過し、今も多くの人に愛されている「ロックマン」シリーズ。

『ロックマン』『ロックマンX』『ロックマンDASH』『ロックマンエグゼ』『流星のロックマン』『ロックマンゼロ』『ロックマンゼクス』『ロックマンXover』『ロックマンXDiVE』と数多くの派生作品がある本シリーズには魅力的なキャラクターが多数登場しています。

そこで今回は、ロックマンシリーズの主人公である「ロックマン」の魅力について語っていきたいと思います!

今回の内容は…

  1. ロックマンは最初家庭用ロボットだった
  2. 仲間を止めるために戦う決意をした
  3. ロックマンのその後は?
  4. ロックマンの最大の強さとは?

こんな感じでしょうか?

この記事は5分で読み終わりますので、ぜひご覧になってください!

ロックマンとは?

ロックマンが初めて世に現れたのは1987年12月17日。

ファミコンソフト『ロックマン』の主人公として登場しました。

舞台は西暦200X年。人間とロボットが平和に共存する世界。

ロックマンの生みの親はロボット工学の父と呼ばれるライト博士(トーマス・ライト)。

DRN(ドクターライトナンバー).001「ロック」として、妹である「ロール」と一緒にライト博士と平和に暮らす家庭用のお手伝いロボットでした。

しかし、悪の科学者「Dr.ワイリー」による世界征服計画が始動したことにより、彼の物語は動き始めます。

ちなみに…スマブラにも客演!

ロックマンは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にてゲストキャラとして初参戦し、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも続投しています。

ロックバスターをメインに、ボスたちの特殊武器を駆使しながら戦うスタイルです。

最後の切りふだでは歴代の主人公たちと一緒に強力なチャージショットを放つ「ロックマンスペシャル」で、すべてのロックマンファンを歓喜させたといっても過言ではありません。

兄弟を止めるため…ロックからロックマンへ

Dr.ワイリーの世界征服計画の主軸となったのは、ライト博士が製作したDRN.003~008の6体(リメイク版では8体)。

Dr.ワイリーの洗脳により暴れる彼らに心を痛めるライト博士を見て、ロックは自分たちの弟である彼らを止めるために自ら戦闘用ロボットへの改造を志願。

見事弟たちを止め、Dr.ワイリーの世界征服の野望を阻止しました。

  • 両腕はロックバスターへの変形が可能に!
  • 太陽光をエネルギーに変換してショットを発射!
  • 『ロックマン4』以降は強力なチャージショットを取得!
  • 武器可変システムを搭載し、倒したボスの能力を使用できる!

しかし、世界征服の野望を諦めないDr.ワイリーは、今度は自ら戦闘用ロボットを8体生み出して再び世界征服に乗り出し、以降ロックマンとワイリーの長い闘いの日々が続くことになり、その戦いはナンバリング作品だけでも11回にも渡ります。

ロックマンの未来は?

誰よりも強く、戦いに勝利してきたロックマン。

しかし、約100年後の世界が舞台である「ロックマンX」シリーズでは登場しません。

100年の間に何が起きたのでしょうか?

戦いに負けて壊れてしまったのか、寿命が尽きてしまったのか。

一つだけ明確に描写されている未来があります。

「クイント」としてロックマンと激突

ロックマンの未来、それはDr.ワイリーにより改造され、「クイント」と名を変えて過去に戻り現代のロックマンと戦うというもの。

つまり、彼は過去の自分に倒される運命にあるのです。

平和を望む彼の最期が戦いの中、というのはとても残酷なものですが、この未来はあくまで可能性の一つであり、今のロックマンがどのような未来を迎えるのかは誰にもわかりません。

ファンたちはさまざまな予想を立てながら真実を待ち望んでおり、私もまたその一人です。

ロックマンの本当の強さは優しさにある

先述したようにロックマンにはロックバスターや特殊武器など高い戦闘力を持っていますが、筆者が考えるロックマンの強さは「優しさ」です。

生みの親であるライト博士の苦悩を取り除くために、弟たちを止めるために、ワイリーの世界征服計画に苦しむ人たちを救うために。

戦いを好まない性格ながらも、誰かのためにボロボロになりながらも戦い続けるその優しさこそが、ロックマン最大の武器であり強さなのではないでしょうか。

誰かのために立ち上がる最高のヒーロー

100年後の世界では、ロックマンの姿はおろか名前も出てこないことを考えると、彼の功績は記録に残ることなく終わってしまったのかもしれません。

それでも、彼の姿は私を含めて多くのプレイヤーの記憶に残り続け、35年以上も愛され続けています。

私にとっては「昔夢に見てたテレビの中のヒーロー」にほかなりません。

できれば100年後も200年後も、こんなにもすばらしいヒーローがいたのだと語り継がれていくことを願っています。

ライター紹介

政喜
ゲームとバーチャルアイドルとバイクが好きなライターです。好きなゲームのジャンルは2Dアクションで、ロックマンシリーズは今でもハマっています。最近やっているゲームは『マリオカート8DX』『ロックマンX アニバーサリーコレクション』『ロックマンXDiVE』などです。キャラクターの深掘りをしてゲームの魅力を発信したり、読んだ方から「このゲームやってみよう」と思ってもらえたりするような記事を書いていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。